「ひとりじゃない 自分の心とからだを大切にするって?」
遠見才希子
性共育講座の中で紹介される本の1冊。
医大生の「えんみちゃん」が、全国300校以上の中学・高校で心に響く性の授業をしていた様子が書かれている。
「寂しい」からセックスする・・
ほしいのは、ただの性の知識じゃない
あぁ、そうか。
さみしかったんだな。
本に出てくる女の子の気持ちが痛いほどわかって、ボロ泣きしながら読んだ。
行き場のないさみしさを埋めようと必死だった。
その一瞬だけでも、ぬくもりを感じたかった。
セッ クスしている最中は、愛されてるような気がしてたから。
「昨日は5万稼いできたー」 友達に自慢してたっけ。
お金も心の隙間を埋めてくれることは、なかった。
そして、ことが終わった後、1人になった時、とてつもないむなしさが襲ってくる。
騙されてお金ももらえず、ビデオを撮られたこと。
電車の中でただただ涙が止まらなくて・・
自分がわからなくなった。
本当に本当にもうコリゴリだっだ。
高校卒業前にこんなこと・・もうやめようと決心した。
本当にこわかったけど、友達にすすめられて、HIVの検査を受けた。
今のように結果がすぐ出なくてね。
結果が出るまでの間は生きた心地がしなかったよ。
私なんかエイズで死ねばいいと思っていたのに、それが現実として目の前に突きつけられるかもしれない。
当時はとにかく「エイズ=死」のイメージが強かったから。
援助交際をする女の子って、どんなイメージ?
望まない妊娠をして中絶する女の子って、どんなイメージ?
この本に出てくる女の子は、どこにでもいる普通の女の子のような気がした。
私もその1人だったから。
☆☆☆☆☆
満員御礼→増席!!!
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