そして、次に登場するのは。三原勇希ちゃんだ。
4代目MCとして登場するのだが、既に優ちゃんの時代にもずっ
とレギュラーで登場していて。
週間ランキングのコーナーを1年続けており、事実上三原勇希
ちゃんは4年。このSakuSakuに登場する事になる。
ある意味では、この時期が一番の円熟期というか。芳醇な
時代とも思える時期で。
既に1年SakuSakuに出ていたというのもあるが、東大阪の
ノリというか。育ちというか。
トークの部分に関しては、全く不安な事のない。安定した
クオリティーを出してくれていた。
この頃にも何作かネタを投稿し、三原勇希ちゃんにもぼく
等がむばるベアーズも覚えてもらえていて。
SakuSakuDVDイベントでもくまの顔を見れば、名前も
呼んでもらえる程だった。
黒幕先生も、勇希ちゃんのような雰囲気の子がお気に入り
なのか?扱いがいいのか?
芳醇な時代は、誰もが過ごすには春のような日々でもあった。
しかしながら、三原勇希ちゃんの歌手デビューというのは。
どーにもこーにも・・・SakuSakuからの追いゼニというか?
追い仕事というか?軽い軽いタイアップのような?一時しのぎ
の企画もののようで。
せめてもの救いは日テレのシューイチへのレギュラー出演く
らいだろうか?
どうにもこうにも、tvkとSakuSakuからの後味の悪さが目立つ
ようになり。
これらが後に大爆発を起こす訳だが・・・。
その後に三原勇希ちゃんの主演の舞台へも観に行ったぼく等。
ベアーズの顔を見ても覚えていてくれて、僅かな時間だけ歓談
できたのですが。
マネージャーが舞台終わりの掟を知らないのか?歓談の列がで
きているのに。手を引いてあっちだこっちだ連れ回して、戻っ
て来ないという所業には呆れたもんでした。
そして、三原勇希ちゃんの卒業の後。SakuSaku5代目MCに
就任したのが、トミタ栞ちゃんだ。
岐阜の高山からやってきたこの子は、あろう事か!?
芸能活動初っ端がこの、SakuSakuだったのだ。
まだ東京での拠点もなく、収録の度に東京(横浜)へ長距離バス
に乗ってやってくるという・・・。
その東京での拠点ができるまでの数週間を、レンジェンドウィ
ークと称して。歴代のSakuSakuの元MC陣が週替わりで登場。
木村カエラちゃん以外のメンバーが全員揃うという、長年見て
きていた常連にはこれ程嬉しいものもない。
そして、音楽情報バラエティ番組としては。ある意味では完成
の域だったのかもしれない。
突如高山からやってきたこの子は、人前で初めて歌ったという
場所は。
SakuSakuイベントで行われた、日比谷野音のおよそ1万人の
いる前で彼女はサザンオールスターズの栞のテーマを熱唱した。
両親がこの歌が好きだったようで、娘に栞と名付けた事からら
しいのだが。
彼女の高山の実家が、有名なラーメン屋の娘だと知るやいなや、
高山へサクサカーが枚挙して訪問するなど。
その辺の盛り上がりもあったのですが、この頃になると。
がむばるベアーズ的には、少し懐疑的な感じもし始めていた。
その辺の盛り上がりを見てか?2年目の歌手デビュー。
何だかこの盛り上がり方は、今までのSakuSakuとは違うな?
という、違和感というか・・・。
誰かが仕掛けている、お膳立てたような?作為感を感じて仕方
がなく。魚の小骨が喉に引っかかるようなものだった。
族に言う、二匹目の泥鰌と言うものだろうか?
そして個人的に決定的だった事として起きた事件としては、
両親が出店したつけ麺博だった。
こちらは、つけ麺を食べに行った。噂に聞くあの店の腕前
とはどういうものなのか?食べに行ったのだが・・。
明らかにおかしいのが、父親!大将だ!
注文受けたのにラーメンを作らんと、窓に頬づえしたまま
こちらをずっとガン見してきた。
最初はなんだこの人!?ってもんだが、こちらがある程度の
サクサカーなのを知ってか。お前知ってるだろ!?
とでも言わんやの態度で、自分も娘のお陰で有名人ですとでも
言いたいのだろうか?
ラーメン屋の大将がラーメンを作らないというのだけで、十分
おかしな事態だが。こちらは栞ちゃんには用があっても、両親
に用はないのだ。
明らかに、サクサカーがもて囃した結果。増長している部分も
垣間見えてて。その結果でこういう事が起きていると、確信に
似たものを感じた。
更には大きな事件が起こる。
まだトミタ栞ちゃんが残り1年の任期を残している最中に、番組
を作りづつけていた。黒幕先生他、スタッフや、パペットに至る
まで全てが一新されるという。
しかもトミタ栞ちゃんだけはそのまま残り、パペットも2度目の
変更という・・・。
そして、13年間続いていたとあるアパートの屋根の上が終わると
いう事態に。
これらは今まで支え続けた、サクサカー達からは批判しかなかった。
しかも前出でも危惧したように、tvkサイドの後味の悪さ!
今まで会社の危機を何度も救ってきたであろう、最大の貢献人への
冷遇というか。
人事権への介入などで、あまりにも有名になりすぎた会社員の存在
が彼等には疎ましくなったのだろうか?
HTVの水曜どうでしょうのふじむらDや嬉野Dのような?日本で一番
有名な会社員というそのテイは、tvkでは存在が大きくなりすぎてし
まい切られるとでもいうのだろうか?
今まで必死にやって来ていた彼等を省いてまでも、まだSakuSakuと
いう枠を続けようという・・・。
tvkの上層部やPの野郎の考え方が、サクサカーからの批判に晒される
事になる。
しかも、黒幕先生の最後のサクサカーへのコメントは、tvkの有料サ
イトからのみという。これもまた何とも癖の悪い終わり方で。
黒幕先生においては、あともう1年やって。トミタ栞を自分が送り出
して終わりたいというところもあったようだし。
何よりも、早くして急逝したご意見番さんとの誓いのような約束。
この番組を絶対に辞めないという・・・その気持ちは、儚くも一部の
人間によって潰える事となるが。
最後の出演の時も、涙ながらに。もう、ここらでいいかな?という
そんな事も漏れておりましたが・・・。
彼にそんなセリフを言わせてしまう事の方が、よりtvkは罪は重いも
のだと断言しておきたい。
長年続いた、とある屋根の上からの姿は13年という長寿を全う
しきれたのだろうか?
しかしながら、ぼく等個人的な立場から言わせてもらえば。
SakuSakuと巡り会わなければ、今の自分や。今出会えている
皆さんとの出会いもなければ。
もしかしたら、くまろく←自身がこの世にすらいなかったかも
しれないし・・・。
少なからず、詰まらないと思っていた人生や価値観に一筋の
”笑い”という光を灯してくれた事には違いなく。
そこから始まる”日常”というものがあってこそ、このブログも
あの配信も始まらなかったのだけは確かだと言い切りたい。
そして、今もなお。
番組へ投稿し続けているサクサカーの皆さんだって、まず今
現在の生活の中で。人生においては自分は主人公ではあるで
すが・・・。
それを世間という広い括りに置き換えた時に、このSakuSaku
という番組は。ほんの一瞬だけ、自分の投稿したネタや、メー
ルや、写メが世間に知られるようになり。
その短い瞬間だけ、主人公になれる。数限りなく少ない、貴重
なる時間なのだと・・・。
TVに出ている人だけが主人公になれるのではなく、今これを
読んでいるあたなも、主人公になり得る。
そんな舞台でもあったのです。