最近twitterを始めて、印刷業界のニュースリリースをしているアカウントをフォローし始めたのだが、大手の新規技術開発以外のニュースと来たら…。。。


(株)○○、倒産

○○(株)、倒産

(有)○○、民事再生法適応


…。


なんてこった。
とんでもなく閉塞感を感じるニュースばかり。


うちは、まだ支持して下さるお客様がいらっしゃるので、現状はそれほど大変な思いをせずに済んでいる。

業界全体のデフレ化
海外マーケットに流出する仕事量の増加

これが深刻な問題であることは、もう明確だ。


キャッシュフローばかり増やそうとする業者が多すぎて、自分の実入りのことを考えられていない業者が多すぎる。
これは昨今製造業全般において見受けられる光景。

仕事は、お金を回す為にするのではなく、あくまで生活をする、設備投資をするためにするものだ。


良い仕事をするために良いコンディションで取り組むには、それ相応の潤いが必要なのだ。

人生の大半を占める仕事。


きちんと楽しみながら、お客様に新しい付加価値を提供できるように、日々取り組まなければ。

改めて最近そんなことを思わされる。



日本の製造業の製造業たる醍醐味は、ウチにあり!

そう胸を張って言えるようにしたいものだ。
メチャメチャにハードな一日だった。。。

機械2台稼動と営業処理(イラストレータのデータ処理やら見積りやら)を平行でこなすというウルトラマルチタスク。

あっという間に一日が終わっていったよ。。。

大量にインキを使う仕事も入っていて、インキ2缶(2kg)をヘラで混ぜまくっていたら、手のひらのヘラの柄が当たる部分が内出血。。。いてぇ。マメもできたし。。。
皮が薄くなっているのか、手を洗うだけでもシミるぜ。


仕事が終わって、社長を銀行主催の新年会まで送っていった。
何でも300社くらいの経営陣が出席する会らしいが、まぁ銀行のパーティーに参加できるってことは、まだまだうちの会社も大丈夫…ってことだろう。


俺の代になってもキチンと誘ってもらえるように、今から努力が怠れませんな。などと考えながら帰宅。


駐車場に車を停め自宅に帰る途中、風に乗ってきた焼肉の香り。




そうか、今日世の中は週末か。

俺はまた明日も作業着をまとって工場に立つ。
能動的に目標設定をして、自分を律して動く人間というのは少ないらしい。

マネジメントの役割は、今までプレーヤーの目標設定値に対してクリアするための方法策を示すものだと思っていた。

何だか、変にマネジメントされたい願望のある人がいるような気がしている。



マネジャーが変わったら変化した。
それは、いいことであると同時に、プレーヤー個人としては少し情けないような気もする。
何故、自分で自分自身をこのステージに持っていけなかったのか。と。

そのマネジャーと出会う前のプロセスを見直し、現状の自分と照らし合わせ、どのファクターをマネジャーによって変化させられたかを理解しておく必要がある。

そうでなければ、マネジャーが変わる度に成果が変化してしまい、環境の変化によって安定して高いパフォーマンスを発揮できない。


優秀なマネジャーは、有能なプレイヤーを育てるのに必要な存在ではあるが、それはマストではない。
本当に優秀な人間は、その環境によらず自ら自問自答を繰り返し、目標設定にチャレンジをし続ける。

こんな人間が集まる強く、経営的にクリエイティブな組織にするには、どうするべきなのか。


このところ、そんなことを考えている。
久々にTSUTAYAでCDを5枚まとめ借りしてみたんだが、そのうち一つのバンドに心惹かれてしまった。

何でも全米デビューが先の逆輸入ロックバンドなんだと。
しかもボーカルの子がかわゆい。。。
で、レンタルしてみたんだが。。。



PV

エッジの効いたリフでゴリ押すギターと、アイドル?とか思わされるボーカルで日本のバンドらしからぬエモーショナルを感じる。



でも、このボーカルの子、タダモンじゃない。

こんな曲もやっちゃうんですわ。もうオジサンびつくり。


なんでしょうか。この愛せちゃう可愛いデスヴォイスは。
ふつーのボーカルとのギャップデカすぎ。

でも、どうなんだろう。あんまり日本じゃウケないのかなー。
今回はCrystal Childrenってアルバムを借りたんだけど、ちょっと歌詞がヘボいっつーか稚拙なのがタマにキズって感じはあるけど。


あーやべ。このギャップにしばらくハマりそうです。


こんな愛せるアイドル系デスヴォイスがあれば、野性味溢れるお姉さんの肉食系デスヴォイスも。


この人キレーだけど、怖いっす。
今日、取引先の印刷会社が来年から完全週休二日制を導入することを耳に挟んだ。

何でも、土曜日を出勤にするよりも、完全週休二日制を導入して助成金を受け取った方が効率的と判断したらしい。

これ、大丈夫なのかね。


要は仕事量が少ないんですよね。きっと。
まぁ、うちも当然厳しいには厳しいんだけど、週休一日のスタンスは基本的に崩さない方針。
だって、仕事を大量に持ってこれたとして、従業員に週休二日から週休一日に戻すことを納得されるはずがないと思うから。

それであれば、有給消化の自由を土曜に多く適応できる環境にすれば良いだけ。



さらに、最近地元の印刷屋が仕事を内輪で回していこうという、協定めいた組織もできはじめている。

これも………小手先ばかりの対処だろうと。。。

その組織に参画するメンバーで、お互いの得意分野を発揮しながら幅広い仕事を取っていこう。と。


いやいやいや。
印刷業界自体がウルトラデフレ状態になっていて苦しいのは分かる。
でも、本質は何故デフレになっているか、ということ。

例えば
・コンビニなどの台頭から、包装資材の流通ルートが劇的に変化した。
・パッケージに使われるそもそもの素材が変化した。(シュリンクラベルなどの台頭)
など。

こういうことになっている以上、地域密着というのはどこまで力を振り絞れるのか。
安さを追求しなければいけない勝負のかけ方をしていても、自分が潤えない。

もっと広く長い目でボディーバランスを整えなければ、地場産業が衰退していくのは目に見えている。


では、私たちが生き残る為には、豊かでいるためには何が必要なのか。

それはやっぱり信頼関係の的確な構築をすることだと思う。



常に高品質な商品を納品できるよう、日々研究・努力をする。

高くも安くもない、適正な価格を保持する。

お客様に愛される担当でい続ける。

新たな展開を常に頭に描き続け、挑戦し続ける。



会社のために、自分の家族の為に、一生懸命働く社員がいる。

彼らを少しでも豊かな生活にするために、この会社で働いているという誇りを持ってもらう為に、僕が取り組むべきことは多い。
真っ直ぐ正直に頑張ろうと思います。


こんな会社に今日新たな命が誕生する予定です。
彼の子供の為にもこの会社を続けていかなければ。

一歩一歩。