柳川から筑後川昇開橋 | あるちゅう司法書士の思うまま

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アルコール依存症のどん底を経験、現在は司法書士として第4の人生を歩む。アルコール問題のほか旅行記、鉄ネタ、たわごと…
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 車中泊2泊目は九州自動車道の広川サービスエリア。3連休の初日(7/14のこと)ということもあり大きな荷物を持って旅に出かける人の姿が目立ちます。

 

 前記事の久留米ラーメンは九州旅行のこだわりのひとつでしたが、この日の午前中にどこを巡るかはまったく考えていませんでした。

 一気に長崎まで走って長崎市内を観光するか、それともどこかに寄り道するか。湯布院から久留米向かう途中で考えて柳川に寄ることにしました。
 
 柳川といえば街中の掘割に柳がなびく日本人好みの光景、そして名物はうなぎ。
 
 
   朝の早い時間では川下りも鰻屋もやってるはずがなく街中を一回りするだけになりました 。
 
 続いて向かったのが福岡県と佐賀県を隔てる筑後川。
 
 その川にかかる1本の赤い鉄橋。
 
 
 変わった形をしていますね。
 引いた位置から写真を撮るとこうなります。
 
 川の真ん中あたりの橋桁が上下して船が通行できるようになっています。
 昇降部のたもとに守衛の方がいらっしゃったので尋ねてみると、昔はと汽船や帆船のような背の高い船を通したけれど、 今はもっぱら観光用に上げ下げするのみだそうです。
 京都から来たと言うと昇降させる時間ではないにもかかわらず実際に動かしてくださいました。
 
 鋼材の橋桁がギギギと音を上げて動くのは迫力があります。
 
 
 最大で23m上昇させることができるところ1/3ほどの高さまで上げてくださいました。橋脚の高さは川に映った影を見ればわかりますね。
 11年前に来た時は橋桁が動くところは見れなかったので感動しました。
 
 
 この橋は昭和62年まで旧国鉄の佐賀線が通っていました。
 今でも橋のたもとには昔の駅舎や鉄道関係の施設が残っています。鉄道ファンとしては実際に列車がこの橋を渡るところを見てみたかったものです。
 
 ちなみに筑後川昇開橋は国の重要文化財に指定されています。