アルコールの値段に下限 | あるちゅう司法書士の思うまま

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アルコール依存症のどん底を経験、現在は司法書士として第4の人生を歩む。アルコール問題のほか旅行記、鉄ネタ、たわごと…
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 いつも安くて少しでもアルコール濃度の高いお酒を求めていました。

 そういうアルコール依存症者のコスパ意識はある意味素晴らしい(?)

 

 まあ、私だけではなくこの病気を克服した人には今となっては笑い話ですね。

 面白いというか関心深い記事をご紹介します。効果のほどは未知数ですがひとつのセーフティネットと私は理解しました。

 

 2018.05.02 CNN

 

アルコールの値段に世界初の下限、格安に歯止め 英スコットランド

 英スコットランドで1日から、アルコールの値段に下限を設ける法律が施行され、格安アルコール飲料が値上がりした。こうした法律の制定は世界初。政府は同法によって人命を救うことができると見込んでいる。
 新法に基づき、アルコールの値段は1単位当たり50ペンス(約75円)が下限となる。同法は、国内でアルコール販売の免許を持つ酒販店やバー、レストランなどに適用される。

 
 アルコール1単位は8グラム。アルコール度数40%のウィスキーなどでは25ミリリットル、13%のワインでは76ミリリットルに相当する。英国で標準的な175ミリリットルのグラス1杯のワイン(アルコール度数14%)には2.4単位のアルコールが含まれる。


 スコットランドは以前から、格安アルコール飲料は容認できないと強調してきた。以前は安くて強いアルコール飲料を飲めば、1週間当たりの目安とされる14単位のアルコールを、わずか2.5ポンド(約370円)で摂取することが可能だった。しかし新法の施行により、同じ量のアルコール飲料は7.5ポンド(約1120円)以上へと値上がりする。
 

 同地で実施された健康状態に関する2016年の実態調査では、1週間当たりのアルコール摂取量が14単位を超す人が、4人中1人を占めていた。
 英国の中でもスコットランドはアルコール関連の死者が最も多く、2015年の統計によれば、1週間に22人がアルコール関連で命を落としていた。15~16年にかけては、2万3400人以上がアルコール関連の疾患で病院に入院している。
 

 アルコールの値段に下限を設けたことで、5年以内に392人の人命を救うことができると政府は見込む。政府によると、新法の影響を受けるのは、ホワイトサイダーや格安スピリッツなど、低価格のアルコール飲料が大部分。パブなどで出されるアルコール飲料は、以前から
この下限を上回っている。