先日、机の整理をしていたら懐かしい物が大量に出てきました
20年くらい前にインプレッサWRX STI Ver6 に乗っていましたが、ECU
をフルコン(アペックス パワーFC)に換えていて、作成した燃料補正係数と点火
マップです。
昔、こんなことがありました。
とあるショップでセッティング込みでパワーFC(コマンダー付き)が販売されていて、
コンピューターチューンに興味があったので購入しました。
4,5日車を預けて現車セッティングを終え車が戻ってきました。店員は「バッチリセッ
ティング出ましたよ」と言っていました。
車はノーマルに比べて調子のよい感じだったので、そのまま乗っていました。
その後、インプレッサ用パワーFCの初期値のデーターが手に入ったので、どのように
書き換えられているのかPCで全てのデーターを比べてみました。
すると・・・
燃料補正係数マップの一部のエリア(16個、全部で400個ある)が書き換えられていた
だけで、それ以外の点火マップを含めた全ての値が初期値と同じだった
書き換えに要する時間は5分もあれば十分、しかも現車合わせでセッティングしたのかも
怪しい
こんな作業で5万円近い作業料を取るのか?、かなりがっかりした。
しかもこのデーターはプロテクトがかかっていて書き換えが出来ない。
大したデーターでもないのでプロテクトごと
「リセット」
特注だったはずのパワーFCがつるしのパワーFCに格下げとなってしまった
こうなったら自分でデーターを作成しよう
と決意し、A/F計と排気温度計を購入、ネットや書物でデーター作成の基礎を学び、
プロのチューナーから助言(データーではなくあくまでも考え方)を頂いて数種類の
マップを制作した。
そしてPCを助手席に置いて、順番にデーターを流し込んで比べながら走行していた。
そうして完成したパワーFCはノーマルと比べ物にならないほどシャープに回るエン
ジンとなったし、何より知識の向上が嬉しかった
そんなインプレッサも10年以上乗り、いよいよステップアップの時が来ました。
そして購入したのが現在も乗っている愛車テリオスキッド。
家族から
「車とバイク両方に金をかけるな、
そんな余裕はない」
と言われて軽自動車となりました。
4駆を乗り継いでいるのはスノーボードに行くからです。
当時を思い出すと頭の中は全てデーターの事ばかりで一生懸命だった自分が懐かしい
です。そんな事で懐かしんでるとA/Fマップは自分なりに煮詰めた感があったが、点火
マップは非常に難しく、想定したデーターを入力してもコマンダーに表示されるノック
センサーの数値が急上昇してあせる事もしばしば。
勉強不足でまだまだ出来ることがあったのでは?と後悔の念が。
昔を思い出したら何だかもう一度トライしてみたくなり、これを買ってしまいました。
RG400ΓのプログラミングができるCDIと排気バルブコントローラー
Zeeltronic PCDI-RGTとPPV-RG2
ハンドヘルド端末はまだ未購入ですが、書き換えが出来るものであれば書き換えてみた
くなるのが心情、壊さない程度に遊んでみます。
2サイクルの点火時期に関しては知識不足なのでこれから勉強していきたいと思ってい
ます。
やりたい事がてんこ盛りで仕事に行きたくなくなってしまう自分が怖い。