友人に全盲の方がいる。
超アクティブで会うと元気になる、大好きな友人だ。
彼女と話してると、全盲を障害としてではなく、個性としてとらえているように感じる。
出来なくて困ることがあれば、助け合えばいい。
ただそれだけなんだよね。
彼女が講座にきてくれた時は、イラストや写真でレクチャーするところをどう伝えたらわかりやすいか頭をひねる。
見たことのない色の世界をどう言葉で表現して伝えるかとか、、
触感で伝えられるようなツールを作りたいと思ったり。
感性が豊かな彼女からは、「例えばこんな感じ?」とどんどんイメージに近いワードが飛び出してくる。
見えない分、他の感覚、感性が優れていて、逆にこちらが見える分、他の感覚や感性が劣っているなぁと感じてしまうほど。
彼女の話は、私の世界観を広げてくれる。
結局のところ、見えるとか見えないとかではなく、どう生きるかなんだよね。