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たか坊のブログ

スクリーン印刷の資材・機械を販売している商社を経営しています。

日々の日報を兼ねた記事をUPしています。

しばらく間が空きましたが、本日の加飾バインダーは


「蓄光バインダー」


光を吸収しておいて、暗闇で「ぼわ~ん」と光るビックリマーク


というインク、水性バインダーですニコニコ



このバインダーは、白い生地にプリントすると、薄い緑色。黒い生地にプリントすると・・・・


隠蔽性が低いので、直接プリントするとなんとなく白いガーン

そして、暗闇での光具合も・・・・・


乏しいガーン



ので、黒い生地にプリントする際には、一旦白をプリントしてから、その上にこの蓄光バインダーをプリントして下さい。




と、お問い合わせの際にはご説明差し上げているバインダーです。


で、、本当にそうなのはてなマーク

と思われる方も、一部いらっしゃるかなと思って、画像にしようと思い立ったわけですねニコニコ


うん。


うん。


うん。


確かにそうなりますガーン

って、その画像はどこなのよはてなマーク

って、、


まだ写せていませんガーン


プリントした後で気づいたんですけど、これって暗闇で写さなくちゃいけないぢゃんビックリマークあせる

そんな技術があたしにあるのかはてなマークあせる


という訳で、頑張ってみますので、今しばらくお待ち下さいねガーン

ニコニコ本日のブログは、史上初と言っても良いほど画像が有りますガーン

少し頑張ってみましたガーン



皆様は今日の表題の「濡れ性」という言葉をご存知でしょうか?(正確には今回の場合「水濡れ性」)

と、いつになく真面目な雰囲気の書き出しガーン


なぜいきなりこんな話題かと言いますと、繊維製品には色々な素材があります。

単純に言うと、綿・綿/ポリ混紡・ナイロンなどなど。あ、最近はPUとかもあったりしますね。


で、これらの素材によっては、シルクスクリーンプリントのバインダーやインクが付きやすいものから付きづらいものまで色々な訳です。

で、素材によってはインクだけではくっつかな際に「架橋剤」とか「補強剤」、はたまた「硬化剤」などを混合して、まぁ、接着力を増強してあげなくちゃいけない訳です。


ただ、ここで混同してしまうとまずい事があります。


「防水」とか「撥水」という加工がされてしまっている素材。

例えば、「ただのポリエステル」には付いたインクも、「防水処理をしたポリエステル」にはつかなかったりする訳です。


素材を見てみて「ポリエステル」だったからこのインクを使ったのに剥がれた・・・・

実は撥水加工がされていた・・・・・・・


こんな事がおきないように、少しだけ実例の写真を掲載します。




たか坊のブログ-塩ビ板

生地に見えますがガーン実は塩ビの板です。まっさらの。

指に水をつけて、この上にはじくと・・・



たか坊のブログ-塩ビ板の濡れ性1

保存して拡大して見て下さいガーン(以下同じ)

これが「水濡れ性が高い」状態。

幾分、水滴の輪郭が広がって、なじもうとしている状態です。

そして・・・・・・・・・・・・・



たか坊のブログ-塩ビ板の濡れ性2

写している角度や光線が違うんですがガーン

これが「水濡れ性が低い」状態。

さっきの画像より、水滴が「プルン」としてますね?ニコニコ


どうしてこうなったかと言うと、最初のは買ってきた塩ビ板そのままのものに水滴を垂らしたのに対して、

2枚目のものには、シリコンスプレーで「撥水効果」を与えたものなのです。


撥水、防水加工をした物質には物がくっつきにくい事がお解り頂けたでしょうかはてなマーク


では、繊維製品でも同じくやってみますニコニコ



たか坊のブログ-綿生地

普通の綿100%のTシャツに垂らすと・・・


たか坊のブログ-綿生地の濡れ性

染み込むニコニコ



たか坊のブログ-ポリ生地


普通のポリエステル生地に垂らしても・・・



たか坊のブログ-ポリ生地の濡れ性

やっぱり染み込むニコニコ



じゃぁ・・・・・



たか坊のブログ-ナイロン生地

ナイロン生地では・・・・



たか坊のブログ-ナイロン生地の濡れ性

ビックリマーク濡れ性が低い


ちなみに、ナイロンという「本来の」素材は濡れ性はこれほど低くありません。

アメリカでは、素のナイロンをナイロンガーンと言いますが、日本製品のナイロンは既に防水になっている物がほとんどです。


じゃぁ、撥水加工されたポリエステルはどうでしょうかはてなマーク



たか坊のブログ-ポリ撥水生地

これが撥水加工されたポリエステル。



たか坊のブログ-ポリ撥水生地の濡れ性

やっぱり「プルルン」ですな


さて、最後に防水ナイロン



たか坊のブログ-防水ナイロン生地

これだけウエアじゃなく足カバーなのはご愛嬌って事でガーン



たか坊のブログ-防水ナイロン生地の濡れ性

やっぱり「プルン」ですガーン



さすがに、必要性がないのか、綿に撥水加工を施すことはあまりないので、その実例はお店できませんがガーン


「撥水加工」や「防水加工」は、そもそも「水やよごれをはじくために」する加工ですから、インクも付きづらい。この訳は「水濡れ性」の違いなんですねニコニコ



この濡れ性は素材によって様々です。

「ウィンドブレーカー」と言っても、商品によって濡れ性は違います。Aというインクで付くのか、Bは駄目なのか?

ウエアの商品タグに「ポリエステル100%」と書いてあるからこのインク(だけで)良いかなはてなマーク

刷り始める前に、どこかに「撥水」とか「防水」となっていないか。


素材を見て「なんか怪しい・・・」と思ったら、指に水をつけて素材に向けて弾く。これがいいかもニコニコ



スタンスのホームページはこちら

もう・・・・最近まで降り続いた雪。


なのに、今度は一気に暖かくなってしまって、北海道はとんでもない事になっています。

雪が解けて水浸しになるだけならまだしも、降り積もった雪は一時には全部解けてくれる訳もなく・・・


会社の前のスペースは、完全に雪がザクザク状態ショック!

どんどんワダチが深くなり、うっかりすると、車の腹がつっかえて・・・・・・


火曜日の夕方は、大家さん(弊社の2階)にきていた富士薬品の軽自動車が動けなくなりましたガーン


なのに、祝日明けの今朝来たら・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


そのまんかいっ!プンプン


富士薬品さんが作って行ったふか~いワダチまでそのまんま・・・・・・・・・・・・・・・・


怒りを抑えつつ、黙々とスコップでならしましたプンプン




と言う、世の中の不条理にもめげずあせる

本日も先ほどまでインクの試し刷りをしていましたニコニコ



水性バインダーには色々なタイプのものがあります。

伸縮性が良いけど「ぽてっ」としたラバータイプの他に、繊維に染み込んだように見える、樹脂分の少ないものも。


でも、プラスチゾルインクには染み込んだように見えるタイプはあんまり見かけません。


昔からプラスチゾルインクは別名「アメリカンラバー」と言われているように、ラバータイプのインクがほとんどなのです。


でも実はあるのですニコニコ


シルクスクリーンプリントのインクは、染み込んだ様に見せかけているだけで、実際の所は違います。

色である「顔料」をのりで繊維に接着している訳なので、どんなに頑張っても「染め」とは違うのです。



まぁ、そんな訳で、染み込んだ様に見せかけるインクはどれはてなマーク


ってな事で、実は4つの方法がニコニコ


1.ユニオンインク PLUS インクを使う

2.エクスキャリバー(ダイレクトインク)レジューサー を混ぜて混ぜて混ぜてやわらかくする

3.L-Sink Adhisiveにエクスキャリバーインクを少量混ぜて使う

4.L-Sink Adhisive に油性の顔料を混ぜて使う


さて、どれも一長一短ありますガーン

今日は、取りあえず2と3をやってみました。


でも、写真じゃわかりずらいので、また後日長々と書いてみたいと思いますガーン


ニコニコニコニコWBC。侍ジャイアンツ・・・ぢゃなくて侍ジャパン(古あせる)、負けちゃいましたねしょぼん


これで20日の祝日は、少しゆっくり眠る事になりましたガーン

そしてお昼からは、ファイターズ・オープン戦のTV中継がニコニコ


と、言う訳で、今週は真ん中にもお休みがあるので、今日は頑張ってブログを書いていますガーン



で、タイトルどおり、前々回に引き続き、少し変わったバインダー。


今日は「発泡」です。ニコニコ


このバインダーは、熱をかける事でモコモコと膨らみますニコニコ


これがあたしが試し刷りしたものです



たか坊のブログ-フォーミングバインダー3


お解りいただけるでしょうかはてなマーク


このバインダーはなるべくインクを厚く刷りまして、110度から130度で約60秒ほど熱乾燥いたします。

刷った時点では、乳白色と言う感じなんですが、熱をかけるとどんどん色がなくなります。

そうです。一瞬焦りますガーン


でも、我慢して熱をかけ続けると一気に白くなって、そして膨らんできますニコニコ


あ・・・熱プレス機でもOKですニコニコ

ただ、ヘアドライヤーでは無理ですガーン

110度までいかないもんね。


ちなみに、うちで販売しているオールマイティーバインダーにも混ぜることが可能ですニコニコ


例えば、


ホワイトラバーバインダー90gにフォーミングバインダーを10g混ぜて刷ると・・・・

全然膨らみませんガーン

白さは増しますが。。。



では、フォーミングバインダー90gにホワイトラバーバインダーを10g混ぜて刷ると・・・・

ちゃんと膨らみますニコニコ白さも増します。


でも、膨らむ=生地が伸びて いるので、写真のようにまだらに。つまり引っ張られて伸びた部分にはインクが乗らずに・・・・これは多少致し方ないのですねぇガーン


昔の人は、このバインダーを使って、良く「雪だるま」をプリントした・・・・・って聞きますがガーン


フォーミングバインダーはこちら

フォーミングバインダーMiniはこちら

ホワイトラバーバインダーはこちら



最近の北海道の天気は尋常ではない。先日は道内各地、猛吹雪で痛ましい事件も起きました。


で、猛吹雪だったかと思うと翌日はとっても暖かで、積もりに積もった雪がどっと溶け出してしまう。

今日なんか、国道等幹線道路は水びたしで、中道に入ると、中途半端に解けた雪がザクザクショック!

長年運転してるので慣れているとは言っても・・・君子危うきに近寄らず・・・って考えの方が良いのだろうけど、お客様に品物を届けなければならないので、なんとか4WDを操って・・・・


でも、車体の底がつっかえてしまってはヤバイノデ、道を選んで走らねばなりませんガーン



てな訳で、久しぶりに運転で疲労感を味わって会社に戻ってくると、本日も新規のお客様からお問い合わせあーんどご相談のお電話が。


ネットで情報を仕入れて、試行錯誤でプリントしていたのだけれど、ある問題で行き詰まった・・・とのご相談でした。

こういったパターンのご相談はとっても多いのです。


このご時勢、ネットには情報が氾濫しておりますから・・・って、最近もこんな事書いたような気がしてきたけどガーン


ご相談はお電話の場合が多いので、色々とお話を聞くんですが、今日は取りあえず、今お使いの機材などをデジカメで写してメールして頂きましたニコニコ見させて貰った方が話が早い・・と言うか、電話のご説明だけだと、想像や憶測で話せねばならんので、間違って解釈してしまう恐れがあります。


とっても抽象的に書きますがガーン


シルクスクリーン印刷は、一見、とっても簡単に見えますガーン

物の上に、版をペッタンと乗せて、ゴムへらでインクをなぞれば、ハイできあがりビックリマーク

だからみなさんもシルクスクリーン印刷を始めましょうビックリマーク

みたいなねガーン



確かに、シルクスクリーン人口を増やすにはこう説明するのが一番なんでしょうけどねガーン

でも、他の技術でもそうでしょうけど、基本がなっているのとそうでないのとでは、後々の苦労の度合いが違うと思います。


シルクスクリーン印刷の教科書的なものがあまり見当たらないので大変なんですが、ご相談を頂いた私の答えには、大抵「基本に立ち返ると・・・」って話が混ざりますガーン


そして、今日のお客様も「すみません。ありがとうございました」と、言ってくださいましたが、

いつものように「いえいえ。困った事があったら遠慮なく電話下さい」とニコニコ



折角手がけてらっしゃるシルクスクリーン印刷ですから、いやにならないで、是非続けて欲しいのでニコニコ


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