今日、取引先の印刷会社が来年から完全週休二日制を導入することを耳に挟んだ。

何でも、土曜日を出勤にするよりも、完全週休二日制を導入して助成金を受け取った方が効率的と判断したらしい。

これ、大丈夫なのかね。


要は仕事量が少ないんですよね。きっと。
まぁ、うちも当然厳しいには厳しいんだけど、週休一日のスタンスは基本的に崩さない方針。
だって、仕事を大量に持ってこれたとして、従業員に週休二日から週休一日に戻すことを納得されるはずがないと思うから。

それであれば、有給消化の自由を土曜に多く適応できる環境にすれば良いだけ。



さらに、最近地元の印刷屋が仕事を内輪で回していこうという、協定めいた組織もできはじめている。

これも………小手先ばかりの対処だろうと。。。

その組織に参画するメンバーで、お互いの得意分野を発揮しながら幅広い仕事を取っていこう。と。


いやいやいや。
印刷業界自体がウルトラデフレ状態になっていて苦しいのは分かる。
でも、本質は何故デフレになっているか、ということ。

例えば
・コンビニなどの台頭から、包装資材の流通ルートが劇的に変化した。
・パッケージに使われるそもそもの素材が変化した。(シュリンクラベルなどの台頭)
など。

こういうことになっている以上、地域密着というのはどこまで力を振り絞れるのか。
安さを追求しなければいけない勝負のかけ方をしていても、自分が潤えない。

もっと広く長い目でボディーバランスを整えなければ、地場産業が衰退していくのは目に見えている。


では、私たちが生き残る為には、豊かでいるためには何が必要なのか。

それはやっぱり信頼関係の的確な構築をすることだと思う。



常に高品質な商品を納品できるよう、日々研究・努力をする。

高くも安くもない、適正な価格を保持する。

お客様に愛される担当でい続ける。

新たな展開を常に頭に描き続け、挑戦し続ける。



会社のために、自分の家族の為に、一生懸命働く社員がいる。

彼らを少しでも豊かな生活にするために、この会社で働いているという誇りを持ってもらう為に、僕が取り組むべきことは多い。
真っ直ぐ正直に頑張ろうと思います。


こんな会社に今日新たな命が誕生する予定です。
彼の子供の為にもこの会社を続けていかなければ。

一歩一歩。