Flying Books | DVD放浪記

Flying Books

2023年になって初めて古本を購入した。場所は渋谷。 以前ここにあった古書サンエーにはたいへんお世話になったものだった。

75年の歴史に幕|TimeOut

営業最終日

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

その上の階にも古書フロアがあることは知っていたけれど、私はもっぱら古書サンエーばかりを利用していた。なにしろ、200円、300円で洋書ペーパーバックを買えるなんてところは他になく、財布の関係で2階は別世界だったのだ。

 

ただ、先月末にふと思い立ってその場所を訪れてみた。

 

1階は依然としてシャッターを降ろしたままだったので、2階を覗いてみることにした。そこが Flying Books だった。

◆ Flying Books 

 

 

大昔に気まぐれで覗いたことがあったけれど、今も同様に、60年代の雰囲気を漂わせたカルチャーものや、美術書、写真集などで溢れていた。やっぱり自分には縁がないフロアかなと立ち去ろうとしたとき、表紙を正面に向けて展示していた本が目についた。桜井邦朋が訳者のひとりとなったSETI関連のインタビュー集で、その隣に彼がかの大陸書房から出した(^^; 本も置かれていた。

 

古書サンエーにも昨年サイエンス関連の洋書が並んだ時期があったけれど、同じタイミングで仕入れたものだったのだろうか。

 

その時は、そのまま帰ってきたのだけれど、いやいや、これは私が買わなくて誰が買うのだ! と思い直して昨日(日曜日)再び訪れたのだった。

 

そこで店主さんとおぼしき人とちょっとだけ話したのだけれど、ペーパーバックについては、新たな仕入れは難しそうとのことで、これは残念‼ サイエンスものはたまたま古書市を通じて入手したものらしい。実はその本の中にたいへん興味深い紙片が挟み込まれていたのだけれど、内容はちょっと明かせない。

 

 

ということで、この日の2冊が、2023年初めて購入した古本となった! いやあ、ふだんの購入金額からすれば大散財だったなぁ……(^^;