記憶の海今朝、死んだはずのある人に会えた。 彼女は若く、 そして彼女と対峙している私も比例したように幼子であった。 しかし中身は今の私なので、彼女が言葉にしたことと、 その裏にある本音までもが筒抜けて分かってしまっていた。 どんな形でも会えただけでも嬉しかった。