久しぶりに。 | まるどら日記

まるどら日記

日々の想いを綴ります

昨夜は久しぶりに泣きました。

ひたすらわんわん泣きました。

こんな日もあります。

今朝はまぶたが重く、私の顔を見て少し驚いた顔をした上司は黙ってくれています。

 

昨夜upしそびれたブログ↓

 

ブログを読み返していました。

ほんの少し前なのに、私は今から考えられない程毎日忙しくしていました。
体も心も。
まわりの方々に「本当によく頑張ったね」と言われていましたがピンと来なくて。
でも改めて見てみると、母の娘が私で、そして私の母が母で、本当に良かったと思いました。
 
母の闘病中、私は甘えて「私のこと好き?」と聞きました。
「好き、好き、大好き。私の娘だもんね」と母は笑い、思わず突っ伏して泣いた私の頭を撫でてくれた母の愛。
 
元気な頃に感じた愛も、優しさも、厳しさも、ふざけ合った日々も、色々思い出して、今はひたすら泣いています。
 
私が生まれた時間に合わせてのLINEのお祝い
いらないと言っても用意してくれたクリスマスのチキン
欠かさなかった家中のお花
落ち葉を踏みクシャッて音を出して歩く私を笑いながら見てくれていた姿、、
満月の夜は必ず一緒に眺めたお月さま
ひとつひとつを思い返しては切なくなります。
 
母が行きたがっていたお店
欲しがっていたもの
見たいと願っていたもの
新しい家
家族で過ごす時間
 
もっと叶えてあげれば良かった。
 
美味しいお煎餅を会社で食べれば「ママにも食べさせてあげたいな」と思いお持ち帰り。
「お煎餅がおいしかったから持って帰ったよ」
「ありがとう、あとで食べよう」
 
たったそれだけの会話が今となってはとても愛おしく感じられます。
 
母ががんになり、母の亡くなり方を「いいね」と言われます。
最期は苦しまず、娘に看取られて穏やかだったこと。
お通夜や葬儀には沢山の方が来られたこと。
確かにがんであった事で時間は少しあり、母の書類やそのような関係のものをきちんとしてくれ、困る事はありませんでした。
これ以上は出来ないと思う程母の事で考え悩み、病院関係者の方々にもご尽力いただきました。
いつか亡くなる運命ならいい亡くなり方だったのかも…と思わなくはないです。
 
しかし私は母ががんで良かったとは一度も思えないし、「お母さんは幸せだったよ」と言われてもきっと母は「私あんなに早くに死にたくなかった!」と言っているような気がして。
 
病気になり気づくことはありましたが、がんになって良かったとはこれから先も思えないし、母の最期は穏やかでしたが幸せだったとは思えないと思います。
 
ただ、「頑張ってくれたね。れんかすごいね」と褒めてくれるのではないかと思っています。
私が母に会えるのはきっとまだ先な気がします。
夢にも出てきてくれないので(笑)
 
ふう、しっぽ、はるは不思議そうな顔でくっついてこちらを見てますが、今日はまだまだ泣かせて貰おうと思います。
また明日から頑張ろう。