PAN 〜ネバーランド、夢の始まり〜
どうも。弐番です。Ost: Pan/Imports¥2,954Amazon.co.jpPAN~ネバーランド、夢の始まり~を見てきました。まあ、字幕版の少ねえこと少ねえこと。「別に子供向けだから吹き替えでいいじゃん」と思ったあなた。吹き替えで困ることがあるんです。それは松田聖子の主題歌と、水川あさみの吹き替えを回避するということです。これが成し遂げられなければならない最大の課題でした。なんてったって、日本語版主題歌には今年は一度苦しめられたのです。そう。インサイドヘッドです。冒頭、始まる「ライリーライリー」には度肝を抜かれた。無論、悪い意味でである。さて。本作は圧倒的映像美と子役の可愛さ(あと松田聖子)を売りにした予告編を見て多くの人は思ったはずだ。「ああ、これは子供向きだな」ディズニースーパーゴールド絵本 ピーター・パン (ディズニーゴールド絵本)/講談社¥473Amazon.co.jpうん、子供にも楽しめるよう作られていると思う。しかし、単純な子供騙しでは終わらない。実に巧妙に大人向けに作られている。まず、海賊たちは洞窟で歌を歌いながら船長である黒髭を待つ。ある種、オペラ的と言ってもいいだろう。そして歌っている歌。Smells like teen spiritである。子供向けのはずの映画の挿入歌が、まさかのニルヴァーナ。時代設定としては第二次世界大戦のときなんだけど、ニルヴァーナ。Hello, hello, hello, how lowHello, hello, hello, how lowHello, hello, hello, how lowHello, hello, helloWith the lights out, it's less dangerousHere we are now; entertain usI feel stupid and contagiousHere we are now; entertain usA mulatto, an albino, a mosquito, my libidoYeah, heyYeahAnd I forget just why I tasteOh yeah, I guess it makes me smileI found it hard; it's hard to findOh well, whatever, never mindここの部分を繰り返して歌う。How Lowどれだけ低く?正直言おう。痺れた。いや、もう、それだけで取り込まれたわ。しかも、途中でラモーンズのBlitzkrieg Bopまで流れた。ヘイ‼︎ホー‼︎レッツゴー‼︎たしかに、もう、これはロックオペレッタだわ。そして今、この記事を書いていて思った。これって、子供向けだよね。どうしてニルヴァーナなの?そんなのわからん。でも、面白かったから良いではないか。ストーリーは薄く、映像的視覚効果以外になにか意味があるかと言われると困る。でも、僕は満足した。絵本をめくるように映画が進むからだ。それでいいではないか。ちなみに批評家から酷評されている。