ヘルパーとしてのお仕事 | メルボルン ベビーシッター&子育て奮闘記

メルボルン ベビーシッター&子育て奮闘記

オーストラリア メルボルンにて、2009年2月生まれの娘ローズと、2013年8月生まれの息子ディー君の子育てに励む日々。

メルボルンでベビーシッターサービスを提供しています。



ディー君連れのベビーシッター、
だんだんレギュラーの依頼が増えてきました。

毎週火曜日にお邪魔しているのは、
3歳の男の子M君のいるお宅です。

ディー君は2歳になったところなので、
まだまだM君とちゃんと一緒に遊べる年齢ではないし、
M君が楽しめないのではないかと思って、一度お断りしたのですが、

単発で数回お邪魔することになり、
M君とディー君を一緒に遊ばせてみていると、

末っ子のM君は、いつもは甘えたさんだと聞いていたのに、
ディー君を前におにいちゃんぶりを見せてくれて、
やさしくおもちゃを譲ってあげたり、ディー君のできないことを手伝ってくれたり、

ママも、それまで見たことのなかったM君の一面が見れてとても喜んでくれて、
M君にとってもよい経験になるだろうから、ということで
毎週1回3時間、お邪魔することになりました。




この3時間の間、ママは少しお買い物に出かけることもありますが、
基本的には家にいらっしゃいます。
家で仕事をしている方なので、別室でゆっくり仕事をされている間、
わたしがM君を子供部屋やお庭で遊ばせています。

ランチタイムをはさむので、
わたしがディー君とM君のランチを持参してお邪魔しています。
ママはひとりでカフェに出かけたり、
自分の部屋でゆっくり一人でランチしたりしていらっしゃいます。


わたしも翻訳をしていてわかるけど、
子供がいると、5分毎に「ママー!」と呼ばれ、
仕事なんてできるわけがない。

コーヒーを入れても、冷める前に飲めたためしがない。
トイレさえゆっくり行けない。

そんな毎日なので、
自分の部屋に3時間こもることができるなんて、
最高に幸せ!と喜んでいらっしゃいます。

ふつうにシッターを雇うだけの経済的余裕がない、ということで、
子連れで安価、というわたしの話を聞いて連絡してくださいました。

わたしもお役に立てて嬉しいです。


実はこのママはご自分でも認める心配性で、
ほかの人に息子さんを預けたことがないそう。
自分の母親でさえ、心配で預けられないそうです。

だから、こうやって、自分も家にいる状態で、
息子さんをみてもらいたい、ということ。


わたしは個人で細々とやっている分、
いろんな要求に臨機応変に応えることができます。
シッターというよりは、ちょっとしたヘルパーというかんじだけど、
こういう手助けの仕方もあるんだなあ、と思います。

最近は、M君もわたしにすごくなついてくれるようになったので、
ママも安心して買い物などに出かけられるようになりました。


さあ、明日もM君のシッターです。
お弁当つくって、気合いれて行ってきます!

(気合が必要な理由は、また明日書きますね。)