休みなく、ひたすら倒れるまで頑張り続けるストイックな貴方に贈る、引き算のエール。
私達が、この地球を卒業するまで。
誰もくつがえす事の出来ない有限の時間が流れ続けている。
自分の全てを信じて走り続ける事も大切な様に。
それと同じ程、必要なのが。
エンジンがかかりっぱなしな心と身体を、時に休めてあげる事。
それを自分に許す勇気を持つ事。
出来ていない。遅いと貴方に怒ってくる外野は、あたかもそう見えているだけで本当の本当には、存在すらしない。
一生懸命な貴方が自分に厳しいから、そう見えているだけ。
私が。
私が。
私がやらないと。
そうして自分を追い込んで、ある日突然電池が切れたおもちゃみたいに、パッタリと動かなくなってしまったら。
そう。
デコとボコがあってこそ完全な様に。
陰と陽があって初めて一つな様に。
エンジンとブレーキ両方を使いこなせる強さを忘れないでいよう。
特急じゃなくていい。
各駅停車でいい。
一目散に走り続ける貴方以上に人が癒されるのは、時にスピードダウンして、確実に、そして自分を労りながら前に進む、そんな貴方の人間らしさ。
今日も。
疲れで目の前が歪んで見えた貴方だったとしたら。
引き算の愛を注いであげよう。
大丈夫だから。
人は休んだ後にこそ本気の力が出るから。
ロボットじゃないから。走り続けられないし、そうでなくていい。
山積みの課題を少し端に置いて。
命の旅。
ゴールまで無事に到着出来る様に。