桜餅は、餅やあんの味よりも、餅のまわりを包んでいる葉っぱがメインの和菓子と言っていいだろう。

あの葉っぱで包んでいなければ、単なる餅菓子の一つにすぎないし、食用でない葉っぱで包んでいたら、柏餅と同じだ。

単なる餅菓子が、塩漬けの桜の葉っぱで包むだけで、見た目も味わいも上品になるのは不思議やし、最初に食べようと考えた人はナイス座布団一枚やな。

桜餅の発祥地は、東京の向島の長命寺らしい。向島堤の桜の葉っぱを塩漬けにし、花見客に販売したところメガヒット。これが、今の桜餅のルーツらしい。

当時使用された塩漬けの葉っぱは、向島堤の「ヤマザクラ」だったが、現在は向島産は使われておらず、伊豆で栽培されている「オオシマザクラ」が、国内で食用される桜の葉の大半を占めている。
日本にも正式な住所の決まってない土地がある。
どこかの僻地か無人島かと思うでしょうが、日本を代表する繁華街の花の銀座の一角に存在する。

住所が決まっていないのは、銀座の高速道路下の飲食店街。ここはかつて川が流れていて、戦後に埋め立てられたが、いまだに住所が決まっていない。

ここで営業している店は、好き勝手に住所を決めているが、正式なものではない。店が便宣的に名乗っているだけ。

好き勝手に名乗るから宅配便も届きにくいし、契約するにしても「正式でない」という理由で断られるケースがある。

ここの住民も「正式な住所を」と行政に訴えているが、土地が千代田、中央、港の三区の区境にあるため、どの区も主張して譲らずに決着がつかないし、住所も「銀座」を名乗れる中央区を希望するが、「有楽町」の名にこだわり持つ店もあり、住民側も一枚岩でない。

正式な住所が決まるにはまだ時間がかかるだろう。
行列のできるラーメン屋は、たいてい「一日50食まで」などと、出す麺の数を限定している。

超有名店になると、開店と同時に、目玉商品の「手打ち麺」に注文が殺到し、直ぐに「売り切れごめん」になり、自分の順番が回ってくる前に売り切れとなれば、ますます食べたくなり、再び来店する。

ウワサがウワサを呼び、マスコミがはやしたて、ますます「手打ち麺」に人気が集まる。

しかし、考えてみれば、不思議な話であり、店側も麺の数を増やせば多数の客に味わってもらえるし、売上もアップにもつながるのに、なぜ麺をたくさん打たないのか?

自家製の手打ち麺は、打つ手間がかかる以上に、品質管理が難しいからである。

打った麺を厨房に置いて置くと、茹でる前に湿気でのびてしまうし、乾燥した場所に置くと、ヒビが入って商品価値がなくなってしまうし、防腐剤をいっさい使わないので、日持ちしない。

つまり、美味しい麺を美味しいうちに食べてもらう「良心的な店」と言える。
縁側でお茶を飲みながら、ひなたぼっこするおじいさんとおばあさんや

将棋をする光景は、ちょい前の日本では当たり前だったが…

今は昔の話やね。

縁側のある家は、庭付き一戸建てが条件やから、地価の高い都会では縁側つきの家を所有するのは夢の夢。

同じえんがわでも、寿司ネタのエンガワもこちらも贅沢品の高級食材です。とくに、天然物のヒラメのエンガワは最高級品。

ヒラメのエンガワは背ビレと尾ビレの付け根の筋肉のこと。

回転寿司のエンガワは、ずっと安値のカラスガレイのエンガワです。
詐欺にはさまざまな種類がある。さまざまなタイプの人間を騙すべく、開発されたといってもいい。

詐欺で思い浮かぶのが金儲けの話
「絶対儲かる」
「殖やします」
人間の欲望につけこんだ悪巧み。
お金は、多くあったほうがいいと思っているわけだから、騙される素質はどんな人にも十分ある。

金さえあれば、たいていの世俗的欲求は満たされることが多いので、金欲につけこむが、詐欺の基本となる。