男子なら誰でも通る道・・・
というのがあると思う。
その道を提供してくれた美しい人の存在に、とても感謝している。
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21、2歳の頃、一介の不良学生だったオレは、大学の講義なんぞそっちのけで、毎日、ファミレスでバイトばかりしていた。
そんなある日、歳がオレより1歳下の女性がバイト先のファミレスに面接に来た。
同じファミレスのバイトにも関わらず、歳が近いにも関わらず、オレの方が先輩にも関わらず・・・
その女性には、気軽に話しかけることができなかった。
そして、話しかけても、話が盛り上がることなく、逆に気まずくなってしまった。
その度に、オレは話の盛り下がりに比例してテンションも落ちた。
まぁ、話術も見てくれも元々イマイチだったオレではあるが、その女性には、上手く話しかけることができなかった。
なぜなら、その女性は、とびきりの美人だったからだ。
そうこうしている内に、オレは美しい人と、シフトもバラバラになり、全く距離も縮まらないまま、いたずらに時が過ぎていった。
そんな美女なら、男はほっておく訳はなく、美しい人はすぐに彼氏もでき、美しい人の記憶の片隅にすら、オレは入り込むことは無く、学生生活を終えた。
美しい人は、なんと、バイト中、ファミレスでナンパされたお客さんとつき合い、その後、結婚までした。
人づてに聞いた話によると、旦那はオレと同じ頭の悪いヤンキー高校出身で、見た目も悪いとのこと…。
なんだ・・・オレとスペックはたいして変わらんじゃないか。
そのブサイクな旦那とオレとの違いは、攻める勇気を出したか出さなかったかの違いだけだった。
美しさにビビって話しかけられなかった自分が情けない。
ちょっとした冗談一つ言えない自分が情けない。
何も努力しなかった自分が情けない。
美しい人を好きになる以前の問題で、戦場にすら辿り着けなかった自分のヘタレさを許すことができなかった。
よし!これからは、例えフラれてもいいから、女性には、声をかけていこう!と、気になる女性には、積極的に攻め、そして本当にフラれまくったのが、オレの20代である。
つづく
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アスペルガー改善研究所