宮廷で外交・社交のリーダーシップを取らなければならなかった女王や王妃達。
国民を守る為に、外国からの援助に奔走した王妃やプリンセス達。
混乱の世の中でも、彼女達の美しく、優雅さの中にも毅然とした強い意志や、誠実さを前に、敵国の大使やジャーナリスト達さえも、彼女達を称え、熱烈に指示をした者さえ現れた程でした。
女性の持つ愛の力がいかに有効か。
女性らしい優美さや、しなやかさが、剛では動かせない堅い壁をも動かせる事を本能的に知っている、又は歴史から学んでいる女性は、どの様な戦いの場面に赴いても優雅さと気品を忘れません。
覚えていらっしゃいますか?
女性の暴力被害を訴えたアンジェリーナ・ジョリーも、強さと共に愛に溢れた素晴らしい女性です。
スピーチ中の彼女は、毅然とした中にも、エレガントさを伴っており、決してカサついたところも、人を威圧する様な男性的なところもなく、多くの人が注目していました。
私達女性は、いつのまにかオジサン社会の中で生きる為に、ガツガツと主張し、前進する事ばかりで、女性のもつ本来の良さを脇に置いて努力してきました。
それによって、女性の為の1つの時代が築かれたのも事実です。
しかし、女性と言う性を無視して、男性的な考え方は既に限界に達しています。
それに、女性と言う性質を無視して、男性・・・オジサン流生き方、考え方で思考し、行動していたら、女性も疲弊します。
本来持っているものと理性が噛合わなければ、病気になっちゃう。
ストレスだって、多少のストレスは有効だけど、過剰なストレスは立派な病気です。
知的に、優しく、愛に溢れ、エレガントに。
女性を象徴する形容詞は沢山あります。
これらを身に着ける事で、人を魅了し、プリンセス達は無益な衝突を避けて、弱者や自分の身を守って来ました。
加えて言うなれば、日本の女性は、江戸時代迄は生き生きと、そして50代、60代になっても恋をする事を楽しみ、毅然としつつも思いやりを持って生きていたそうです。
私達には、そんな素晴らしいDNAが受け継がれているのです。
そろそろオジサン的価値観の支配から解放し、女性の持つプラスの特徴を上手に伸ばして、楽に運気に乗りましょう。
愛と優しさに包まれたエネルギーを前に、攻撃的な気持ちはなくなる筈です。