風は無いものの雨が降り続いている本日は、特撮博物館のお話最終回を。
クライマックスとなる場所はミニチュアステージ
部屋が散らかっているので住人は学生独身男性
で、そこに現れた怪獣
ならぬ怪童
失礼しました
このお部屋を、ず~~~~っとさがってみるとぉ~
こんな感じなんです
ミニチュアの面白さ、まさしく特撮の基本ですね
おぉ~っ、このクレーン車、懐かしいぃ~
特機が使用してましたね。
扇風機もあるし
これは小さい方で、撮影所にはセスナのエンジンで風を作る大型の物もありました。
平台の上に置かれているのは、特撮博物館で公開された「巨神兵東京に現る」で使用された小物です。
二階のベランダには布団が干してあったり。
こんな写真も照明ではなく、外光だともっと本物っぽく見えるかも知れません。
これにて特撮博物館のお話しがようやく終了する訳ですが、たび重なる中断の中お付き合い頂きありがとうございました
せっかくなのでオマケも少々。
暫しタイムスリ~ップ
こちらは本物の撮影に使われたセット。
1984年に公開された「ゴジラ」よりNo.9ステージに広がる銀座のミニチュアセットです。
左の建物がマリオン、その奥に不二家のネオンがあったり。
俯瞰の図
無愛想な輩が写っておりますが、お許しを
本編を撮影していたNo.8ステージから、隣の特撮ステージ(No.9)へ遊びに行った時の写真でした。
こちらは日時を変えて、同じNo.9ステージですが新宿高層ビル街のセット。
このシーンの為にゴジラの身長は50メートルから80メートルへ。
この当時、新宿NSビルが134m、京王プラザが178m、セットの中でも一番高い新宿住友ビルが210mでしたから。
さらにその後243mの東京都庁舎の登場でゴジラは100メートルにまで大きくなります。
ちなみにこの日は2カットのみ撮影して終了と言う・・・・・
お金も時間もかかる、大変な仕事です
でも、こ~んな面白い仕事も無いんですけどね