『ローマ帝国衰亡史』の価格衰亡史 | DVD放浪記

『ローマ帝国衰亡史』の価格衰亡史

遅まきながら、先月29日に神保町を覗いたときのことを記しておきたい。

 

意外に外国人観光客とおぼしき人の数は少なかったけれど、趣味の本屋書泉グランデ前に、いつもはお祭り時にしか登場しないはずのあの人たちの姿があった! 

 

 

 

 

 

 

 

やたらとサービス精神旺盛で、道行く人にさかんに愛嬌を振りまいていた。これは書店独自のイベントなのか? それとも……

 

 

 

 

 

 

 

 

地域イベントがらみってことか。(^^; ホントにこれと関係あるのかな?

◆ 神田祭の楽しみ方ガイド 千代田区観光協会
神田明神

 

 

ま、それについては別途確認することとして、以下の画像をご覧いただきたい。古書店街ではよく見る光景で、特に不思議な点は……

 

 

 


 

 

いや、この筑摩書房の『ローマ帝国衰亡史』11巻揃いが2800円というのはマジか? 見えないところに難あり本が潜んでいるのだろうか?

 



 



実は、少し前の古本まつりで、他の複数店がこの筑摩書房版11巻揃いを5500円で並べていたのを見てショックを受けたことがあった。

あれは3年前~♪ いや、2年前のことだったか




 

 

 

極美本など期待するのもヤボだけれど、今回の揃いに(オビ欠けなどあるにしても)圧倒的なヤレ本があるわけでもなさそうだった。刊行当初は第1巻が3200円ぐらいだったはず。古書市場の厳しさはここまで来たのかと感慨に耽りながらその場を去ると、すぐついその先の路上に置かれた棚にこんなものが!

 

 

 

 

 
 
 
 
 
 
ちくま文庫版『ローマ帝国衰亡史』10巻揃いが8000円とは! (@@; もちろん、文庫版には補遺などのプラスアルファ要素があるとしても、この価格差は……もしかして、本の収納スペースの問題で、かさのある全集ものは避けられる傾向があったりするのだろうか。 (^^;