こんにちは
デジタル制作部の今津です。
今回はオペレータらしく、解像度 dpi (ディーピーアイ)について触れたいと思います。
dpiとはdots per inch (ドット・パー・インチ)の略で、
1インチにどれだけ【ドット】が含まれているかという意味になります。
※1インチは2.54センチです。
例をあげてご説明致します。
の図をご覧ください。
5dpiの場合→1インチは1辺が5個のドットで構成されます。
10dpiの場合→1インチは1辺が10個のドットで構成されます。
20dpiの場合→1インチは1辺が20個のドットで構成されます。
漢字の【木】を表現する場合、ドットの数が増える程、元の漢字の形に近付いていくのが分かると思います。
簡単に言えば、dpiの数字が大きくなる程、高精細な画像という事です。
では、高ければ高い程いいのかという事になりますが、それはまた別の問題になります。メリットもあればデメリットもあります。
メリットは、拡大出力しても画質が荒れない、柔軟に加工が出来る事です。
デメリットはデータ容量が大きくなる為、スピーディーな加工が出来ない、画像サイズによっては保存形式が制限されRIPで認識されない事があります。
また当社溶剤出力機では、ある一定ライン以上解像度を上げても、印字品質に大きな変化は起こりませんので、適度な解像度設定が必要になります。
データや出力サイズによって必要な解像度は異なりますので、不明な場合は当社営業マンにご相談下さい。