今から8年ほど前、取引先が新店をオープンしたこともあり週に何回も彦根まで走っていました。遠目ながらいつも彦根城を見ていたけれど、お城を目当てに来たのは20年ほど前で、その時は改修中で天守閣には登りませんでした。
外濠が埋められずに残っているので城内が広く感じます。
東海道新幹線から見るとよくわかるように、彦根山に築かれた典型的な平山城で入口から急な階段が続きます。
天守閣はまだまだ先のようです。
息を弾ませながら頂上まで登ると、意外にも小ぶりな天守閣が建っていました。
この日はあいにくの雪混じりでしたが、天守から城下を眺める。
琵琶湖が天然の要塞であることがよくわかります。
この方も眺めた光景です。
地元では世界遺産登録を目指す動きがあるらしい。
そもそも、明治に解体の危機にみまわれた彦根城が、今も往時の姿のまま残っているのは、明治天皇が北陸巡幸を終え、彦根を通られたときに保存するようにと大命を下されたからだといいます。
今に残るものを大切にするこころ、知ろうとする気持ちを持ちながら、これからも各地を巡ろうと思います。そこも整って初めて世界遺産に認められるのは、富士山の例で勉強しましたね…