久しぶりにあんまり間を開けずに書いております
という事は暇なんでしょうかあたくし
さて、本日のご質問は
「紗(スクリーン)
を張る枠って、アルミじゃ無くちゃいけないんですか」
というものです
回答は「いいえ、別になんでも良いです」
ただし。ただしです以下の要件を満たして頂かないと、いつかプリントでお悩みが発生しますよ、という事でして
1.きちんとしたテンションで張る事ができて、長期間そのテンションを維持できる事。
2.剛性があって、テンションに負けて枠自体が捻れたりしないこと。
そして、
3.再利用(破れた紗を剥がして、再度張る事が)できる事
です
これらを満たす物で、なるべく安価な物となるとアルミ製品が最善となってしまうのです
極端な話、5mm厚のベニヤ板をくりぬいたものでも良い訳ですが「きちんとしたテンション」をかけると捻れます
「いや、捻れませんよ」とおっしゃる方がいらっしゃいましたら、それはテンションが足りなさすぎだからです
ホームセンターできちんと製材された松材で作った枠でも全然大丈夫です。ある程度の太さがあれば、剛性もあるでしょうから、捻れたりしませんし。でも、再利用の際に苦労します
何故かというと、紗はボンドで接着しますよね長い間プリントで使っている内に、ボンドの成分が木に染み込んでいきます。再度、新たに紗を貼り付ける際に、このボンドの残留成分が邪魔をして、きちんとしたテンションで張る事ができなくなってしまいます
その都度カンナをかけて削れば良いんですが
勿論鉄でも宜しいのですが、重くてしょうがありません
と言う訳で、アルミ製の枠が一番良いでしょうとなる訳ですが、これにも色々あります。
○○国製のふやふにゃなアルミ枠は簡単に捻れます
まぁ、購入する際にそのお店に
「捻れますか」と聞いた所で、大抵は「大丈夫です」と言うでしょう
そして、使ってみたら捻れてしまい、購入先に伝えると「そんなに強く張るからです」なんて言われちゃったり
そのようなお店からは二度と購入しなければ良いのですが
前回のブログでフラッシュドライヤーを購入なされた方の話を書きましたが、最近「どこそこで購入した何々がどうも・・・」というご相談が増えていまして。正直、我が社は消費者センターじゃ無いんですがみたいな。
そのようなご相談も決して迷惑な訳では無いんですが