こんにちは。今日は慶應医学部に向けた最後の対策についてお話しさせていただこうと思います。
📊 慶應医学部の特徴
慶應医学部も慈恵医大ほどではないにしても、過去問をやり込んだかやりこんでいないかで大きく差がつく大学です。
東大理Ⅲや京大医学部に合格しても慶應医学部に一次で不合格になってしまう方の場合、多くが過去問の演習・研究不足が原因です。
ただし慶應医学部の受験生の多くが共通テストを受験する以上、ある程度効率よく対策を進めていく必要はあります。
2024と2025は直前期に本番と時間を合わせて演習することを推奨しています。
【1】英語(目標:100点以上/150点)
英語は慶應医学部に合格するには100点前後は最低でも得点したいところです。
まずは実力チェック
まずは2019、2020年の問題をセット演習で解いてみましょう。
またその際に必ず第三者に採点してもらうことをおすすめします。150点満点で点数をつけてもらってください。(記述は1箇所おかしいごとに2点減点、小問ごとにきちんと配点を割り振って採点する)
100点前後取れていた場合
実はそこから先は過去問をやり込んだところで点数が大きく変わることはないでしょう。
- 自由英作文のみ2019〜2023の5年分は演習
- 長文読解に関しては余裕があれば少々解く程度で良い
点数が不十分であった場合
失点している分野ごとに対策を講じていく必要があります。
- 文法語法での失点が多い場合:Next Stageで前置詞と熟語のインプット
- 和文英訳での失点が目立つ場合:「英作文のハイパートレーニング」の解答を音読
- 自由英作文:2019〜2023の5年分は最低限添削指導を受ける
💡 自由英作文含め、最低でも大問1つは毎日解くと、点数がじわじわ上がってくると思われます。
【2】数学
数学もやはり2019年、2020年の問題を解いてみて雰囲気をつかみましょう。
2022年前後から作問者が1名変わっている感じもしますが、雰囲気や形式は過去問と変わりません。
⚠️ 最大の落とし穴
成績的には合格の可能性があったにも関わらず慶應医学部に不合格になってしまう理由の1つとして、小問集合と確率でケアレスミスを連発してしまったというケースを毎年多く見ます。
過去問を通しで解く際には、まずは前半2つの大問がどれくらいできているかを見るようにしてください。
📝 数学の学習プラン
逆に言うと2019年と2020年の演習を通じて、合格点に達するためには小問集合と確率は落とせないという感覚を養うことが重要です。
残りの年度についてもまとまった時間で演習する時間が取れない場合には:
- 「小問集合と確率」までは時間を測って解く
- 後半2問に関しては解けそうなものと重要なものに絞って解く
💎 兎にも角にも第2問までで満点を死守する練習が合格に不可欠です。(ただし小問集合に明らかな捨て問が入る年も)
また確率と統計の分野からも出題される可能性がかなり高いため、教科書レベルの計算問題は必ず解けるようにしましょう。
【3】理科(目標:合わせて120〜130点)
理科は問題の難易度が高かったり、採点や配点が厳しかったりすることもあり、合わせて120点〜130点を目指していくというのが良いでしょう。
⚠️ 重要な心構え
経験則になりますが、例えば自己採点の段階で80点×4で320点を取れたと感じていても、最終合格には至らなかったというケースがありました。
極端な話のようにも見えますが、慶應医学部は英数で点数を稼ぐのが基本と考えてください。
物理
第1問の小問集合が鍵
第1問の小問集合が特徴的です。第1問は対策をしたかどうかで大きく差がつく大問です。
したがって第1問に関しては過去10年分に出題されたものに関しては必ず覚えておくようにしましょう。
📝 物理の学習プラン
残りの2問に関しては取れるか取れないかがはっきりする問題。
したがって過去問演習をする際には、最初のうちは時間を気にせずに考え抜く年度を作るというのが勉強のコツです。
化学
化学は他の2科目と比べると問題は標準的ですが、依然として正答率が低そうな問題の配点がかなり高い傾向があります。
⏰ 時間配分の重要性
化学と生物は時間との戦いの側面が他の科目と比べて多いため、1科目60分程度時間を測って解くことの有用性が高いです。
📝 化学の学習プラン
ただし復習の際には時間はあまり気にせず、一旦は全ての問題に手をつけるようにしましょう。
「考え方はわかったけど時間がなくて解けなかった」問題こそが本番では差がつく問題であるということを理解し、その上でどこまでは解けたorここは捨てても仕方なかったかを判断することが有効です。
🎯 まとめ:慶應医学部合格への道
慶應医学部は過去問研究が合否を分ける大学です。特に:
- 英語で100点以上確保
- 数学の小問集合・確率で満点死守
- 理科は120〜130点を目標に
英数で点数を稼ぐことが合格への最短ルートです。今からでも遅くありません。一緒に頑張りましょう!
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