長い間一緒にいる彼が冷たい? 冷めたカップル・夫婦はどこまでも傷ついている | 皆の“LOVE力”を週1回向上させる
皆さん、こんにちは。
吉良真伊です。


日本各地、雪雪や寒さが続いていますが
皆さん元気に過ごしていますか?



今朝、家の前では
学校に行く前の子どもたちが
「ねえ!見て!きれいでしょう!」
と、手に持っている氷柱(つらら)
見せてくれました。



皆それぞれに小さい氷柱や
大きい氷柱を持って
嬉しそうに見せ合っています。



「きれいだねえ。
どこで見つけたの?」

と、きらきらしている氷柱に見入っていると
次々に「ここだよ!」「こっちもあるよ!」と
駐車してある車のボディや
フェンスに案内して教えてくれました。



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とっても美しい氷柱ですが
当然、なので
しばらく持っていると段々と冷たさに
手が痛くなってきます。



小学4年生の男の子も
「痛あああ!」
と真っ赤になった指を振って
私に氷柱をよこしてきました。


「しもやけになるよ」
「しもやけって何」
と話をしているうちに、分団の一番大きい班長さんが来て
皆は氷柱を投げて
学校に向かって出発して行きました。



冷たくてキラキラしている。
でも冷たすぎて
ずっと触っていると手が痛くなる。



氷柱を見ていて思い出しました。



氷柱のようなパートナーに
心を痛めている人がいる、と。



冷たい氷柱を持っていて手が痛くなるように、
氷のように冷たい人と一緒にいると
私達の心は間違いなく、
その手が痛むのと同じように痛みます。




刺々しい言葉
冷めた目線で見る世の中や人間
批判的な考え方




ただ「冷静」なだけではなく
そのような内面、外面の冷たさを持った人と
長く一緒にいることは、
氷柱を長時間持ち続けるのが困難であることと同じように
困難なことなのです。




以前、50代位の女性から
涙ながらにこんなお話を伺ったことがあります。




「毎日一生懸命ご飯を作っても
夫は『不味い』としか言わない。
『美味しい』と言ってくれなくても
せめてどこが良くなかったのか言ってほしい。

『不味い』と言われるのは辛いけれど
それでも何年も我慢してご飯を作ってきた。
諦めているつもりだったけど、
自分もやっぱり温かい言葉をかけてほしいという
気持ちが込み上げてきた」




たまたま、外出先で、
私達夫婦の近くに居合わせた見知らぬ女性に
そんな気持ちを打ち明けられたのです。




長年の結婚生活で受け止めてきた
夫の冷たい言葉に心を痛め、
ずっと我慢してきた気持ちが
突然とめどなく溢れ出したのでした。




彼女の心は、
ずっと氷柱を持っていて痛くなった
あの小学生の子の掌のよう。



あの小学生は氷柱を投げ出して
学校へ向かったけれど
この女性は投出しもせずに
もう何年も痛みに耐え続けてきたのです。



一体、その心に積もり積もった痛みは
どれくらいのものでしょう。



しかし、このような冷たい関係を持っている夫婦
実はごまんと存在します。



傷つきながらも「冷たさ」を
受け止め認めてしまう人は
傷ついている自分の痛みを軽視右下矢印しています。



「冷たい言葉」
「冷たい態度」を浴びせ続けられると、
もうそれ以上に、痛みに反応しないように
無反応でいる癖をつけて自分を守ろうとします。




でも、慣れたつもりでも
どんなに無反応でいるふりが上手になっても
本当は心は傷つき続けているのです。
1日経ったら、その1日分。
1年経ったら、その1年分。
10年経ったら、その10年分。




「痛みに平気になる日」なんて
永遠に来ません。




時限爆弾のような熟年離婚の増加
長年の我慢の結果、結局は痛みに我慢できなかったという
涙の決断から来ているのです。




もし、今あなたに彼がいて、
又は夫がいて、
毎日のように冷たい言葉
冷たい態度を浴びせられているのだったら
もう我慢するのはやめてください。




氷は熱に溶けます。



しかし、その氷が
あなたが最大の「愛」という熱を持って接しても、
どうしても溶けないような氷であるならば
あの小学生が痛みから氷柱を投げ出したように
投げ出して前進するしかありません。





痛みに鈍くなることではなく
痛みに敏感になることこそが、
本当に自分を守ることに繋がるのです。










(c)吉良真伊







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