北海道もぼちぼち暑くなってきています。昨日今日は雨フリでたまたま寒いですが
あちこちからお問い合わせ頂く頻度も多くなり、ウエアプリントも盛り上がってきている感があります
実は、昨年まで米メーカーで作っていた商品を発注すると、膨大なロットでの注文の要請がありまして。要は「少量では作れませんよ」と言われてしまったので、販売を停止していた商品があります。
最近は濃色生地、すなわち黒や赤や紺等のような生地へのプリントが多いのか、白や淡いクリーム色のような淡色生地へのプリントの割合は減ってきている様に思われます。
なので、でしょうが、この時期になると、時折「黄変除去剤下さい」というお問い合わせが有ります。
熱乾燥が必要なインクでプリントした際に、たま~に発生する(させてしまう)「焦げ」
実は、濃色生地でも起きているのですが、黄変が目立たないので実際はそのままでも問題はありません。
ただ、淡色生地の場合は目視でもうっすら解ってしまいます
この原因は、乾燥温度が高すぎるのでも何でも無く
ウエアメーカーさんが商品を出荷する際に、生地の表面を保護する仕組みを付け加える為に起きてしまうと言われています。ま、簡単に言うと、メーカーさんも「良かれと思って」そうしている訳です
ただ、プリントメーカーさんとしては、通常濃色生地にプリント&キュア(熱乾燥)していて、同じインクを使っていれば、淡色生地の場合に乾燥機の設定を変えたりしません。また、変えてしまっては、乾燥条件から外れる場合も多いですし
という訳で「プリント&キュアしたけれど、生地がうっすら黄変してしまったよぅ」といった場合に、役立つのが黄変除去剤という代物です
「あ!」と黄変に気づいた時に、この黄変除去剤をその部分に霧吹きします。
そして、もう一度熱乾燥します。
黄変が見事に消えます
とっても便利です
まぁ、ここまで長々とお読み頂いたんですが、
「でも、販売停止なんだよね。。。」、とお嘆きのそこの貴方
大丈夫ですここまで書くからには、何らかの予定が無ければ書きません
数年前から散在試行錯誤していました。ただ、サンプルをお出ししようにも「プリントした後に焦がして下さい」とは私も言えず
ちなみに昨日、ある方に「どうだったでしょうか?」と、とっても申し訳なさそうに電話で催促してしまいました。すいません
そんな矢先のついさっき、別の方から「ちゃんと消えました!」とご連絡がありました
。。。てか、焦がしたんかいっ
という訳で、近日中に「黄変除去剤」を新発売致します
スタンスのホームページ
ショッピング(W黄ばみはeb-Stance)のページ