おやまのさくら | あるちゅう司法書士の思うまま

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アルコール依存症のどん底を経験、現在は司法書士として第4の人生を歩む。アルコール問題のほか旅行記、鉄ネタ、たわごと…
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 私はアルコール専門病院だけでも合計235日入院し、重度の依存症であることを自認しています。偶然か何か要因があるのかいつも桜の季節でした。

 山の中腹にある病院なので、OBからは「おやまの病院」や単に「おやま」と呼ばれていますが、今年も「おやま」の桜を素面で見ることが出来ました。


  今日、病院を訪ねて入院患者の話を聞くと、本当に酒を止められるのか不安を訴える人が多くいました。
 私もそうでした。
 当時はお酒を飲まずに生きるなど想像できませんでした。
 だからこそ現実に飲まずにいる人の姿を見に、その人たちの体験を聞きに自助会に足を運びました。断酒は足で稼げと言われてね。

 今日病院で会ったHさんが断酒1年を迎えたときに主治医が彼女に贈った言葉。
 
 「人生は思ったようにはならないが、やったようにはなる」

 桜も綺麗な花を咲かせるために寒い冬の間から着実に準備をしています。断酒も似たようなものかもしれません。

 そして今日の陽気で一斉に花をさかせました。

 帰り道に私が通う断酒会のある町の桜を撮りました。

 


 私もここで冬から抜け出すことが出来ました。

 


 これからも歩き続けます…