高校3年まで痩せてた原因を考えてみたら、少林寺拳法やってたという過去にたどりついたので、昨日から少林寺拳法ダイエット導入してみた。

上段、中段突きの型を確認しながら、ひたすら一人で基本をこなす。
すんごい汗。しかし、ずっと歩いたり走ったりするよりは自分に合っているんですな。

結果、広背筋が筋肉痛に。。。正しい力の伝わり方をしているのは分かったけど、体力落ち杉。


今日はちょっと軽めにこなして、また明日からしっかり再開。


少林寺拳法ダイエットの結果、本日は昨日より-800gなり。

キッチリ絞れたら…また復活しようかな。。。
家に帰って、ぼ~~~っとしていたら、何故か頭の中で東京時代の思い出が次から次へとフラッシュバック。



初めて配属になった新宿のオフィスから、西武新宿駅のPEPEに地下を通って行こうとして、2時間迷いまくった勤務初日のこと。

初めてテレアポをとれたお客様の顧客管理情報をスクリーンショットで保存したこと。

初めて契約を頂いた歌舞伎町のシステム開発会社様のこと。
契約書に自分の名前をサインする時に手の震えが止まらなかったこと。

誰もが知る大手商社に何となく飛び込み営業しちゃったこと。

応募件数0件だったのに『キミの顔が見たくなったんだ』と、もう一度チャンスをくれたお客様。

飲み会のチームを作って、いつもボクや同業を可愛がってくれたお客様。

六本木でオオゴトしてしまった初めての接待をさせて頂いたお客様のこと。

腐れ縁のように思って頂き、職場を変わられても声をかけて頂いたお客様方のこと。

予算をショートして罰ゲームの激辛カレーを食ったこと。

強烈な額のインセンティブをもらったこと。
全部あっちゅー間に飲んじゃったこと。

常務に飲み代借りてまだ返してなかったこと…

社運をかけて前年度利益の30%をボクに託してくれたお客様。
そして、そのプロジェクトが大失敗に終わって3時間怒られてしまったこと。
新入社員だったのに、3年目とハッタリかまして態度をデカくしていたこと。

2年信じて通ったお客様。上司から『モノにならんし諦めたらどうか』と言われても自分を、お客様を信じて通い続けたこと。そして、僕を信じて契約して頂いたこと。

ハッタリかましたばかりに、とんでもないホームページを提案するはめになってしまい、方々に迷惑かけまくったこと。在職中に納品できず、自分の売上にならなかったこと。

大手製造業の採用プロジェクトに加わったこと。
自分が町工場の生まれで、妙な因果を感じずにいられなかったこと。

2日に1日は通っていた家の近所の割烹のこと。大将の顔。
そこで一緒に呑んだくれた、自分を殺し屋だと名乗るシロアリ駆除のオジサンや、牛丼チェーン店のエリアマネージャーたちのこと。

良く寝過ごして途方に暮れた東葉勝田台駅のこと。
駅で寝てやろうと何回か隠れてみたけど、結局見つかって一度も泊まれなかったこと。
タクシー代が8000円だったこと。

同業者で偶然にも同じお客様を担当していた気のおけない仲間達。

退職するとき、1ヶ月以上毎日送別会をして頂いたお客様や仲間、友達。


間違いなく一番自分の伸びしろが伸びに伸びた5年間。
今や一緒に働いていた人達は、世界に羽ばたいて活躍していたり、起業したり、国の機関に意見を求められたり…凄いレイヤーで活躍している。


僕は家業に帰ってきた。
この町工場からどんな進化を自分に課せるのか。

昔東京で働いていた人。

そこから脱却して、大分のこの町工場からしっかりと着実に何か、を発信していかなければ。

半分仲間に取り残されたような寂しさを感じながらそんな決意を。
いつかまた東京で一緒に過ごしたお客様や仲間とあった時、すげーなお前!と心の底から言ってもらえるように。
今日は少し残業してしまった。

ボクはこのところ、何となく家で食事を作る日々を送っていたのだけれど、今日は少し疲れていたのと、給料日の直後だから。という甘い理由にかこつけて外食することにした。

こんな時、どうしても麺類が頭を専有するのは独身の男の性だ。
ラーメン、うどん、そば、ちゃんぽん。丼の中で波打った小麦麺から上がる湯気を思うだけで腹が鳴る。

そんな食の思考回路だから、体脂肪率だって女子並みの30代になるって訳だ。
一応、体裁としてはダイエットをしている身。カロリーを控えめに。うどんを食べようと帰路の車中で決め、いつもは通り過ぎる角でハンドルを切った。

なんということはない、四国の名を謳ったどこにでもあるチェーン店だ。
店の前には、いかにも高カロリーで美味そうなネーミングの期間限定うどんのノボリが乱立している。
何故にこうも『油』や『肉』というのは、それがついているだけで美味そうな響きになるのだろうか。毎度思うが、カロリー摂取を求める生命維持の本能の強さには驚かされる。


人の流れに乗ってセルフサービスの列に並ぶと、僕の前には母一人で3人の小学生の子供を連れたイマドキの家族連れ。
こどものハシャギっぷりに、少しだけ苛立ちを覚えながら、◯ごぼうぶっかけ(温)のNAMIMORIを頼む。店員が慣れた手つきで丼を温め麺を湯がき、具と麺を丼に盛り付けて出汁を注ぐ。もりつけたところでふわっと湯気が立ち上る。このビジュアルが何とも仕事の後の食欲をかきたてる。

後ろに並んでいたオヤジも同じものをOOMORIで頼む。オヤジと少しの連帯感を抱きながら進み、レジの前にたどり着いた。

何やらレジで子供がサービスの飴をどれにするかを迷っているようだ。会計は、終わっている。

2分ほどした時、突如後方からの怒号。



そう。OOMORIオヤジである。




『俺ぇの麺が…伸びちまうだろうが!!!』





愛だね。これは愛だ。麺への飽くなき愛情がオヤジをそうさせたのだ。

思いの深度としては全く違うレベルだが、『おまえらのクダラン飴争いで俺の麺を緩ますな。出汁を冷ますな。』という一点において少しだけ共感し、心の声で『あんた鬼だ。麺の鬼だ。』とつぶやいた。


これだけ麺にアツいオヤジがどんな食いっぷりなのか気になり、無意識を装いつつI字テーブルを挟んで斜向かいにポジションセット。
俺より啜ってきたであろうオヤジが麺を持ち上げ口に含んだ途端




『ぁつっ!!!・・・ふぅ~~~ふぅ~~~』


麺が美味い間に食いきれそうもない猫舌であることを確認し、目の前で豪快にNAMIMORIを平らげ、何事もなかったのように店を出る。


温かいうどんが温めた体を、もうすっかり秋の気配がする風が吹き抜ける夕暮れ時。

ショーウィンドウのように見える店の中で、麺の鬼は顔を朱色に染めながら必死に麺を冷ましていた。


※この物語はフィクションですし、腹減った。。。
振り返ると以前、人材採用に携わっていた時は、打ち合わせの場所は会社の役員室、会議室(その中でも個室率高い)などに通されることが殆ど。


『人材採用は企業の心臓ですから。』
不思議に思って、尊敬する社長に何故私のような若造を厚遇して下さるのか聞いたところ、この答えを頂いた。自分のやっている職務の真相に気づき、気が引き締まったのを今でも覚えている。


今の仕事ではどうだ。
玄関先、打ち合わせも非常にライトなノリが多い。

お客様は「ラベルは商品の顔。売れるか売れないかの勝負の品ですから。」と、心の底から思って頂けているか、甚だ疑問だ。

それをもっと分かって頂けるように、知って頂けるようにするのが、僕ら末端の営業マンなんだろうな。安値売り業者が問題視されているが、僕のお客様がそういう業者に傾くのだとしたら、それこそ僕の営業力(影響力)不足以外の何物でもない。

そんなことを起き抜け思ってしまうあたり、この業界に帰ってきて4年。
どっぷりとこの業界が好きになり、抜けられなくなってしまったと感じさせられてしまう。

さあ、今日もオシゴト。
一枚でも多く、僕のお客様に素敵な顔をお届けするために頑張ろう。
このところ、営業や製版、デザインなどが中心の生活が続いており、2ヶ月振りくらいに印刷機を本格的に触りました。

結果…普通30分くらいで本番に行けるくらいの簡単な仕事を…

1時間ちょいかかる始末…。。。


この場をお借りして懺悔…。。。


さー明日も営業、デザイン、製版が待っている…
次回印刷機触る時は…迷惑かけないで済むように…頑張ろ…。。。(T_T)