人は誰しもいい子ちゃんだけでは居られないものです。
負けたくないと思ったり、嫉妬をしたり。
時には何をされた訳でもないのに、ある特定の人に対してイライラしたり
本来なら、そんなマイナスの感情も含めて、ぜ~んぶ自分でOKなんですけど、優しい人に限って自分を責めてしまうんですよね。
「こんな風に思う私って嫌な人だなぁ」とか「ダメだなぁ」って。
私達は子供の頃から、皆と仲良く、人には優しくしなさいと言われて育ちます。
おとぎ話のプリンセスは、意地悪をされても許し、意地悪な相手に優しくします。
時に1人涙を流す時もあるけれど、じっと耐えて優しくすれば、いつかは素敵な王子様に出会えますよ、と。
↑ジッと耐える代表的なプリンセス
でも、本当に本物のプリンセス達は意地悪な気持ちをこれっぽっちも持たなかったのかしら?
成長するに従って、自分が接する世界が広くなって行くのは、現代人の私達もお姫様達も同じです。
ルイ14世と結婚したスペイン王女マリー・テレーズは、誰からもその善良さを絶賛されていました。
フランスにお輿入れする為にスペインを発った時は、故郷を離れる錆びさと押し寄せる不安に父君の腕にすがって泣きじゃくっていたお姫様が、国境に差し掛かり、初めて夫となるルイを見た瞬間、恋に落ちてしまった
これがマリー・テレーズの不幸の始まりだったのね。
この時ルイは結婚を決意した初恋の人と泣く泣く別れさせられて、マリー・テレーズとは国家の為、国王の義務として、仕方なく結婚したので、新婦を見てもな~んとも思わなかったんです
結婚後も、ルイは恋する情熱を求めて次々と恋人の元に行ってしまい、マリー・テレーズはフランス宮廷で1人ぼっちだったの。
気休めと言えば、ルイの母君がマリー・テレーズの叔母にあたる為、何かと姪っ子に気を配ってくれた事。
尤も、ルイは母后の手前、王妃に対しては儀礼を欠く事は無かったけれど、毎晩、夜明け頃になって、やっとこさ帰ってくる様な夫ですから、王妃の寂しさは大きかった筈です
夫には恋人がいる・・・・女の勘で、外に女性がいる事を感じ取ってはいたけれど、その相手が誰か見当がつかない内は良かったんです。
だって、自分の勘違いであって欲しいと打ち消す事が出来たから。
それに、影に対しては、人はそれ程怒りが湧かないでしょう?
それが、ある日侍女たちの噂話で、夫の恋人が王弟の侍女の1人だと知ってしまう。
王妃は善良だったから復讐するとか意地悪をしようなんて、これっぽちも考えた事は無かったけれど、たった一度、恋敵であるマリー・ルイーズに意地悪をしてしまったんです
・・・・・to be continued
サロン・ド・イグレッグでは食を通して、誰もがプリンセス気分を味わいながら、堂々とエレガントにお食事を楽しめるお手伝いをしたいと思います。
また、頑張り屋さんの現代女性の為に、女性である事を慈しみ生涯女性として輝き続けられる様、サポートさせて頂きたいと思います。
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女性は皆生まれながらにプリンセスになれる資質があります。皆様にお目にかかれます事、心より楽しみにしております。