営業最終日
渋谷古書センターの1階にある古書サンエーでは、昨日街路の均一100円本コーナーで5冊ほど和書を購入したのだけれど、もう一度洋書を見ておきたくなって、最終日の今日午後に再訪。
あ、2階の Flying Books は引き続き営業するらしい。ペーパーバックの扱いがどうなるのかは気になるところだ。1階のスペースもどうなるかは(表向きは)未定とのこと。
この古書サンエーでも100円から200円ほどの本ばかり拾っていた情けない冷やかし客ではあったけれど、それでも古本の神さまの思し召しか、貴重な出会いに恵まれた、短くともみのり多い年月であった。
In the Winter of Cities は、テネシー・ウィリアムズの詩業のショーケース的なものらしく、表紙の裏に神田北澤書店の、そして今はなき東京泰文社のシールが貼られている。
対向の扉ページの右上に「¥1,480.-」と鉛筆で書き込まれているから、北澤 → 泰文社経由でここまで流れてきたのだろう。戯曲を中心に彼の本をこの店で拾ってきたこともあり、なんとなく私がこの本の最期を看取らないといけない気がしてきて購入(100円=91円+税)。 (^^;
店内の洋書コーナーの棚には In His Steps が売れ残っていた。宗教とは無縁の私のくせに、以前から気になっていたものである。これも何かの縁と思いきって購入。といっても、200円の半額+税! ちなみに、後で調べたら、キンドル本なら無料で入手可能だった。まあ、こういうこともあるさ! (^^;
そして、棚の上のほうに置かれていたのが、ヤンキースのトーリ元監督が「スポーツ・イラストレイテッド」のシニア・ライターと組んで著したThe Yankee Years である。なぜか魔が差して買ってしまった! 300円の半額+税。
結局、本体341円+税で375円。端数5円がサービスで支払い総額は370円と相成った! ホント最後まで情けない客だよな……(^^;
古書サンエーさん、
ありがとうございました!
<(_ _)>