今週末はハロウィン。
15、6年程前、英会話サークルでこの時期になるとハロウィンの話で盛り上がり、授業は中止して飲み会に変更する事も・・・。
当時は、今程の盛り上がりはなく、表参道で一部の外国人がパレードをしたり、山手線の1輌だけがイベントに使われるといった程度。
日本人の「なんだか知らないけど、面白そうだから乗っかっちゃえ」精神は恐るべし!です。
さて、今年は土曜日が31日と言う事もあり、ハロウィンにお勧めワインを勝手にセレクトしました。
ハロウィンの主役は、やはりKids。
小さいお子さんがいる早目の時間帯なら、お子さん達にはソーダにフルーツを入れたフルーツパンチを。
大人達は、ワインをソーダで割っても良いし、サングリアをスターターとしても楽しいと思います。++
要は大人も子供も同じ物で楽しめる事が大事。
大人だけのハロウィン・ナイトを楽しむなら、大勢ならポットラックパーティーもいい。
各自、好きな料理を持ち寄ってのパーティーだから、カリフォルニアや南半球の新世界もののワイン、価格帯も2~3千円位のワインでも十分OK。
この価格帯なら、香りの構成もシンプルだし料理を選ばないところが嬉しい。
カリフォルニア、ソノマカウンティ―のケンウッドなんかはお手頃だと思う。スパークリングもあるしね。
そもそも、ハロウィンって収穫祭的な意味もある。
それだけに、小難しい洒落た料理ではなく、お肉や野菜などをグリルした手軽な料理でアメリカン的雰囲気を徹底的に楽しんだ方が良いと思う。
そう言う意味では、ワインも新大陸モノの方が、四の五の難しい事を考えなくても楽しめちゃうって訳。
それに、ワインもそこそこボリューミーだし、次いでに、グラスだって別にプラスティックのコップで飲んでも良いんじゃない?
ロデレールやモエ等のフランスのシャンパンメーカーも、新大陸では手頃な価格でスパークリングを作っているので、パーティーの最後は〆シャン(〆のシャンパーニュ(今回はスパークリングだけど)で行こう!
因みに、コッポラ監督のワイナリーから、超カジュアルに缶入りのスパークリングワインをリリースしている。
・・・が、話題性には良いけれど、味はお薦めしない。
ついでに、一時期スーパー・モデルがヴーヴ・クリコのキャール又はピッコロと呼ばれる1/4サイズのシャンパンをストローで飲むスタイルが流行ったけれど、キャールは余り美味しいとは思わないし、その割に割高なのでこちらもお薦めはしない。
さて、面白どころとしては
ハンガリーのエゲル地方にある、「雄牛の血」と呼ばれるエグリビカヴェールと言うワイン。
ケクフランコシュと言う葡萄と、カベルネソーヴィニヨンやメルロを使ったフルーティーなワイン。
雄牛の血と言う所が、ハロウィンっぽい。
他にも、ブルガリアのワインでドラキュラの棺桶のデザインを模した物等、ハロウィン使用のワインもあるので話題性はバッチリ。
と言う事で、皆さんも思い思いのハロウィン・ナイトを楽しんで下さい。
Happy Halloween