私達は皆神様の分身だった | Salon.de.Yからの贈りもの〜大事な事は全てお姫様達が教えてくれた。毎日を豊かに生きるコツ

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元ワイン講師であり歴史家。テーブルデコレーションを習いに行った筈が、フランス貴族に伝わる伝統の作法を習う事になったのを機に、お姫様目線で歴史を考察し、現代女性の生きるヒントを綴ったブログ。また宝石や精神性を高め人生の波に乗る生き方を提唱しています。

唐突ですが、宇宙の方程式(基礎の基礎)が分かっちゃいました。
…とかなり大袈裟な書き出しですが…でも、とても大切な事。

よくスピリチュアルの方がブログも含めて、私達は皆繋がっているとか大いなる意思の一部と言う言い方をします。

私も脳科学や量子物理の説明を受けたり、スピリチュアル界で有名な方がその様に皆おっしゃるので「そう言うものなんだぁ」と受け取り、これまでもブログで書いてきました。

でも…そうは言っても、私自身、深掘りすると答えに詰まってしまう。

これは批判ではありませんが、スピリチュアルの方のブログも「これこれこう言う理由で」と迄は言及されていない為に「怪しい…」と一刀両断されてしまう様な気がします。

そして、その根拠が分からないと、単に胡散臭い話に落ちてしまう。

でも、ついにその根拠なるモノを腑に落としました。

先日、宝石店ベルエトワールさんから届く会報誌を読んでいた時の事です。

その号は先代の社長の特集で…ほら、私、調子が良いからいつも斜め読みなんです…が、今回はじっくりと拝読させて頂きました。
不思議なもので、多分、今回じっくり読もうと思ったのは機が熟したんでしょうね。

特集の中に「私達は地球から生まれ、地球と同じ物質で構成されている。そして、その地球はビッグバンによって生まれた」と言うような一文がありました(抜粋なので、かなりザックリです)

これなんですよ!! 

古事記にも「天地初めて発けし(ひらけし)…」と天地開闢から始まりますが、ビッグバンが起こり天と地が生まれましたよね?

量子物理の世界では「均衡のもつれ」(確かもっとちゃんとした名称がありました。でも意図する事は同じ)と言って、物事は完全調和の状態になると必ず崩れる作用が起こるのだそうです。
つまり常に変化し続けるのが宇宙の法則なんですね。

さてこのビックバンも完全調和から均衡が崩れ、エネルギーが圧縮して圧縮して、これ以上圧縮出来ない所までエネルギーが凝縮して、バーンと弾けた。
この圧縮と拡大が何度も繰り返され、惑星が生まれ地球が生まれました。

少々余談になりますが、ここ大事なので、お付き合いください。

古事記ではその後、アメノミナカヌシ、タカミムスビノカミ、カムムスビノカミと言う造化三神が生まれ、やがてイザナギ・イザナミが生まれこの2人によって神産がされて最終的にアマテラス、ツキヨミ、スサノオと三貴神が生まれて行くと言う流れになりますが、この部分、後ほど出て来る次元の話しに絡んでくるのでチョコッとだけ記憶の隅に収めて下さい。

西洋ではこの神々の存在がゼウスを始めとするオリンポスの神々に充るのでしょう。

さて話を戻しますが、天地開闢が起こり地球が生まれますが、最初地球はマグマの塊。
高熱すぎて人が住めない惑星でした。

そこに隕石が落下し、隕石に含まれていた水分(これも奇跡的)によって徐々に冷やされ現在の地球の原形が出来ましたが、それでも長い事生物のいない星でした。

その無機物の世界から初めて有機物が生まれ、やがて微生物等が生息し、海洋生物が誕生して人間が生まれると言う進化を辿ります。
尤も、この人類誕生にも色々な説があります。

普段私達は親から生まれた事しか認識していませんよね。
人と人の交配によって人が生まれると言う認識。
でも、元を辿れは人…もっと言うとこの魂の入れ物であるボディは地球から生まれた事になります。ほら、無機物から有機物が発生して、と言うクダリね。

私達のこの身体と言う入れ物は、ずーっと元を辿ると最終的にビッグバン以前の宇宙に遡りませんか?

ではビッグバンを起こした程のエネルギーとは?

エネルギーには意思が働きます。
それ故、この意識(意識体)を人はサムシング・グレート=偉大なる何か、と呼んだり、根源とか宇宙の意思と言ったり、あるいは「神」と呼ぶ人もいるんです。

ほら、何となく色々な事が繋がってきませんか?

ここで魂の有無と言う問題が出てきます。

魂はありますが、人によっては魂は無いと思う方もいるでしょう。

今の私達の身体と思考を含めたモノ。これを合わせて身体とした時、確かにこの身体は私達一代限りのものです。
ですので、魂が無いと断してしまえば、後にも先にも一代限りです。死んだら終わり、です。

しかし、ここで魂の存在がある場合、私達はこの身体(地球服)を脱ぎ捨てても次のボディを以って輪廻転生していくと言う事です。魂は生きっ放し。
もっと言えば、次のボディは地球服とは限らないと言う事。

そう、何故「魂」がここで出てくるかと言うと、大いなる意思が、幾つも幾つも分離して地球が生まれ、私達が生まれたと言う事は、目に見えるボディだけではなく大いなる意思も分離され、その意識体が人と言うボディに収まっていると言う事。これが魂。

そして惑星が秩序正しく整列している事、人が自然のリズムによって生きていると言う事は繰り返す様ですが元を辿ると根源と繋がっているとう事、大いなる意識によって秩序が保たれていると言う事です。

因みに、(私もこの辺り未だ不勉強ですが)別天津神迄は確か、現れると直ぐに姿が消えてしまったと思います。

ここで先程の古事記の神産みの話しと繋がるのですが、確か現在36次元まで確認されていたかと思いますが、どうやら物象として存在出来るのは空間に時間と言う軸がないと存続出来ないそうで、それが3次元と9次元、25次元なのだそうですよ。
だからアメノミナカヌシは現れてもパッと消えてしまうんです。

…と言う事は、私達が神社でお願いをする神様とは時空間が違う…つまり波動の高低差があるだけで、私達とは1つの宇宙として包括されていると言う事。

うっ、ちょっと頭が混乱しそう、ですか?

ここ迄の説明は、次元を軸として垂直に見た話。

分かりやすくザックリと言ってしまうと、仮に根源(=サムシング・グレート)を1つのダイヤモンドに例えてみて下さい。

ダイヤモンドには無数のカットがされて光り輝いています。
このカットの1つ、1つが私達であり、星や虫、動植物と言う事。

別の例えをすると、もし、目の前にお煎餅の袋があるとします。
これは何ですか?と聞かれたら「お煎餅」と答えますよね。
では、半分とか四分割に割れたお煎餅が入った袋を見せられ「これは何ですか?」と聞かれてもやはり「お煎餅」と答えます。
これを、どんどん細かくして行って同じことを聞かれたら、どこまで細かくしても…最後は粉々にしても答えは「お煎餅」です。

それと同じです、根源というお煎餅を細かくして、最後は元の形が分からない位粉々にした状態が、人や動植物、鉱物など全ての物質で、根源のお煎餅なんです。

つまり根源を主体に粉々のお煎餅や、ダイヤモンドのカットを私達や動植物と見ると言うミクロの見方をすれば、私達は元は1つと言う見方ですが、では私達1人1人を主体としたマクロの見方をした場合、私達の中に動植物も大切な人も嫌いな人も神々も包括されていると言う見方になりませんか?

つまり、スピリチュアルで言う私達は繋がっているとか、神の意識そのものと言うのはそこなんです。

よく鳩尾が根源と繋がっていると言われたり、魂とは私達の身体を覆う形で存在しているとか言われるのですが、いずれにしても根源=サムシング・グレートと繋がっているので、私達は集合意識層に自由に(と言うより無意識に)アクセスして情報を取り出して脳で視覚化させているんです、カラクリとしては。

風の時代に入ったと良く耳にしますね。

それを上っ面だけ見たら、星の運航によって物質重視の時代から心の時代になった、精神的なモノが重視される時代と言うそれだけの世界です。

でも、本当はもっともっと深い。
私達が根源へと戻っていく(勿論、この身体を持ちながら)という統合の時代に入ったと言う事。

これまでの二極性の分離社会。
支配する者とされる者。その究極が己の正義を主張し争ったのが戦争です。
戦争とは分離の極みなんです。

こういった在り方から、2020年の冬至を境に統合に向かうと在り方にシフトしたのですが、統合で避けて通れないのが私達は根源から分かれて今ここにいるけれど元は一つであると言う考え方です。

それが先程のダイヤモンドの面や粉々になったお煎餅の例え。

もう1つ例え話をさせて頂くと、人間で言うと、ミクロでみれば私達は60兆個の細胞の1つだし、マクロでみれば私と言う人間にAさん、Bさん、動植物が60兆個の細胞の1つとして存在していると言う見方です。

では何故、偉大なる意識は敢えて分離させたのか?

1人では自分が何者なのか分かりません。
相手がいて、相手を通してしか自分とは何かが分かりませんよね?

愛とは何か?
悲しいとは?嬉しいとは?
この意識は一体何者なんだろう?etc

それらを効率よく経験する為に、大いなる意識は意識を分裂させて体験を楽しんでいると言う事。
その中で、私達と言う意識は地球を選び、この身体を選んで存在しているだけの事。

ですから、私達誰か1人が欠けても、この宇宙は存在しないんです。

と言う事は、例えば私が好きなAさんも私が嫌いなBさんも実は私自身です。
ただ、脳がAさんは大事な人、Bさんは「うーん苦手かな?」と認識させているだけ。

もっと言うと、幾ら上っ面で平和は大事と言っても、あの人が嫌いと言っている内は戦争は無くならないんです。
これは私自身自戒の意を込めて書いているんですけどね。

対個人も、対国も同じ。
Aと言う考え方や文化があれば、同じ様にBと言う考え方や文化・宗教もあって、どっちが上も下もないし、どちらが善でどちらが悪でも、正でも誤でもないんですよ。

正義も闇もあって1つ。
全て包括して、そこをもってより良い世界を目指しましょうと言う事。
まぁ、悪と言うと余り良いイメージではありませんが、宇宙には良い悪いのジャッヂはありませんから。

そして希望的な事を言えば、私達は根源と同じ存在だと書きましたね。
つまり私達には潜在的に神と同じ力を持っていると言う事です。

だって存在する次元が違うだけで内在しているもん!

勿論、この三次元世界は波動が重く、密度が濃いので私達が触れる事が出来るしっかりとした肉体を持っていますが、この波動が高くなり軽やかになればなる程、願ったものが直ぐに物質化したり現実化すると言う事なんです。

多分、意識層では波動でしか感じないじゃないですかね?
幾ら音楽が美しく、花が綺麗で、愛が尊いと言っても波動でしか分からない。
だから、肉体を持って耳で聞き、目で見て、心で感じる為に態と分離させたんじゃないでしょうか。

今、年収が何兆円も何億円もある大富豪や成功者が幸せではなく、こぞって心の平安を求めているのは、分離による物質社会に行き詰まりが出てきたからだそうです。

これまでの二極化された分離の世界で生きて来た私達は、不安、怒り、欠乏、焦りと言った分離の副産物を抱えて生きているので、どんなに成功してもお金持ちになっても渇望感に捕らわれたままなんです。

ほら、自分が生きている、生きた証を残したいと言うのも執着、ね。

これを1つずつ外して、執着も何もかも、古い地球で使って来たものは全て地球にお返しして、根源に戻りましょう。
スピリチュアルのお仕事をされている方の多くがブログなどでおっしゃっているのはこの事です。

内側が整っていれば、嫌でも全てが上手く行くと言うものなんです。

今回もかなりの長文となってしまいましたが、私はこれまで、私達はみんな1つで、所謂梱包材のプチプチみたいなもの。
強い意思を持って、プチプチの様に立ち上がっていると言う言い方をしてきました。

でも、それ以上に私達は根源の意識を持って生きる事が大事なのかなぁと思うんですね。

アインシュタインが、問題は同じ次元からでは解決しないと言いましたが、根源の視点で…根源と言わなくても高い視点から見ないと解決しませんよね。

私達は根源から枝分かれして存在している。
ここをベースに考えてみてください。

何の為に存在しているのか?

不幸になる為に存在している訳じゃない事は明らかです。

誰もが自分の喜びの為に、自分の喜び、輝きをどんな手段で表現していこう、とそこに一生懸命になれば他人の事などジャッヂしている暇なんてありませんよ。

宇宙にはまだまだ先があります。
現時点で言える事は、この程度の事に過ぎませんが、1つ言えるのは、私達は幸せでいる為に存在しています。

それだけの力は十分に持っているのですから。
私達の力はこんなモノじゃないですよ。