金閣寺 ~その1 | あるちゅう司法書士の思うまま

あるちゅう司法書士の思うまま

アルコール依存症のどん底を経験、現在は司法書士として第4の人生を歩む。アルコール問題のほか旅行記、鉄ネタ、たわごと…
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 平野神社から歩いてもそれほど遠くない金閣寺へ向かいます。

 
 驚かれるでしょうが、長年京都に住んでいながら初めて金閣寺を訪ねます。
 
 若い頃は寺社仏閣には興味が湧きませんでしたし、前を通るといつも観光客が多くどこか遠ざけていました。
 そして何よりも酒ばかりの生活…
 
 バスが着くたびにたくさんの観光客がはき出されてきます。


 順路に従って進みます。

 

 


 外庭の木々や苔だけでも十分に価値がありますが、唐門を潜るとすぐに金閣が姿を現しました。


 金閣寺は正式名称を鹿苑寺といい、舎利殿「金閣」が特に有名なためこう呼ばれます。
 私はその名前から光を放ち権力者の威厳を示す、ともすると威圧的なものを想像していましたが実際には全く違いました。

 金箔のあしらわれた仏殿は春の太陽を受けて輝いていますが、どこか穏やかな空気が漂っていました。


 鏡湖池を中心にした庭園や借景の衣笠の山並みがより穏やかな空間を作り出しています。極楽浄土を表現したというのがよくわかります。

 


 振り返ると方丈と足利義満が手植えしたと伝わる陸舟の松があり、着物姿の外国人が記念写真を撮っていました。


 これだけの人を魅了する京都。燈台下暗しのままでは勿体ないですね。