昨日、NPO法人PCVが主宰するオンラインスクール、ピース・カルチャー・アカデミー(PCA)の発表会として、Peace Culture Festival(PCF)が開催されました。
PCAでは、Luv、Earth、Moana、Torikaze、Cielの5つのUnit(一般的な学校における学級)に別れ、平和な世の中を作るために、
このPCAで学ぶ若者たちが、半年間の学びの集大成として、
今回のPCFを開催する直前に、とても残念なことが起こってしまいました。
それは、ロシアによるウクライナへの侵攻。
ウクライナでは、すでに多くの負傷者が発生し、人々の当たり前の日常は見事に破壊され、死と隣り合わせの状態。ウクライナから国外に避難した人の数が、36万8000人に上るとのこと。
世界中でも、プーチン大統領に対し、抗議の声が相次いでいるにも関わらず、その声を聞く耳も持たず、侵攻をやめようとはしていません。
これから、核兵器をなくし、平和な世界を作っていこうとしている最中での出来事であり、心が本当に苦しい。と同時に、言葉に表すことができないほどの強い怒りを感じています。
だからこそ、今回のPCFに対する気持ちは、より大きなものになりました。
今回のPCFでは、音楽ステージがあり、僕もエレキベースを演奏させていただきました。
大学4年のとき、三次市民ホール きりりにて、大学の吹奏楽履修者で演奏して以来、実に3年3ヶ月ぶりのエレキベース。なんか、感慨深いものがありました。
演奏したのは、
- ありのままの僕らで
- Colorful World
- みんながみんな英雄
- We are the world
の4曲。
「ありのままの僕らで」は、1期が始まる前、0期のときにオンラインで行ったPCFで、Earth UnitがUnitのプレゼンとして歌ってくれた曲。「自分だけ、周りと違う」それでも、自分らしく、ありのまま生きていけばいい。そんなメッセージが込められた1曲。僕も、自殺を考えた経験があるため、歌詞と重なるところが多く、個人的に思い入れのある曲です。
「Colorful World」は、PCVメンバーであり、シンガーソングライターでもある瀬戸麻由さんの代表曲です。今を生きる僕らは、戦時中の写真などを見るとしても、モノクロでしか見ることができない。だけど、当時を生きていた人たちの目には、モノクロではなく、カラフルな景色がちゃんと映っていたわけです。瀬戸さんは、被爆者の方々と世界を旅した経験があり、その時に感じたことを、このような形で曲にして歌っておられます。その想いを、みんなで共有できたのは、幸せなことだと思います。
「みんながみんな英雄」は、auのCMでもお馴染みの曲。フォークダンスでお馴染みの「オクラホマミキサー」で知られる「藁の中の七面鳥」に日本語で歌詞を付けたものです。特別な人じゃなくても、英雄じゃなくても、同じようにいいことも悪いこともちゃんとあって、自分が気づいていなかったような近いところにも仲間がいる。「1人じゃないんだよ。ちゃんと、仲間はいるんだよ」と、そして、人間1人1人にちゃんと個性があり、未来があると、教えてくれます。
「We are the world」は、以前にもブログに書かせていただいたので、そちらを読んでいただけたらと思います。
この「We are the world」という曲は、僕にとって、簡単には演奏できない曲の1つです。
1985年にリリースされたこの曲は、世界で何か大変なことが起こるたびに、「力を1つに合わせて、ともにがんばろう!」というメッセージを込めて歌われています。
2010年1月12日、マグニチュード7.0の大地震がハイチを襲い、国内の政情不安定による社会基盤の脆弱さもあって、死者が31万6千人にも及ぶ大被害が発生しました。ポルトー・プランス湾沿岸にあるグラン・ゴアーブでは、地滑りにより平均3mの高さの津波が発生し、複数の家屋が倒壊しただけでなく、津波を見物していた3人が犠牲となってしまいました。
心を痛めたクインシー・ジョーンズとライオネル・リッチーが全米の歌手に声をかけ、同年2月1日に「We Are The World 25 Years for Haiti」として再レコーディングされました。1985年版でMichael Jacksonが担当していたパートについては、2009年に亡くなったこともあり、哀悼の意を込めて当時レコーディングしたものがそのまま使われました。
また、「We Are The World 25 Years for Haiti」では、新たにラップが加えられ、一部の歌詞はハイチの母国語であるハイチ語に変更されました。
ラップ部分
We all need somebody that we can lean on
when you wake up look around and see that your dreams gone
when the earth quakes we’ll help you make it through the storm
when the floor breaks a magic carpet to stand on
we are the World united by love so strong
when the radio isn’t on you can hear the songs
a guided light on the dark road your walking on
a sign post to find the dreams you thought was gone
someone to help you move the obstacles you stumbled on
someone to help you rebuild after the rubble’s gone
we are the World connected by a common bond
Love the whole planet sing it along
Everyday citizens everybody pitching in
Nou se mond la
nou se timoun yo
You and I
Uh, 12 days no water
wishing will to live
we amplified the love we watching multiply
Feeling like the Worlds end
we can make the World win
Like Katrina, Africa, Indonesia
and now Haiti needs us, the need us, they need us
変更された部分
Nou se mond la, Nou se timoun yo
(英語では、"We are the world, We are the children")
この翌年、2011年3月11日。今度は東日本を巨大な地震が襲いました。マグニチュード9.0、発生した時点では、日本周辺における観測史上最大の地震でした。
“USA for Aflica”は、東日本大震災の救援活動への支援として、NGO団体ジャパン・プラットフォーム・オーガニゼーションへ1万ドル(約840万円)を寄付し、声明を発表しました。
今日私たちは、かつてない地震が引き起こした悲劇から立ち直り、回復するための長く困難な闘いに立ち向かおうとしている日本の人々のために連帯し、彼らを支援します。
私たちは日本の救援活動を支援するため、“ジャパン・プラットフォーム・オーガニゼーション”に対し、1万ドルを寄付する事を承認しました。我々は、資金をさらに提供できるよう、努めます。今回の寄付には、二つの理由があります。まず、2010年にハイチで起こった大災害の際にもそうしたように、我々の使命は助け合うことにあると強く感じたこと。次に、日本の人たちはここ10年近くの間、ユナイテッド・サポート・オブ・アーティスト・フォー・アフリカの強力な支持者であったこと。ウィ・アー・ザ・ワールドによって日本からもたらされた印税は、一貫してどの国よりも高い金額でした。ですから我々は日本の人々に対し、感謝という債務を感じていました。そして日本の人々が、それを最も必要としているこの時に、ささやかな貢献をしたいと思ったのです。災害で亡くなっ方々には平安を、悲しんでいる人々には癒しを、建て直しと回復という困難な試練に立ち向かう人々には強さと誇りを、そして日本の全ての兄弟、姉妹に愛を祈ります。
新型コロナウイルスが世界中で大流行し、大混乱に陥った2020年にも、世界中で歌われました。
みなさんは、この「We are the world」の歌詞を日本語に訳してみたことはありますか?
それも、ただの直訳ではなく、『曲に合うように』。
おそらく、みんな1人1人、少しずつ違う訳になっていると思います。
これは、僕が考えたことになりますが、
この曲からみなさん1人1人が受け取ったメッセージが、その訳ではないでしょうか。
僕も、日本語に訳してみたので、紹介します。
今こそ 拳を広げ
手を繋ぎ 前を向く時
自分の居場所を 失くしているあなたに
手を差し伸べる
これでもう 終わりにしよう
見て見ぬふりをするのは
僕らはみんな 仲間なんだ
必要なのは愛さ
世界は一つだから
今こそ手を取り合って 乗り越えよう
明るい明日を 平和な世界を
ともに作り上げてゆくんだ
そうだ みんなに 愛を伝えよう
仲間が 目の前にいるんだと
救いの手を 差し伸べよう
悩んでるのは あなただけじゃないんだ
世界は一つだから
今こそ手を取り合って 乗り越えよう
明るい明日を 平和な世界を
ともに作り上げてゆくんだ
例え 罵声浴び 絶望に襲われても
例え 朽ち果て 徒花と化しても
諦めなければ 全てが希望に変わる
何度でも 心を解き放て!
世界は一つだから
今こそ手を取り合って 乗り越えよう
明るい明日を 平和な世界を
ともに作り上げてゆくんだ
僕は、2019年3月に大学を卒業し、4月から生活費を稼ぐため、アルバイトをしていました。
そこで、毎日のようにパワハラを受け、鬱になりました。
人間不信にもなり、抜毛症にもなりました。
これらは、未だに治っていません。
この頃の僕には、助けを求めることができるほどの仲間は1人もいませんでした。
ですが、今の僕には、助けを求めることができる最高の仲間がたくさんいます。
その仲間とは、PCAのメンバーです。
そんな最高の仲間と一緒に「We are the world」を演奏し、最高の仲間に聴いてもらった。
僕には勿体無いほどの幸せです。
最後に、このPCFを成功させるために頑張ってくれた実行委員のみんな、本当にありがとう!!
特に、辛い思いをしながらも、実行委員長としてここまで突っ走ってくれた「イワソー」こと岩田壮くん!
イワソーとは、PCA0期で出会い、Unitも同じことから、一気に仲良くなり、今ではふざけ合い、お互いにいじり合い、馬鹿みたいなことばかりを言い合うような仲になりました。この縁もあり、昨年9月30日配信の「Hihukushoラジオ」にも出演してもらいました。
PCFのフィナーレで挨拶をしたイワソー。いろんな想いが込みあがり、涙を流して「(実行委員長を)やってよかった」と言った時、僕も我慢できず涙が出ました。
実は、「We are the world」を演奏したのはこの後だったため、泣きながらベースを弾くという始末でした(笑)
そしてもう1人、イワソーとタッグを組み、当日も音響担当として頑張ってくれた「あきちゃん」こと和泉明希帆ちゃん!
あきちゃんとの出会いは、2020年9月17日、Peace Buddyが初めて行った平和学習プログラムでした。
性格がかなり似ていることもあり、一気に仲良くなりました。
本番中、原因不明のハウリングが起きたり、時間も大幅に押してしまうなど、予期せぬたくさんのハプニングがあり、とても混乱したと思います。そんな中でも、しっかりと役割を果たしてくれたからこそ、僕らは演奏に集中し、そして最高の時間を共有できました。
2人とも、本当にお疲れ様!!
そして、ありがとう!!





