エネルギッシュな人程良く食べる②-経営者は肉食?- | Salon.de.Yからの贈りもの〜大事な事は全てお姫様達が教えてくれた。毎日を豊かに生きるコツ

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元ワイン講師であり歴史家。テーブルデコレーションを習いに行った筈が、フランス貴族に伝わる伝統の作法を習う事になったのを機に、お姫様目線で歴史を考察し、現代女性の生きるヒントを綴ったブログ。また宝石や精神性を高め人生の波に乗る生き方を提唱しています。

歴代の首相達を思い出して下さい。




就任時のお顔と比べると、次第に、やつれたり、老け込んで行くのが見受けられます。


オバマさんだって、就任当時に比べて、大分白髪が多くなりました。


小泉元首相も、後半、党内で反対が多い時や外交で上手く行っていない時etc、目の周りが腫れていらして、疲れが溜まっているご様子でした。


国政を行うと言う事は、命をすり減らすんです。


その点、女性の方が人を使うのか上手いのか、頑丈なのか、マリア・テレジアは在位40年、ヴィクトリア女王は60年と言う、当時の平均寿命から考えると、長き在位を誇っています。

しかも、2人とも多産です。



出産に伴う体力の消耗や、子育て(例えサポートをしてくれる女官がいても)にかかる体力の消費を思うと、政治だけやっていれば良い国王達とは労働量の差は歴然です。



男性と女性では物の動かし方が違うのかも知れませんが。



しかし、マリア・テレジアの長男ヨーゼフに至っては、在位の殆どは母との共同統治。


テレーゼが亡くなって10年後に、50代の若さで亡くなっていますし、兄ヨーゼフの後を継いで皇帝になった弟のレオポルトは僅か2年の在位で亡くなっています。


しかも、この2人は啓蒙思想の影響を受けた倹約家。


激務でありながら、ヨーゼフは財政を切り詰める為、食事の数も減らしましたし、レオポルトも粗食で、トスカナ大公時代に激痩せしてしまったのです。


そんな息子達の姿を見て、母マリア・テレジアはマリー・アントワネットに宛てて家族の様子をこの様に伝えています。


レオポルトの事を「あの子は骨と皮ばかりにやせ細ってしまい、心配です」しょぼん

長男ヨーゼフの事は「皇帝は旅(旅と言っても公務です)に出てばかりいます。最近は、顔色が悪く、とても心配です」と、仕事に打込む、息子たちの健康を案じていました。


あるヒーラーさんは、経営者など、エネルギーをフル回転させて、前へ前へと進んでいく人はお肉を食べた方が良い、と言います。

お肉からのエネルギーを活力としないと持たないのだそうです。


仕事が出来る男性は、しっかり食事を摂らないとダメなんです。


人は眠らないと死んでしまいますし、食事をしなくても死んでしまいます。


本来なら、食欲と睡眠のバランスを取るのがベストですが、自分のエネルギーの全てを注ぐような仕事をしている人は、眠る時間がないなら、その分、きちんと食べてる事が必要なんです。



勿論、短時間でも質の高い睡眠をとる事が出来れば、それに越した事はありませんが。


要は身体に取り入れたエネルギーと放出するエネルギーの質と量のバランスを取る事が大切なんです。


但し、グルメ番組の様に、サシの多く入ったお肉や焼肉ばかり食べるのも考え物。


何故なら、肉食文化の欧米人だって、普段食べるお肉は赤味が主体なのですから。

そして、お肉を食べる時は倍の野菜を食べると言う様に、バランス良く食べる事が大切です。


決して、栄養の殆ど含まれない、ファストフードやインスタント食品でお腹を膨らませる事は無い様に・・・。


ひとくくりにしてはいけませんが、通勤途中、大体、ひょろっとして、何となくスーツの着方もだらしなく、覇気がない会社員の片手には、コンビニの袋を持っていて、中身は菓子パンとペットボトルお茶か、缶コーヒーです。




食は思考に影響します。




普段、ジャンキーな物で空腹を満たしている人は、雰囲気にそれが現れていますよ。