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スター名鑑あれこれ
私は、組織化・制度化された宗教というものは大っ嫌いだけれど、残念ながら、この世界はそれらと分かちがたいもので溢れかえっている。そして因果なことに、本を読むにも、映画を観るにも（それがごくフツーの娯楽ものであったとしても）そうした知識がときに不可欠とまではいわずとも、知っていればそれなりに楽しめることが少なくない。
というわけで、キリスト教なら、すなおに『聖書』と向かい合うべきところなのだろうけれど、どこまでもバチあたりで怠け者の私は、あいかわらず安易な道ばかりを追い求め、八木谷涼子の『なんでもわかるキリスト教大事典』とか、『キリスト教の歳時記』などのつまみ食いで済ませてしまっている。
そして、『聖書』に登場する人物をとりあえず英語でざっと頭に入れておく方法はないかなと思っていたら、先の丸善の洋書そるど市で 見つけてしまった！ 子ども向けの百科・図鑑類で定評のあるDK（Dorling Kindersley）が出している Bible Characters である。
この本は、200ページほどの分量のなかで、90を超える主要登場人物をメインに『聖書』のさわりの部分を紹介していくという、私にとっては実にありがたい “お手軽本” なのである。
しかも、小学校の低学年（まさか、就学前？）向けかと思われるレベルの英語なので、私なんぞにもなんとか理解できるのだ！ （^^；
それにしても、たとえば、上の画像の見開きページにあるような、Naomi とか Ruth などが登場する映画なんてあるのものなのか？ いやあ、それがあるのだ！
◆ エラナ・イーデンとは？
この映画「砂漠の女王」（The Story of Ruth）で Naomi を演じたのはペギー・ウッド。映画版「サウンド・オブ・ミュージック」では修道院長として登場した女優さんである。
※
ところで、私の関心の対象は “キリスト教” のみに限られているわけではない。その証拠に、先の丸善の洋書そるど市ではこんな本も買ってしまったのである！ （^^；