愛の代償 | 皆の“LOVE力”を週1回向上させる
こんにちは。
吉良真伊です。


今週もアクセスありがとうございます黄色い花



今日は「ラブ名言」のテーマで
世界の素晴らしい愛の名言を紹介します。





今回はモーパッサン
(アンリ・ルネ・アルベール・ギ・ド・モーパッサン、
1850年8月5日 - 1893年7月6日
フランスの自然主義の作家、劇作家、詩人。)







「愛に用心したまえ。
愛は風邪や気管支炎や肋膜炎より危険なのだ!
愛は容赦なく
すべての人にとりかえしのつかない
愚かな行動をさせてしまうのだから!」



『短編と小品』
より


しっかり警戒しなくては
それほどまで簡単に、
我々は
愛によって、
通常ならばすることのない行動に出てしまうということが
生き生きと書かれている文章です。



しかし今の時代から考えてみると
とりかえしのつかない
愚かな行動、
それができるほどの
大きな愛におちる人は
幸せ
とも言えます。



昔のように
自由な恋愛が出来ない時代のほうが
人間はより強い愛に向かって
正直に生きたいという願望を
募らせることができたのかもしれません。



全てがほぼ自由になった今、
「恋愛をしない人たち」
増えています。





モーパッサンの同作品よりもうひとつ。




「愛には代償がつきものだ。
恋人が姿を現したときに激しく鼓動する心臓、
恋人が姿を消すときに涙を流す目、
それらは大変貴重で
甘美で
稀なものなのだから
けっして軽蔑してはならない」





トルストイにも評価されたという
モーパッサンですが、
最期は切ない人生を遂げています。




精神病院に収容され
そこで若い生涯を終えたモーパッサン。



それほどまでに深く、鋭い描写を
これらの文面からも
感じ取ることができます。



先に紹介した
「愛に用心したまえ。
愛は風邪や気管支炎や肋膜炎より危険なのだ!
愛は容赦なく
すべての人にとりかえしのつかない
愚かな行動をさせてしまうのだから!」

ということばがありながら、
それでもやはり人間らしく
傷ついてしまう部分を庇うところに
この著者の人間性が感じられます。





愛には代償がつきもの。
そしてそれらは軽蔑するべきではない
、と
私達の生きている時代とは全く違う時代に
生きながら、
今の世にも通ずる名言です。






(c)吉良真伊













必ず毎週1回、ブログを更新していますメモ
また是非来週読みにきてくださいね黄色い花

読者登録をすると毎週ブログの更新情報が届きますラブラブ
このブログの
      読者になるドキドキ


$ラブッ!とひとかじり