特別記事・飛鳥昭雄
今の75歳以上の「後期高齢者」の特に戦前生まれは、言っては悪いが〝日本を三度滅ぼしている〟!!
一度は、薩摩の海軍、長州の陸軍の「帝国日本政府」に踊らされ、「勝った、勝った、又、勝った」で調子に乗り、「神武天皇」が警告した「太陽が昇る東へ攻め入ってはならない」警告も、戦争で儲ける熱気で綺麗サッパリ忘れ去り、簡単にアメリカの罠に嵌り、ハワイの真珠湾を攻撃する愚策に嵌【はま】った。
その結果、「大本営」の意のままに「玉砕【ぎょくさい】」を繰り返した挙句に犬死し、日本中を焦土と化してしまった。
戦後は戦後で、井の中の蛙の「日本軍」を叩き潰したダグラス・マッカーサーを解放者、又は神と崇め、アメリカが掲げる欺瞞である、「先の大戦は日本国民の責任ではない」の甘い飴に見事に引っ掛かり、一部の知識層を除いて、アメリカに盲従するだけになった。
その背景にあるのが、「極東軍事裁判(東京裁判)」だ。
多くの戦犯が裁かれる段階で、日本国民に対し、アメリカは「悪いのは当時の日本政府で、日本国民は戦争責任を詫びる必要も無く、他国に補償をしなくてもいい」とするイメージ操作が功を奏し、日本は「国家責任」も、国外にも国内にも処理しなくてもよくなった事で、殆どの「日本人(現・後期高齢者)」は、ドイツ国民のように戦争責任を取らずに済んだ。
この背景にあったのが、日本をアメリカのハワイ州として吸収する底意で、アメリカが日本に代わって賠償するのを避ける為でもあり、未だに「スパイ防止法」を「自民党」が作らないのも、アメリカの属州だからで、事実、世界最大のスパイ組織である「CIA」が、極東本部として東京の「アメリカ大使館」にある以上、日本にスパイ防止法があると困ったことになる。
責任放棄でアメリカ様々となった多くの戦争当事者だった「日本人(現・後期高齢者)」は、今度は「帝国日本軍」からアメリカ軍の奴隷となり、この一部始終の変節と変遷、そして変貌を見ていたダグラス・マッカーサーは、「日本人(現・後期高齢者)」の頭の程度を、成人の頭脳のドイツ人と比べ、せいぜい12歳程度と「アメリカ議会」で揶揄【やゆ】する事になる。
その代わり、当の「日本人(現・後期高齢者)」は、GHQ製の「平和憲法」を受け入れねばならず、それが後の「サンフランシスコ講和(平和)条約」へ結びつく欺瞞へと繋がっていく……
つまり、アメリカの「餌」に食いついた当時の殆どの「日本人(現・後期高齢者)」は、霞が関官僚がアメリカと協力して作った造語、つまり「敗戦」ではなく「終戦」にした最大の理由が、「日本人(現・後期高齢者)」に罪悪感を与える為の政策、「WGIP/War Guilt Information Program(戦争についての罪悪感を日本人の心に植え付けるための宣伝計画)」を覆い隠す、相矛盾するカモフラージュだった。
「終戦」という言葉は、第三者が勝手に起こした戦争が、勝手に終わっただけの意味しかなく、このイメージ操作により、当時の「日本人(現・後期高齢者)」は、薩長から始まる「帝国日本政府」に散々利用された挙句、今度はアメリカの「マインドコントロール(大衆操作)」下に嵌【はま】った。
当時の「戦争孤児」を含む子供(現・後期高齢者)も、アメリカ兵からチョコレートを貰う「Give Me Chocolate」の世代で、給食のコッペパンというアメリカの撒き餌で成長し、知らず知らずの内にアメリカナイズされていった。
TVでは、在日朝鮮人の「力道山」がアメリカから帰国、悪いアメリカ人を日本のお家芸である「空手(空手チョップ)」で次々と倒すCIA製の八百長劇に、「日本人(現・後期高齢者~高齢者)」全体が狂喜乱舞し、アメリカが仕掛ける「在日を使う日本人支配体制」の一環となる「在日特権」、「在日就職枠」、「特別永住権」、「通名制」が、次々に本格化する。
一方、アメリカのTVドラマが次々と日本の茶の間に押し寄せ、「スーパーマン」、「ルーシー・ショー」、「ローハイド」、「ララミー牧場」、「モーガン警部」、「ベン・ケーシー」、「ライフルマン」、「パパは何でも知っている」、「うちのママは世界一」、「名犬リンティンティン」、「アニーよ銃をとれ」、「ハイウェーパトロール」、「ルート66」、「アンタッチャブル」、「ガンスモーク」、「ハワイ&アイ」、「サンセット77」、「マイク・ネルソン」、「名犬ラッシー」等が、堰【せき】を切った洪水のように溢れ、次々とTVのゴールデンタイムを制覇する中、版権料はアメリカの対日本政策で〝無料〟だった。
ついでに言えば、アメリカ製の無料TVアニメーションも大量に押し寄せ、「ポパイ」、「フィリックス君」、「お化けのキャスパー」、「ディズニー・ランド」、「ベティ・ブープ」、「マイティマウス」、「ウッディー・ウッドペッカー、「トムとジェリー」、「マイティ・ハーキュリー」、「(アニメ版)スーパーマン」等、日本のTVの中心は、アニメーションを含み全てアメリカ製に占められ、特に戦後生まれの「団塊の世代」は、戦後の空気感そのままアメリカ大好きになっていった。
その隙に現れたのが、在日系を中核とする「自民党」で、在日だった岸(李)信介首相と半島系の文鮮明(ムン・ソンミョン)の「統一教会」が協力体制を決め、「自民党」と内部一体化で「日本人(現・後期高齢者)」を取り込み、下部組織の「勝共連合」が地方の自民党を強化していった。
一方、外部では同じ半島系の池田大作(ソン・デチャク)が「創価学会」を強化する為、CIAの手引きでアメリカに渡り、そこでアメリカ製「モルモン(末日聖徒イエス・キリスト)教会」のシステムをまるごと導入した事で、多くの「後期高齢者」と「団塊の世代」を一気に入信させ、「政教分離」違反でもアメリカがOKした結果、政界に「公明党」が興き、外部から「自民党」を支えていった。
在日系「清和会(安倍派)」が支配する「自民党」と、半島系の「統一教会」と、半島系の「創価学会(公明党)」の「三位一体」で、アメリカの「ステルス支配」を盤石にする体制を、「在日シンジケート」が「日本人(現・後期高齢者)」と、その子の世代の「団塊の世代(高齢者)」を次々と騙して達成していった。
特に「現・後期高齢者」は、「薩長政府(明治政府)→アメリカ軍→自民党」と次々と盲従し、自分達の子どころか孫の代まで滅ぼす基盤を置いた最悪の世代となった!!
今の「オレオレ詐欺」を見れば分かる通り、簡単に騙される世代で、特に地方の老人層は、何があっても「自民党」の岩盤層となり、「9・11:東日本大震災」で家を津波で押し流されても、「早く援助で家を建て、孫を呼びたい」と、次の津波や放射能など何も考えない人間が殆どだ。
彼らは孫子【まごこ】の代まで、「三代に渡って滅ぼす」最悪の世代といえる!!
<※あくまでも個人的見解です>