そう思うしかないのかな… | あるちゅう司法書士の思うまま

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アルコール依存症のどん底を経験、現在は司法書士として第4の人生を歩む。アルコール問題のほか旅行記、鉄ネタ、たわごと…
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 今年は早めに仕事が落ち着いて例会に出席できる日が多くなりましたが、昨日は約2年ぶりとなる会場へ行きました。

 

 昨日そしておとといとまた家族の涙を見ました。

 ご主人はまだ短い時間ですがお酒は止まっています。
 でも奥さんのこころや家庭のこと、特に多感な時期にある子供さんは何も変わりません。

 「とりあえず」飲んでいない現状にだけ満足するしかない。
 納得できないけど納得するしかない…
 
 断酒して間もない会員の奥さんから必ず出る言葉。

 途切れそうな先細りの声で「そう思うしかないのかな…」

 感情を押し込め押し殺して毎日を過ごしているのですね…。男女が逆でももちろん同じです。

 毎度ながらこの病気の「罪深さ」を感じる瞬間です。

 

 断酒して何年も経ってから突然別れ話を切り出す奥さんの話を時々聞きます。

 家族の回復には時間がかかるのですね。回復できないこともあるのですね。
 お酒が止まり過去のことがなかったかのように振る舞う本人と一緒いるのは耐えられないですよね…

 

 ある方のブログを読みました。

 お酒は飲まず無事のようでしたが文面が酔っ払いでした。ジョッキを片手に話すような言葉でした。受けはいいですが中身が何もない…

 体験談をリアルで語り聞き、他人が語る姿を見て感じることの大切さ素晴らしさ…

 私は今の道を選んでよかったと思います。