
Kindle 本セール:ついに岩波文庫も…
アマゾンの電子書籍 Kindle本については、さまざまな販売促進キャンペーンが行われている。
典型的なやり方は以下のふたつ。
①期間限定で販売価格を通常の半額とか3割引きに下げる
②期間限定で販売価格に通常以上のポイントを付与する
それにかかるコストが、出版社、アマゾンとのあいだでどのように負担されているのかは不明だが、とにかく大手の版元は手をかえ品をかえ、さまざまなキャンペーンを展開している。
そうしたなかにあって岩波書店の動きが鈍く感じられるのは私だけだろうか? ポイント付与率が、ふだんは価格の1%(一部例外もある)で、ときどき10%というのはいかにも渋すぎるではないか。(^^;
だから、岩波現代文庫が、近藤ようこの『夜長姫と耳男』(原作・坂口安吾)のキンドル版に価格の半額を超えるポイントを付与したときには、びっくりしたものだった。
岩波新書でもポイントが10パーセントを超えるものがある。
そして、ついに本丸の岩波文庫にも!
新渡戸稲造の『武士道』に、価格の55パーセント相当のポイントが付与されているのを発見した! (@@;
【注意:上記のポイント情報等は次の瞬間には新たなものに更新されているかもしれない!】
ちなみに、岡倉覚三(天心)の『茶の本』とか、内村鑑三の『代表的日本人』などへのポイント付与率は1パーセントのままである。
まあ、『茶の本』などは青空文庫でも読めるわけだけれど、ゼロ円ものには冷たい Ameba ブログの pick からは書影にリンクが貼れないのが残念。 (^^;
今回の『武士道』のケースは、岩波書店による販促キャンペーンの効果測定の意味合いがあるのだろうか? それとも単なる気まぐれなのだろうか? (^^;



