東京箱根間往復大学駅伝競走も全ての日程を終え、
1週間後・・・。
東京大手町には、再び大学生が集っている・・・。
誰も知らない、もう一つの箱根駅伝が、そこにある。
もちろん、これはプレイベント。全く本大会と一切無関係
述べ2日間で行われる、この大会。
初日3区まで、2日目にゴールの元箱根へ。
襷とトングで繋ぐ5人の思い。ゴミ袋を片手に彼等は
箱根路を激走します。
第5回 東京箱根間大学清掃駅伝なのだ!
箱根駅伝参加大学も含め、参加していない大学や、
女子大学も参加し。
走破タイムとごみの回収量でポイント換算し、総合順位を
決定するレース。22の大学20チーム参加で今年は行われた。
早いばかりではダメ、ごみの量が多ければ良い訳でもない。
もちろん、戦略も大事。
集団で拾うよりも前で拾いたい、でもごみ量が取れない。
集団で拾いつつ、タイムも稼ぎたい。それぞれに戦略がよぎる。
箱根路を走れなかった者、走ってみたかった者、ボランティア精神
やコースを使わせてもらった感謝を込めて。学生達は走り抜けた。
野球と違って、いきなり甲子園で投げる事はできないが。駅伝や
マラソンならば同じ場所を走る事ができる。
まさに、駅伝ならではの醍醐味とも言えるでしょう。
今年の総合1位には、帝京大学が輝いた。
2日間でごみ量は175袋を超えた。是非とも皆さんにも知って欲しい。
これが、もう一つの箱根駅伝なのです。