昨日の記事でまさか否定意見出てしまうとは…、プリニー0号ッス
昨日の記事でニジレンジャーの悪魔強度を載せた結果、まーさーかニジレンジャーがけちょんけちょんに言われるとは露とも思わず…。
先に申しておくと、怒ったり苛ついたわけじゃないです。「1」と「6」のイメージが先行しているならばそういう評価を下すのもやむを得ないというもの。
とはいえ…過去ディスガイア2のプレイ日記ではからずもニジレンジャーをガチで育てた身としては早計な評価を下されてしまうのは億劫ですので、過去のシリーズ全部(漏れがあるかもしれない)の活躍の歴史をば。
注意 当然のようにディスガイアシリーズのネタバレを多分に含みます。予めご了承ください。
ディスガイア1
魔王の権利書に釣られて参戦。人数は3人。赤と青と黄色。
ラハールに呆れられ、エトナに煙たがれ、フロンには興奮され…
フロンちゃんの「3人しかいない」の問いには「友だちが少ないからだ!ヒーローとは孤独なのだ、わかったかー!!」と返される。「まだ」友だちが少ないのだ。
どう見ても変身済みなのに変身しようとしたところをエトナ様に銃撃され、青と黄色が負傷退場(急所を外したので生きている模様)。当然ヒーロー物のタブーとも言える変身中の襲撃に対し当然怒るのだが、「貴様は悪魔かー!?」「うん♡」「しまったーっ、その事をうっかり忘れていたー」は語り草。
フロンちゃんはこの時点でヒーロー・特撮好きを隠そうともしておらず、エトナに怒っている。
その後、金で雇った悪魔を呼んで勝負を挑むのだが…。
まだちゃんと設定が固まっていない頃とはいえ
・友達が少ない→だから友達がほしい
・フロンちゃんの特撮好き
・虹色なのに揃っていない
・基本的にヘタレ
は、この時点で確立している。
初代作品では仲間にならないが、ディスガイア15周年のRefineにおいてクリア後仲間にできる。しかも3色とも。
この作品において魔物型が魔法を扱うのは困難を極めるため、基本的には正義アタック頼みになるか、ブレハ要因に落ち着く。同じ作品ではないが、ディスガイア全作品においての最弱キャラはニジレンジャーでもプリニーでもなく、通信対戦はじめましたの「アサギ」である。
ディスガイア2
こちらはゼノン(偽)の主催の大会で登場。新たに緑と紫が参戦。それでも5色しかいないことは見事に突っ込まれている。
「悪魔センサー」なるアイテムを所持しており、これがアデル側全員に反応していてアデルの言う事すら聞かない有り様(グリーン)。しかしながら、「アデルをも悪魔として反応している」のは、よくよくストーリーを汲むとポンコツアイテムということではないのがわかる。このあたり「ゼノンを召喚するつもりがロザリンドが来た」事も含めてちゃんと伏線である。
基本的にはディスガイア1と変わらないが、ストーリーをこなしていくとニジレンジャーが決戦を挑んでくる(要暗黒議会)。
「邪悪な闇が迫る時!」
「呼ばれてないのに現れる!」
「使命に萌える7つの光が」
「勇気と希望で世界を救う!」
「フジヤマゲイシャ、ファンタスティック、ネー!」
「い、いや…ぼくはその、ほら、あれですよ…」
「あたし達、正真正銘7人揃って…」
「「「「「「「虹色戦隊、ニジレンジャー!!」」」」」」」(バラバラ)
ロザリンドには7人揃えたことを感心され、アデルには明らかにおかしいオレンジとぐんじょうに突っ込んだ。曰く
「オウ、ユーはなにか、ミーにモンクアリマスかー?」
「いや、僕はこう無理やり連れてこられて…(ボソボソ)」
ノリノリな異国情緒オレンジはともかく、ぐんじょうは無理やり連れてこられた一般人である。時代が違っていればマケレンノジャーを託されたかも知れない。
ともかく、7人揃ったから負けないと意気込むも、レベル50ではいかんともしがたく(ちなみにディスガイア初デビューのアサギも50)、あっという間に鎮圧。弱さを嘆く羽目に。
この時点でも人間であることを自負していたアデルに「ニジブラック」の称号を託して去ることになる。アデルにはげんなりされ、ロザリンドには「余には何も無いのか?ニジピンクとか…」と渇望された。
この他、お助けアイテムの携帯電話で助っ人としてニジレンジャーを召喚したり、ホルルト村に5人招集出来たりする(この時点では仲間ではない)。そしてPSP版以降ではアデル議員議会を挟んでレッドのみ仲間にできる。性能はディスガイア3準拠。魔物物理で遠距離は魔法に頼ることになる。
ディスガイア3
なんか種類が多い
1.凶室のお邪魔キャラとして、5色鎮座。ただただ邪魔なだけなのであの手この手でどかすことになる。
2.凶師として、「初代ニジレッド」とオレンジぐんじょうが。と言っても初代ニジレッドは既にお亡くなりになっておりゾンビである。
一応凶師効果はあるのだが、私自身ディスガイア3はやり込めていないので多分彼らより強い人がいたはず。
3.界賊として、7色で襲来。何気に十紳士界賊とともにレア界賊扱い。
4.後日談の1人。上記と違いレッド以外全員不在。遂に「友達がいない」である。元凶に奪われたのは友達とのこと。レベルは300程。
しかしボコボコにされた挙げ句マオたちにニジレンジャーの座を追われてしまう。結果称号は「ニジっぽい人」。哀れな…。
ディスガイア作品の時系列で行くと初めてプレイアブルキャラクターとなったため、ニジレンジャーファンは歓喜した。ファンじゃない人は困惑した。
魔チェンジは「剣」。
ディスガイア4、でもその前に外伝が挟まる。
プリニー1
本編には登場しないが、DLCステージ第一弾のフロン戦にて登場。フロンちゃんが追い詰められると突如フロンちゃんが上空へ退避。そこに赤と青と黄色がラグビーアクションを始め、フロンちゃんと「何故か」プリニーカーチスも加わって跳ね跳ぶラグビーボール…という技演出に登場。
フロンちゃん自体、ニジレンジャーっぽいお面を持っているし、この作品ではニジレンジャーと協力して技を繰り出している辺り「ただ単に特撮風味のニジレンジャーがそれっぽいから興奮していた」とも言えなくなり始めている。
ディスガイアインフィニット
直接登場するわけではない。が、少なくとも1と2の間の時空線でありながら「ニジレンジャーVSゴリラ丸」のDVDがプレミア価格で売られているということが判明。しかもフロンちゃんが「魔界通販アマゾンビ」で注文していてウキウキで待っているというのがプロローグで語られる。つまり「筋金入りのファン」である。
それもそのはず、「虹色戦隊ニジレンジャー」は魔界と天界で大人気特撮アニメで
・歴代ニジレンジャーは数万人、敵対した組織は数百万単位
・人間界ではご法度のはずの「命のやりとり」が平然と行われており、そのスリリングな作風がナウなワカモノにバカウケ(ちなみにPTAはブチギレ)
・結果失踪者が後を絶たないが志願者も多い
という有り様。
…要するに我々が見ていたニジレンジャーは「アクター達の裏側」なのである。そんなバカな。
なお、そんなウキウキで待っているフロンちゃんのDVDだが、魔界通販の粋な計らい(余計なお世話)でBlu-rayに差し替わっており、結果「フロンちゃんがDVDを見られない」というEDと、「ちゃんとDVDを獲得して1人で楽しんでいる」というEDと、トゥルーエンドである「みんなでBlu-rayを鑑賞する」というものになる。このあたり、某笑顔動画に丸上げされているので…ね?
ディスガイア4
まさかのDLCだが、それに違わぬ厚遇を見せる。
まず本体である赤が固有キャラ。相変わらず友達がいない。
従来の「魔物型」→「人型」に変更
さらに「汎用人型キャラ」として青、黄色、緑、紫、オレンジ、ぐんじょうが作成可能。ただの汎用型と侮ることなかれ、「全員が得意武器が違う」「全員がパラメータが違う」「全員が固有魔ビリティーが違う」「それぞれの色に声が違う」という超破格待遇。味方として7色揃うのはコンシューマーではディスガイア4だけである。
ただし、ただでさえ少ない1軍枠(最大64枠)を7枠喰らうという問題が発生する。そうでなくとも固有キャラはDLC含めて30枠も食うので、人によっては後援会に送られがち。この他、赤は宇宙戦艦ガルガンチュアの界賊パーツを持ってくる(導入はア・バオア・クーである)。
また、フーカ&デスコ編4話で敵としても登場。地球の危機ということで7色揃えてきた…が、世界の危機を救ったフーカ達の敵ではなかった。ちなみに該当マップではゴリラ丸が友情出演している。
ディスガイアD2、ディスガイア5
出番なし。ただしフロンちゃんの「大怪獣フロン」の技演出で出てくる戦闘機に登場し撃墜されるというカメオ出演をしている。
魔界ウォーズ
出番なしだが、ポジションがよく似た5匹組プリニー集団がいた。
ディスガイア6
まさかまさかの固有キャラとしてレッド担当の「虹野ぴより」が参戦。ただしそれ以外の色達は破壊神の襲来で散り散りに逃げおおせており、テレビ編成としては打ち切りの危機となっている。
状況を鑑みるに「人間界のテレビ業界としての世界で撮影されている人達」であり、インフィニット時代とは異なる模様。また、ぴよりの兄貴もニジレンジャーだったのだが、事故により死亡している。
…というか、ニジレンジャーの女性演者というのは珍しいらしい。なにせこれまでに登場したニジレンジャー7色のうち、紅一点と評しているのは紫。しかも地の説明文で「オカマで最年長」と書かれてしまっている。
ともかく、ゼット達の出会いでぴよりが変わっていくのもディスガイア6のお話のひとつなので、ぜひ買おう。
ディスガイア7
出番なし。残念ながらぴより含めてニジレンジャー達はお呼びがかからず。無念。
ディスガイアRPG
☆3として赤が。他の6色が☆1…なのだが、新たに白と黒とピンクがいる。「あなた達誰ぇ!!!?」(某宝くじCM風)。
白、黒、ピンクが全く知らないところから来た…わけではなく、白いのは地球防衛軍にいるアストロシリーズが元ネタだし、黒とピンクはおそらくディスガイア2のやりとりが元ネタ。だからといってCV緑川でもCV田村ゆかりでもない。ただしボイスは新録。
基本的にはディスガイア4を踏襲しているが、何故か得意武器が当時と違っている。特に緑は能力的には魔法なのに武器は杖ではない。うーむ。
基本的にはドロップキャラの宿命として能力はかなり低い…のだが、固有技のバフが地味に優秀であり、「下手な☆2、☆3キャラよりも優秀」という評価である。特にユーザーから評価が良いのは「条件によっては二重でバフを与えられるぐんじょう」と「最速で動けるオレンジ」、そして「低ランクキャラにアンプル設定された事で評価爆上がりの青」となっている。
…書き上げた時間、3時間である。
万人受けするキャラではないとは思ってはいましたが、あぁ書かれてしまうと書かずには居られなかった…ッス。
ちなみに私自身は前述のように「ディスガイア2時代のプレイ日記中に育てた」のと、「そのきっかけがニジレンジャー大好きな方の猛プッシュ」というのもあって、ニジレンジャーの連中は「ほっとけない存在」ですね。好きとかきらいとかそういう話じゃなかったりします。