あの頃の自分へ(最初から)
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スタート奪取が、終わりましたが、4月の本格的な授業開始には、まだ、時間がありました。
そこで、春期講習を受けることにしました。
家で勉強しても良かったのですが、他の予備校では0(ゼロ)学期授業と言って授業が始まっていて、焦りもあって、春期講習を受けたというのもあります。
春期講習は、高校二年生が、三年生になる前の春に受ける授業です。
つまり、オレは、一学年下の生徒に混じって授業を受けることになります。
教室に入り、ものすごく驚きました。
腰を抜かさんばかりに、オレは驚いてしまいました。
何を驚いたのかというと、
周りの生徒が、とても若く、自分がとても老けて感じた。
ということです。
たかだか一年しか違わないので、それほど、見た目にも差は無いはずなのですが、オレだけ、とても浮いている感じがしました。
周りの生徒が、オレのことを、1人おっさんが混ざっていると、笑っているのではないか?と、こっそり周囲を見渡してみましたが、もちろん、そんか生徒はいませんでした。
それでも、
(恥ずかしいのう…。)
と、思い、授業が開始するまで、ずっと下を見ていました。
休み時間になり、トイレに立ち戻ると、
(ヴッ!)
っと、思いました。
なんと、中学の時の剣道部の後輩が、同じクラスの授業を受けていたのです。
後輩から、挨拶をされ、少し話をしました。
オレ自身、浪人が決定していることがバレたのも、なんとなく恥ずかしいし、同じ授業を受けているのも、なんかカッコ悪いし、惨めな気持ちになりました。
まぁ、この後輩は、とてもいい奴だったし、人のことを馬鹿にする様な奴ではなかったので、こっちも開き直って話をしました。
勉強に関しては、随分、恥をかきました。
つづく
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