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たか坊のブログ

スクリーン印刷の資材・機械を販売している商社を経営しています。

日々の日報を兼ねた記事をUPしています。

本日の記事は写真がございませんガーン

いつもないけど・・・


今日の午前中に元同僚・・・と言っても、前の会社で私は札幌営業所。件のF君は・・・どこだっけはてなマークガーン

東京だったか横浜だったかガーン


私の上司(元)が良く「(Fは)俺の子分だ」みたいな事を言ってたけどガーン


自分が会社を始めて、仲良くして貰うようになったら全然違ってましたガーン


まぁ、そんな感じの元同僚から電話が来まして「良くして頂いているお客様がブログを書いているんだけど、たか坊さんって知ってるかい?って聞かれたよ」と


気になっちゃって、外勤先の車中でiPhonで検索して読ませて頂きましたニコニコ

そして、その方に励ましを頂いたので、こうしてキーボードを叩いておる訳ですニコニコ


その方のブログにコメントを書かせて頂いて、折り返し頂いたコメントを読んで、今一度考える事がありました。



とっても、普通で当たり前の事なんですが、

現場でシルクスクリーン印刷をされている方々に、必要な情報が届いていない、という事です。


それはどーしてかってぇと・・・・・




売り手が、お客様が必要としているモノや情報を集めようともせずに、ただ自分が売りたいものを売ろうとしているからだろう・・・と思うのですよ。


いや。物を売る仕事なんだからメーカーはそれで良いんだとかぢゃなくってねガーン



今、ネットを探せば、とってもお安くTシャツプリントの機械が買えます。

今、ネットを探せば、とってもお安くTシャツプリントのインクが買えます。


うん。うちはそんな安くないガーン


これまで公にした事のない私の胸の内を、今明らかにします・・・って、そんな大袈裟な話ではないんだけどガーン


うちの会社は、勿論モノを売って生計を立てております。

でも、うちの会社は「シルクスクリーン印刷のコンサルタント会社」だと思っております。

そのコンサルティング料の代わりにインクやらを買って頂いているんだと思っているのです。


「この前機械買ったんですが上手く使えないんですが・・・」とか

「これで大丈夫って言われたインクを使ってるんですが・・・・」とか


「買ったところに聞いてね」と無碍にも言えずに相談に乗らせてもらいますガーン

だって、折角お金出して買ったモノを無駄にして欲しくないし、

折角シルクスクリーンをやろうとしてるのを諦めて欲しくないし。



昨日、宅急便のヤマトの前社長が書いた本を読んだのですが、こんな言葉がありました。


「サービス第一、利益は第二」


利益を先に考えて、それに合わせたサービスよりも、どんなサービスをしなければならないのか

それを追求し続ければ、自ずと利益はついてくる、そうですニコニコ



最近、ブログのネタに困っているとぼやいたら、F君が教えてくれた社長が返信を下さったブログがここ


と言う訳で、本日は初心に戻るという内容でしたガーン

またもや新年が明けても更新が滞っている当ブログガーン

お客様を訪問する度に叱られまくりですガーン


でも、あまりにもネタが見つからなくて一向に進みません・・・



と、言う訳で。


今回は、弊社のHPやこのブログを検索して下さる中から、ほぼ毎日のように使われている「キーワード」の中からお一つにお答えします。

って事は、以前にも似たような事を書いているのかもしれませんあせる


それがタイトルの内容についてです。


枠に張ったスクリーン(紗)に塗布して孔版を作るための薬剤は「感光剤」とか「感光乳剤」、「ジアゾ剤」とか言われています。


これは、一般に1Kg入りとか5Kg入りとか、はたまたも少し少量で販売されていたりもします。


極端な話、量り売りで購入が可能であれば、その都度必要な分量だけ購入して塗布・感光すればよいので、さほどお悩みにはならないのでしょうが、なかなかそうも行きません。


では、感光乳剤は一体どの程度保管できるのかはてなマーク


「メーカーや販売店に聞いてください」



ガーン


だって、商品によって違います。

そして保管状態によって変わります。


ガーン


と、これだけでは全く意味の無い記事になってしまうのでガーン


まずは、冷暗所に保存して下さい。奥様や彼女に叱られない世であれば冷蔵庫に保管してくださいガーン

一般的に、感光乳剤は「高温多湿」を嫌います。


んで、主剤に、感光粉末を溶かすタイプの感光乳剤は、使う分だけ混合して使ってください。

そもそも、このタイプの感光乳剤は「主剤」だけでも感光する性質を持っています。但し、スクリーンの状態によって、十分な接着強度が保てない場合がある為に、補強的な意味で感光粉末を追加しています。


「感光粉末を混合しなければいつまでも大丈夫」という事はありませんニコニコ



ほとんどの感光乳剤は上記のような「混合タイプ」です。

弊社の商品で言えば、


水性インク用油性インク用油性インク(微細柄)用  がこれに当てはまります。


あと、基本的には油性インク用ですが1液タイプの感光乳剤もあります。これは、とっても長持ちします。

何も混ぜないで、そのまんま使えますニコニコ

で、保存期間12ヶ月。

ってか、保存状態が良いともっともっと長持ちします。知っている所では5年以上持っていますガーン

基本は油性ですが、水性バインダーで印刷しても100刷り以上は壊れませんニコニコ



これ ね ニコニコ


印刷する際に使うスキージ。武士で言えば「刀」のようなものでガーン、ゴムの部分を「スキージ・ブレード」と言うので。

このスキージ、ゴムの部分だけでもいくつかの種類が有ります。


横から見た部分の「厚み」、スキージ・ハンドル(柄)の付け根から出ている部分の「長さ」、刷る絵柄に合わせて選ばなければならない「横幅」、そしてゴムのしなり具合を左右するゴムの「硬度」です。


もっと細かくお話しすると、ゴムの素材にも色々あります。



さて、このスキージ。初めてお使いになられる方からのご相談で良く有るのですが「どれが普通ですか?」と言うもの。


こう聞かれると、率直にお話しして「人によります」としかお答えできませんガーン



シルクスクリーン印刷では、スキージは大切な道具の一つですが、その他にも色々な道具・材料を使います。そして、そのどれもが、印刷の状況に影響を与えるものばかりです。


例えば「版」

これの「乳剤膜厚の違い」・「撥水性」はインクの透過する量に影響を与えます。


そして「インク」

これの「粘度」もインクの透過量に影響を与えます。


まだまだあります。


材料では無く、印刷の状況で言えば、


印刷素材と版の隙間。「オフコンタクト」と言われるものですが、これの違いは印刷のシャープさ。逆に言うと「滲みやすさ」に影響を与えたり、印刷素材の織り方の違いによっては、この隙間の有る無しは生地のけば立ちの原因の一つにもなります。



そして、これが一番大変ニコニコ


印刷する時の、スキージを引く圧力。スキージ圧若しくは印圧と言いますが、これ又インクの透過量に影響を与えます。

実際、上の全てを全く同じ条件にして、筋力の凄い男性と、とってもなでしこな(笑)女性に刷ってみて貰って下さい。


スキージブレードは「ゴム」です。

力を加えるとしなります。スキージングの際に、同じ人が同じ印圧で刷ると、硬いゴムより軟らかいゴムの方がしなってしまいます。言い換えると、スキージがより「寝て」しまいます。そうすると(この部分だけみると)インクが多く落ちます。

同じように、同じ固さのゴムでも、厚みが無い方が、厚いゴムよりよく「しなり」ます。


粘度が硬いインクを使うと、スキージングにより力が必要になりますから「しなる」ことになります。


ちなみに同じ硬さで同じ厚みのスキージ(ブレード)でも、巾が長くなるほど「しなり」ます。



時々「水性用のスキージを下さい」とかお問い合わせされる事もあるのですが「はい、これをどうぞ」とはお勧めしないのは上記の理由からなのです。

冒頭にも少し書きましたが、ゴムの素材が色々あるのすが、溶剤型のインクをお使いの場合、「耐溶剤性」に優れているブレードをお使いになった方が、長持ちするので良いですよと言う事で、決して「このスキージは水性用」とか「油性用」とか分かれている訳ではありません。


「どんなスキージを使えばいいですか?」

と、お問い合わせ頂ければ、

「今、どの様なスキージをお使いで、どんな事にお困りですか?」

と反対にご質問させて頂く事になります。


弊社では常時厚さが6mmと9mm、硬さが60度・70度・80度をご用意しています。

便宜上、70度を「普通」と称していますが、迷った場合はお問い合わせ下さい。
本日は札幌市内のとあるお客様のご要望によりニコニコ
と言うより、やっとかなきゃいけない事を成し遂げに、某企業を訪問して、弊社製品を試験して参りました。

たか坊のブログ-STAN-FILM

シルクスクリーン印刷製版用のポジを作成する材料「STAN-FILM 」でございますニコニコ

これを使って頂く事で、水性インクジェットプリンターでポジを作る事ができる訳なのですが、コンシューマー市場でのインクジェットプリンターでは、EPSONのEP-4004位しかありません。
おまけに、ロール紙は使えないので、いちいち裁断して手差しでプリントして頂く事になります。

と言う訳で、某EPSONさんにお邪魔して、

MAXARTの6550で出力可能か?出力したものがシルクスクリーン版のポジとしての濃度を保てるかどうかを試験させて頂きましたニコニコロール紙も使えるし。


結論ビックリマーク




OK!!ですニコニコ

但し、御注意頂きたい点が数か所ガーン


1.ブラックインクは「マットブラック」をご使用下さい。

 フォトブラックだと濃度が落ちますガーンもともと、フォトブラックはグレーを上手く出力する為のインクらしいので。


2.プリンターが自動的に用紙をカットして下さるのでガーンすが、余白が120mm程余計にかかります

 ですので、ポジは、できうる限り纏めて出力しましょう。いちいち切っていると、10回で1M20cm以上を無駄にしてしまいますガーン
 これについては、マニュアルで上手く切断できないかどうか、EPSONの親切なS様が調べてくれる・・・・・てはずだったと思いますガーン(Sさん。これ読んだら、調べて下さいねガーン

3.PX-6550は8色インク機ですので、ポジの出力のみに使うのでしたら7色無駄ですガーン

4.あ・・・それと、手差し機能がありませんガーン

 PET状のフィルム用紙は用紙トレーに入れては使えないとの事ですので、左右の余白は部分は無駄になってしまいます。別途EP-4004などでお使い下さいガーン


と、言う訳で、STAN-FILMはS様にお預けして、東京にあるPX-6250Sで出力して頂く事にしました。
こちらは4色なので、無駄になっても3色ですガーン


ポジの濃度は、露光機の能力によっても微妙に違ってきますので、一般的に「大丈夫」な濃度を保っているという事でご理解頂ければと思います。詳しくは、電話やメールでご質問下さいニコニコ


という訳で、とっても親切なEPSONさんに行ってきてのご報告でした音譜

本日はショッピングカートのお知らせですニコニコ


ついに・・・と言うか、やっとと言うべきかガーン
わが社のショッピングカートに「クレジットカード決済」が加わりました音譜


これまでは「代金引換」と「銀行先振込」しかご用意させて頂いておらずガーン
時々「カードは使えないのはてなマーク」と言うお叱りをガーン頂戴しておりました。

これで晴れてカードが使える様になりましたので、皆様是非ご利用下さい。

って、カード会社のまわし者ではないので、くれぐれも必要なものだけにお使い下さいニコニコ