フェーフェルブルグンディ2011 | Salon.de.Yからの贈りもの〜大事な事は全てお姫様達が教えてくれた。毎日を豊かに生きるコツ

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元ワイン講師であり歴史家。テーブルデコレーションを習いに行った筈が、フランス貴族に伝わる伝統の作法を習う事になったのを機に、お姫様目線で歴史を考察し、現代女性の生きるヒントを綴ったブログ。また宝石や精神性を高め人生の波に乗る生き方を提唱しています。

フェーフェルブルグンディ2011

ワイングート ヴェーニンガー

オーストリアの作り手ヴェーニンガーのハンガリーに所有するワイナリーで作られたワイン。

茶土と粘板岩の土壌から取れるピノ・ブランと言う白葡萄100%で作られたワインです。

ワイン名のフェーフェルブルグンディとはピノ・ブランの事。

2006年よりオーガニック栽培を取り入れ、醸造は木樽で自然発酵させた後、1年間シュー・ル・リーと言って酵母(澱)と共に寝かし、翌年10月にボトリングをしています

若干黄金食のニュアンスもありますが、グリーンがかった濃い目のレモンイエロー。

香りは蜜香が印象的。

主体は果実的な香りですが、蜜香が強い為、アプリコットやパイナップルの芯の部分の様な印象。黄色いお花の蜜の様な香りもあります。

澱と触れている割にはフランスのワインの様にパンや潮汁の様な香りはありません。

ローストしたアーモンド、ハーブ(ややドライなイメージ)、ミネラルの香りなど、複雑性のある香りです。

味わいは、優しい果実味のあとトーンは重めですが溌剌とした酸がすぐに続き、心地よい苦味が直ぐに舌の上に乗ります。最後まで酸味と苦味のバランスが良く、アフターに舌の上にホッと酸味が乗っかるところが好印象。

オーストリアの固有品種グリューナーヴェルトリナーやドイツ系の国でポピュラーなリースリングとは酸の質が異なり、これらが、ややもすると刺激的で後味に酒石酸による塩味を感じる事に対して、このワインの酸はシッカリとしているが優しさがあります。 

どちらかと言うと、ヴォリューム感のある比較的オイリーな印象。

アフターフレーバーも蜂蜜香りと共に、木樽からくるナッツ系の香りのバランスが良いワインです。

アカシアの大樽を使った伝統的な作りを感じさせるワインです。

それだけに、料理も白身のお魚やお肉に少しヴォリュームを持たせた料理が合います。

例えば白身魚のムニエルやフライ等。魚介類のフライも良いでしょう。

しかしフランスのシュー・ル・リー&木樽発酵の様な重厚さではなく、軽やかであり、樽の良い影響だけを取り入れたワインなので、重くなり過ぎない料理がお薦めです。

家庭料理では、ナント!韮の卵とじと合わせると、ワインの持つハーブの香りと合わさって、アロマティックな魅力的なワインの側面を見せてくれるので驚きです。

個人的な表現をさせて頂くと、これぞ上質のオーストリア料理と合わせたくなるワインです。

上質なオーストリア料理とは・・・丁寧に出汁を取った繊細なコンソメスープ。コクとハーブの香りが印象的なお魚のソテーなど、お料理も自然の素材を活かした、程よいボリューム感のある白身のお魚、イメージ的には鱸等のお料理と合わせたいワインです。

AWA社より参考上代¥3,000.-(税抜)で購入しましたが、コストパフォーマンスはかなり良いワインです。

家庭に飲むのも良いけれど、レストランで飲みたいワイン。

それも、腕の良いシェフが作る上質な料理と合わせたい。しかも、フランス料理の様に力で押す様な料理ではなく、またイタリアンの様に素材勝負の様なシンプルな料理とも違う、素材感を幾重にも重ねた様な、繊細で複雑性のあるオーストリア料理に合わせたい。これぞ、オーストリアと言う印象のワインです。

このワインは絶対にリピートすべし!です。

シャンパン・セミナー開催のお知らせ。

日 時  44日(土) 14101610

(受付14時開始)

場 所  ウィズビジネス ペントハウス 

東京駅から約3

     住所 東京都中央区日本橋3114

ステージ日本橋5F

     電話 0352013720

     地図 http://www.wissquare.jp/access/

     1FBarIN THE BARREL(インザバレル)

 となっています。

     お店が閉店時間です。正面黒い扉より階段で

     お越し下さい。

会 費  ¥6,000.-(当日会場にて)

定 員  ¥5名(予定)。

※後半はテイスティングをしながら、時間内で飲み会となります。

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