「仕事」だからこそ | メルボルン ベビーシッター&子育て奮闘記

メルボルン ベビーシッター&子育て奮闘記

オーストラリア メルボルンにて、2009年2月生まれの娘ローズと、2013年8月生まれの息子ディー君の子育てに励む日々。

メルボルンでベビーシッターサービスを提供しています。

今日もM君のシッターでした。

このM君、素直でいい子なのですが、
とにかく元気な男の子!

戦いごっこが大好きで、
わたしはサメの役や、怪獣の役を延々とやらされ、
おもちゃの剣や銃で、とにかく攻撃を受けまくる。

3歳児といえど、体当たりされるとかなり痛い!

痛いことはしないよ!と注意しても、
熱中すると、もう戦いに必死な3歳児。

3時間が終わると、わたしはもうくたくたです。


ディー君はまだまだ赤ちゃんの域で、
ここまで激しくないし、
パンチやキックされてもこんなにダメージを与えられることはないけど、

あと1,2年すると、こんな風になってしまうのかしら。。。
男の子育児は初めてなので、びくびくしてますあせる


・・・正直なところ、
自分の子供の戦いごっこに、ここまでつきあえる自信はありません。

M君にたいして、ここまで寛容に、ひたすら楽しませてあげられるのは、
「お仕事」だから。

子供が大好きだし、子供と遊ぶのも楽しいけれど、
ここまでノンストップで激しく遊ぶのは、
なかなか普段の生活では難しい。

パンチやキックを延々と受けながら、
「これもお仕事」と思えば、がんばれる。

これが、善意でお友達の子を預かってる、とかだと、
ここまでがんばれるかどうか。。。

これが、正直な気持ちだなあ。


ちょっと子供を預かって、というのは、
ママ友同士で頼むことができることかもしれないけど、
毎週決まった時間に、っていうのは、
お互いの都合もあるし、

お金を介して、お仕事、にしない限り、
なかなか難しいと思う。

わたしも、たまにであればお金なんかもらわなくても
遊びにいかせてもらう感覚で、
喜んでお手伝いしてるけど、

やっぱり、回数が増えると、負担に感じてしまうし、
すこしでもお金をいただくことで、
気持ちよくお手伝いできるのが正直なところ。

卑しいかもしれないけれど、
でも、線引きをしっかりすることで、
責任を持って、しっかりと働くことができる。


お友達や知り合いのお子さんをちょっと預かるときに、
お金をいただくっていうのは浅ましいかな、と思っていたけれど、
今日、実感しました。

お仕事にするからこそ、
子供もわたしも、依頼してくれる方もハッピーになれる音譜


ママ同士の助け合いのサークルの構想を
すこしづつ進めていますが、

ボランティア精神に頼っていては、
きちんと機能しないと思っています。

「負担に感じる」ことをなくさないと、
みんながハッピーになれない。

お金を介するなり、チケット制にするなり、
とにかくみんなにプラスになる方法を考えないと。


シッター業務を通して、いい経験&考察ができていますべーっだ!