午後・・・12時30分を回りました・・・。
Dear.みなさん・・・お昼休みですが、いかがお過ごしでしょうか?
こんにちは!チェリッシュです!
同じ作品、同じ脚本、同じ演出・・・。ひとりの演者がずっとやってるの
とも違って。気になる女優さん達が、続々とその役を演じる姿を観て
みると。実に面白さが変わりますのよ。
既にストーリーもオチまでも判っているのに、それでもあの娘のあの
役はどうなるんだろうか?
今度はあの娘があの役やったらどうなるんだろうか?っていう興味が
また湧き上がるのと同時に、出るとなったらそっちへ足が向う訳ですよ。
だってそれはねぇ。本物の証しなんですもの。
(JR総武各駅線、両国駅)
からのぉ~・・・。
(はい、どーも!)
マンセル:みなさん、こんにちは!ちゅ~っw
グラハム:お昼休みですが、いかがお過ごしですか?
わぁ~っ!
グラハム:おとーしゃん、もう・・・ちゅ~とかやめてください!
いい大人なんですから・・・。
マンセル:今日は、なんだか息子が可愛いくみえてw。
マンセル:それよりもだぁ~・・・。今回も両国だな・・・。
グラハム:随分と両国へ来る機会が増えましたね。
グラハム:今日は、直ぐに向いますよ!お時間無いですから。
マンセル:そこの土俵でちょっと、ぶつかり稽古でもしてから
いこーよ!
(御存知?Air Studioですよ)
現場到着!
マンセル:あれ!?今回はジュリエットだったのね!
グラハム:何でもね、あの娘が主役らしいですぜぇw。
マンセル:あの娘って、あの娘かいw!?JKは反則だろぉwww。
グラハム:反則なのか?頭部危険球か?ぎりセーフなのか?
マンセル:んじゃね、いつものように。みなさんとはここで、
お別れだよ!
グラハム:いつものように、外観をご覧下さい!どーぞ!
既に何度もこの作品のあらすじ的な事は書き続けておりますけれ
ども・・・簡単に振り返りますと・・・。
高校の演劇部の部室で、ロミオとジュリエットを文化祭で演じようと。
演劇部が稽古中だった。
部内で付き合っているカップルを中心に配役が決まり、シェークスピア
が当時演じた最小人数で挑むと意気込む部長だが。
キスシーンをするか?しないか?でもめていたのだが・・・。
それから、彼等がそれぞれ大人になり。ある日この演劇部へ当時の部員
達全員が呼び出された。
ある人からの呼び出しで、それが本当のジュリエットからだというが・・・。
そんな人がいたかどうかが不明という・・・。
部員全員の記憶から一斉に消えてしまった、謎のひとり・・・。
で、実はそれが。今までずっと観ていた、ジュリエットを演じていた主演の
女優さんであって。
今まで見せられていたのは、彼女が自分で思いこみでもって作られた、
その彼女の妄想での出来事で・・・。
その実、彼女は。ジュリエット役の子のプロンプターであって、出番も無く
演劇部にそーっと入部して、いつの間にかいなくなっていた部員の女の子
であって。決してジュリエットでもなければ、彼女に彼氏がいた訳でもなく。
結婚する訳でもなかった・・・。
彼女は自分の妄想の中で、自分こそがあの時演じたジュリエットだと思い
込んでいるのだが。彼女は実際には演じてはおらず、本当に当時演じた子
と部室で相対峙する事に!
本当の彼女というのが、後から遅れて部室へやってきて。自分を取り戻す!
と、彼女との対決姿勢でいる。
それもそのはず、部員全員に結婚式の招待状を送りつけたのは、妄想に駆
られた方の彼女だったからだ・・・。
遂に、真実が判ると。彼女の精神状態は壊れた・・・。
そして、カバンに隠し持っていたナイフを取り出し。ジュリエットを演じた子へ
その刃を向けるのだが。彼氏(ロミオ)が間に入って彼女の凶行を止めようと
入るのだが・・・。
彼女はそのナイフを自らへ向けてしまい、自ら命を絶つのであった・・・。
モデル:松田実里さん
ブログ:松田実里オフィシャルブログ
Twitter:https://twitter.com/misato_matsuda
今回のヒロインだったのが、実里さんでした。
それこそ、GO,JET!でガールズを演じていた方々がこの役を
同時並行くらいな感じで演じていたりもしていて・・・。
なかなかこの役で、あの子もこの子その子もと・・・持ち回りのよう
に演じている訳ですけれども。
誰もが演じたいという役回りってのは、どーしたってイスは一つし
かない訳で・・・。短い3年という周期の中で、全ての人が皆等しく
同じだけの事ができるか?と言えばもちろん、そんな事はなく。
丁度甲子園では高校野球の真っ只中ですけれども・・・。
ベンチには登録で18人入れても、アルプススタンドには同じ野球
部の部員だけでも600人とか・・・。そういう学校だってある程。
にも関わらず10人にも満たない演劇部なのに、幽霊部員とはいえ
全員が一斉に忘れるという世紀末級の事態・・・w。
GO,JET!や戦後モノの舞台同様に。
まず人の死というのは、肉体の死で始まり。次は記憶の死であると・・・。
その人の存在を知っている人、憶えている人が、この地球上から
全て居なくなった時点で本当の死が訪れるという。
彼女、妄想にかられた彼女は既に記憶ですら死んでしまっていると
いう不遇という。
そんなジュリエットの悲劇を現代風に、かつサスペンスな感じでもって
実里さんも狂気のような演技で震わせてもらいました。見事でした!