上と協働するとやはり流れが早い…と思う | Salon.de.Yからの贈りもの〜大事な事は全てお姫様達が教えてくれた。毎日を豊かに生きるコツ

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元ワイン講師であり歴史家。テーブルデコレーションを習いに行った筈が、フランス貴族に伝わる伝統の作法を習う事になったのを機に、お姫様目線で歴史を考察し、現代女性の生きるヒントを綴ったブログ。また宝石や精神性を高め人生の波に乗る生き方を提唱しています。

唐突ですが、皆さんも古事記の「国譲り」の話しはご存知かと思います。

大国主命が少彦名神と一緒に地固めをし、国を治めていたところ、天界 高天原では「元を辿れば葦原の中津国はイザナギとイザナミが作った地なのだから天津神が治めるのが筋ってもんじゃね?」と主張し、大国主は国を天津神に譲る事にしたと言う話です。

その後天照大神からニニギノミコトが派遣され「天孫降臨」と古事記には書かれていますが…どうやら、こんな綺麗ごとではなく、単に侵略されたらしい。

ちょっ、ちょっと待ってよ!
それじゃ最高神と思っていたアマテラスちゃんは悪人…もとい悪神だと言う訳?と焦りましたよ。

ご安心ください。

天照とは「空(宇宙)から来た者」の総称らしく、伊勢神宮に祀られている天照大神とは別物だそうですよ。

元々国津神である須佐之男さんや大国主さんは争う事をせず、何か事を始める時は話し合いを通し相手の理解を得てから動く性格らしく、国譲りのシーンでも大国主さんは独断で決めず、息子さんの事代主神の意見を聞いた上で何度も話し合いを重ねています。

元々、国津神は暴力や支配ではなく、和(調和)を尊ぶ気質があった様です。

結果、国津神が「こんな星にしたいよね」と理想を掲げてスタートした国造り計画が頓挫してしまったのだとか。

ところが、2023年の春頃から、この国津神による国造りが再スタートし、2023年冬至を境に本格的に動き出したのだとか。

確かに過去2000年はロンドンを中心とした時代(アングロサクソンが中心の文化と言う事)で、一部の支配者によるピラミッド構造の時代の在り方だったのが、日本が起点の時代に移行し、それによって自立した個性が尊重されつつ調和する時代となる。その様な動きの中心となるのが日本と言われている事とこの国津神の復活は合致します。

私はここ1年程、神社に行く際は「宇宙の進化発展のお手伝いをさせて下さい」と伝えるのですが、年末の挨拶や今年の初詣の際にも「国造りの再スタートのお手伝いさせて下さい。どうぞこの身をお使い下さい」とお願いしていました。

それが届いたのかどうかは分かりませんが、2月から作家でありスピリチュアルカウンセラーでもある並木良和さんの統合のクラスCIELO中級コース第7期生の授業を受けさせて頂く事になりました。

初めて「統合」と言う言葉を聞いた方の為にザックリ説明させて頂きますと、私のブログで度々書かせて頂いている、不安や恐れ、嫉妬や劣等感等のネガティブな感情に引っ張られず「美しい意識」の状態の事。

日常生活で起こる事象に良い悪いとジャッヂしたり、一喜一憂するのではなく、高い視点で物事を俯瞰し、より高く美しい波動で生きる、つまり「悟り」の状態と表現すると分かりやすいでしょうか。

さて、今回7期生のお知らせを頂き、エントリー資格も足りていたのですが…日程を見ると既に、半分は私の予定が埋まっています。

しかも、丸1日 計6回の受講から換算すると決して高額ではないのですが、それでも纏まるとそれなりの価格になると言うもの。
加えて、3月で41年勤めた職場を退職する為、今回ばかりは少々迷ってしまう。

もう、そんな事をしている場合じゃないのかな?と一度はメールを削除したものの、多分、来年またお知らせを見たら、その時こそ「去年やっておければ良かったなぁ」と絶対に後悔するに決まっています。

そこで迷うなら、もう上(天)にお任せしちゃおう!と思ったんです。

エントリーしたところで合否の選考があり、受講できるかどうかは分かりません。

私にとって必要なら合格するだろうし、不合格なら私には別の役割があると言う事。
必要なら既に決まっていた予定は最高最善の形で何とかなるだろうし(調整するのは面倒臭いけど)、落ちたら落ちたで、時期尚早なのかも知れないし、お金は別の事に使いなさいと言う意味位に捉えておこう。
どんな選考がされるのか分かりませんが、落ちつも、決して、自分はダメなんだと言う捉え方はしない、と言う風に思う事にしたんです。

いつもなら「絶対に受かりますように」と思うところが、「今回はどっちに転んでも最高」と完全に上に委ねてしまったんです。つまり執着が全くない状態だったのね。

ワイタハ族の長老のテポロハウさんが「水の様に生きなさい」とよく言いますが、確かに流れに任せて執着を手放した方が痛みも少なく、するっと全てが完璧に纏まる様です。

晴れて受講がきまり、やはり上と協働すると動きが早いんだなぁと実感しました。

すっかり忘れていましたが、考えてみると、文中に書いた様に神社に行けば神さんに「一緒に動きたいんですっ!」と思いを放っていましたよね?

私は日々の中で閃きや気付きと言う形で後押しが来るものとばかり思っていました。

でも、「上と共同創造をしたい」と頼んだら、そのプロセスとして「悟りを深めなさい」と案内が来だのだと思います。

勿論、この時点でスルーしてしまう現実もありますし、これが次のステップなのかも…と気付く現実もあります。

今回は、頭で判断せず「惹かれる」と言う感情にしたがって行動し、後は流れに任せて楽しく過ごしたから、スムーズに協働の流れに乗れたのだと思います。

よく願望達成にはこの様なプロセスが良いと聞きますが、私は同時にそれが自分だけの喜びで終わるのではなく、その先に誰かの為、延いては宇宙の為に繋がって行く事は形に繋がって行くような気がします。

やはり、エネルギーの世界と協働すると動きが早い様です。


ブログの内容と関係ありませんが、一緒に今月のオーストリアの食卓も掲載します。

今回はハンガリーの食べる国宝と呼ばれる「マンガリッツァ」と言う豚を寒じめほうれん草でロールキャベツの様に巻いた料理です。




マンガリッツァは普通の豚より大分個体が大きいのですが、脂の溶解温度も低く、しつこくないのだとか。

現在、北海道の十勝でも飼育されているらしいのですが、種を守るために、個体の先祖(?)と言うんですかね、代々の遺伝子が正当に受け継がれているかまで管理されているらしいです。
そうなると当然、いい加減な交配は出来ませんので頭数がかなり限られてしまう希少種の様ですよ。

お肉はバラ肉の部分が使われていますが、脂の甘味だけが残りバラ肉特有の脂っぽさはありません。
こちらは赤より白ワインの方が断然おススメ。


この日は断然チョコレート気分。ザッハトルテを頂きました。







フェンネルのスープ ポーチドエッグと一緒に