
幸せは好奇心から生まれる。
どーも、僕です。
※旅人情報は最後に少し掲載してますので参考に。
現在地、フィリピンセブ島。
国内の90%程がキリストの国フィリピンだけあってXmasの盛り上がり方がパナイ。外は爆竹と花火でうるさ過ぎ。銃声が混ざってても分からんね。
アフリカを離れ経由地バンコクで病院へ行き(アフリカ最終国のエチオピアから熱が下がらずフラフラだったのでエボラ?を疑い)、数日程日本滞在し、極寒の日本国離れ南国のセブ島に舞い戻りました。
ご飯美味しく豊かで便利で安全な日本滞在のお陰で心身共にバリバリ元気になりまして南国セブ島でノン気にやってます。
アフリカ旅がキョーレツでしたので自身の旅ログ目的にアフリカBlog更新してまいります。
本題。
ブルンジってなに?
ブルンジってどこ?
そもそも
ブルンジって国なの?
そんな国ブルンジ。
この国を知っている日本人がどれくらいいるのか?1%いるかなー?
未知過ぎて全然分からないからどんな国かリサーチしてみました。
が、全然情報が出てこない。
NET上には目ぼしい情報ほぼ無し。
旅人界の王道本、地球の歩き方にも半ページすら記載の無い未知なる国。
行く人が殆どいないんだなー。
この国には日本大使館も存在していないし。
行って大丈夫な国なのか?
治安は?宿は?最低限度のこともよく分からない国。入国出来なかったら出来なかったで、まぁしゃーないかなとか思って突撃してみました。
ブルンジで見かけた日の丸

ビザはブルンジの首都にあるブジュンブラ国際空港で取得。

発給されるのは3日間のトランジットVISAのみ。US40ドル。
たいして苦労せず結構簡単にとれました。
まずは入国出来たので第一関門突破。
さあ市内までどれくらいかかるのか?
交通手段は?宿は?言語は?色々とチンプンカンプン。
殆ど事前情報を持ち合わせず来たので空港内でリサーチ開始。
空港職員やセキュリティマン達に片っ端から絡み情報収集。
まずは泊まるとこ確保せんと。
条件は町中でシングルでキレイでUS25ドル未満。
この国の色々なレベルや基準も分からず取り敢えずこの条件提示。
紳士なタクシー運ちゃんや親切なセキュリティマン達の協議の末、オレの今夜の宿が決定。まずはそこに連れて行ってもらう。
ブルンジフランの現金を殆ど持ち合わせて無かったので途中で止めてもらいATMで引きだそうにも何故だか使えない。
次は両替商に行くもドル、ユーロ以外はレートが悪い。今後の国の事も考え手持ちのドルとユーロはセーブしたかったのと手持ちのケニアシリングをどうにか両替したいけどレートが著しく悪い。
空港で確認したケニアシリングからブルンジフランのレートは事前に調べてた公定レートより15%程目減りする。途中で見つけた両替商に立ち寄ってレート確認するも空港よりは良いけどそれでもいただけないレート。
運ちゃんにそのこと伝えるとどっかに電話し始める。そしてこのレートでどうだ?と提示してきた金額は事前に調べてた公定レート通りピシャリ。
OKすると町中の若干ガラ悪そうな場所で車は停止。
なんか嫌な予感する。。。
ギラギラした目つきで手には札束持ってる奴ら10数人程に車は囲まれ窓越しにゴチャゴチャワーワー言いよられ窓ガシガシバンバン叩かれ。
こぇーな、おい。
オレ、はめられたか?
ここで身ぐるみはがされるパターンか?
ここは路上両替商人が集まる闇両替的な場所っぽい。
運ちゃがさっき電話した奴だろー。そいつと公定レートで両替してもらう。
偽札掴まされたり数字誤魔化されることもなく結果オーライ。
調べてないけどここにはブラックマーケットが存在しているかも?そんな匂いがしてますね。
公認両替商が出来ないレートで交換可能なところは大体裏があること多いので興味ある今後の旅人さんはお調べください。
この時フト思ったけど、
ベネズエラでのブラックマーケットは今も健在なのかなー?闇両替したら公定レートより倍くらいになる謎のブラックマーケット。昔あの国ではだいぶ得しました。
現金も手にし宿に無事チェックイン。
ここまで殆ど通じなかった英語なのに対応してくれた宿のにーちゃんは英語が問題なく話せる。やっとまともに会話出来る。
まずは一人で町中歩いても大丈夫なものか治安を尋ねると。
ノープロブレム。
ホントに?てっ聞いても
ノープロブレム。
2008年頃まで長期にわたる民族対立での内戦があっていて国連や世界中から経済制裁も受けており、世界銀行の2013年の統計では国民ひとりあたりのGNI(国民総所得)は280ドルと世界ワースト2位の国である。因みにワースト1位はマラウィ。
ノープロブレム?
まじか?
そもそも危ないの基準が違うから現地人にとってのノープロブレムとは交わらない。
まぁー信じよう。
そのノープロブレムを。
ってことで注意払いながら町に繰り出してみることに。
空気は肌で感じ取るもの。自らの経験値から得ているオレ的治安計測器をフル活用させ町中空気チェック。
結論
対して問題なさそう。
免疫、抵抗力があがってるってのもありそうだけど。
一国の首都と言っても小さな町で。1番高い建物でも10階にも満たない。メイン道路から一本外れると舗装もされていない。この国の発展が遅れているのが町の状況から見てとれる。
こちらは首都の中心部。


この国の産業を調べると外貨の60%程はコーヒーで得ている。就労人口も国民の過半数以上がコーヒー産業に従事している偏った国で。
余計なお世話だけど。
外貨の60%以上はコーヒーが稼いでいる。
もしも大型の自然災害が襲って商品にならないような事が起きたらこの国破綻しないの?貧しい国には保険制度なんて機能していないしなー。って余計なお世話でした。
そんなコーヒー国の極上コーヒーを飲みに現地では高級な(店内は金持ちか外国人しかいない)カフェに入り味わってみたりして一息。
そしてブルンジコーヒー豆を入手したく町中フラつくも見つけれず。。。
そーこーしてたら雨降り出したからBARに入ってみる。
ブルンジローカルビールを飲んでみる。


ビール BIF1.700(136円)
ポテト BIF2.000(160円)
治安の分からない国で夜な夜なBAR。
Wi-Fi使えたからiPhoneピコピコしながらビールとポテト。
普通にうまい。そして安い。クオリティも悪くない。
辺りは日も暮れ真っ暗。
外出るとタクシーも走ってない。夜道怖いけどメイン道路まで街灯なんて無い真っ暗な夜道歩きながらiPhoneフラッシュたいてパチリ。

無事宿には戻り1日目終了。
シャワーは水しか出なくて、お湯が欲しい言ったら沸かしたお湯をバケツに入れて持ってきてくれた優しい宿のお兄さん。ありがとう。
水とお湯を交互に浴びるシャワーなんて日本では中々出来んよ。
この国に居れるのはビザの関係で3日が限度。
まぁ十分かと思うけど。
翌日、宿の英語通じるスタッフにブルンジ産のコーヒー豆買いたいからどこで買えるか尋ねると、分かるよとの事なのでタクシー運転手に場所伝えてもらい(言葉の壁がシンドイので) そこまで行ってみる。
降ろされた場所は地元民御用達の店内停電中の薄暗いスーパー。
インスタントはあってもこんなとこに本格的なのあるわけないじゃーんと思って探すもインスタントコーヒーすら置いてない。
町中でも豆売ってる店も見つけれずスーパーにも置いておらず。
主要産業はコーヒーなのになんで無いの?
国内消費されず殆どが国外に流れてるんだろなー。ネット叩くとメジャーではなさそうだけど日本でも流通してるみたいだし。
購入は諦めてスーパーの前で絡んでくる物売り達に絡み返し遊んでました。
買わないか?言われたバナナ。
通り
かかりのポリ君写っとるし。
なぜにあなたカメラ目線?頼んでないよ。

こやつがお調子者で色んなポーズ決めてもっと撮れ言うてくる。
ここから急展開が待ち受ける。
腹減ってきたんで美味しいレストラン教えて言うと近くにあった高級レストランに案内され迷ったけど入店。
コーヒー豆買うため用に両替したブルンジマネーも使い道無いし、高そうだけどまぁーいーやと思って入店。
高級レストラン言っても日本円にするとこれで千円くらいで。
でもブルンジの平均年収と日本の平均年収から物価換算すると12万円くらいの価値になる。なんたって平均年収280ドル(33.000円程)の国なので。
普通の現地人は食べれないね。
食後に頼んだコーヒーは200円弱。
店内のBARカウンターには本格的なコーヒーマシンに豆もあったのでブルンジ産コーヒー豆について聞いてみたら、ここの豆を出してきてくれた。

100%ブルンジコーヒーで業者から直接仕入れてると。マジ?それ探してたヤツなんだけどー。買いたいからその豆売ってくれと直談判。良いよとのことだったけど本格的なブルンジコーヒーが買えるお店を紹介してもらえることに。
ラッキー。
貧乏飯ばかり食ってないで高級レストランに入るとこんな事も。
タクシーで10分もかからないからと住所と店の名前を書いてもらい店を後にした。
通りすがりの人にそのメモ見して知ってるか?言うと勿論だと、歩いてすぐだみたいなこと言われその内の1人がいー奴で案内してくれることに。若干の怪しさを警戒しつつもついて行くも中々着かない。
すぐ着く言うたのに、15分歩いても着かない、まだ?言うてももーすぐそこだみたいな感じで付いていくもドンドン郊外になり周りに店なんか無くなりただの道路に。
ハメられてるかもなー?って思い、イキナリ人気の無いとこで襲われるかも?とか思いながら前後を警戒しながらそいつの3歩後ろくらいを付いて行くこと更に10分ちょっと。
オレの頭の中では日本とかであるようなコーヒー豆を計り売りしている小さなお店を想像してた。少量で買えるとさっきのレストランの人は言ってたからさー。
しかし着いたぞと言われた場所は想像していたものとは全く違いどでかい倉庫みたいな場所で。

でもコーヒー的な場所であることは間違い無い。
歩いて30分近くするところを案内してくれた通りすがりで声かけたこの方。疑ってゴメンなさい。本当にいー人でした。ありがとう。
ここはお店というか本家の製造元である工場だったのだ。スゲー。
キリマンジャロ産に続いてブルンジ産100%コーヒーGET。

せっかく製造元まで来たんだし、国内のナンバーワン主要産業なんだし社会見学してみたくなりワクワク好奇心センサーが反応し出す。
中を見学したい。写真撮りたいと購入窓口でお願いすると倉庫内の事務所に案内された。事務所スタッフに直談判するもダメだとの回答で。その回答に困った顔するオレに事務所内スタッフも同じく皆困った顔する。
全員が困った顔。面白い空気だ。。。
そりゃそうだよね。
良く分からん素性の知れない外国人がノーアポでいきなり製造元訪れ中を見せて欲しーなんて、ちゃんちゃらオカシイ話で。
簡単に引き下がらないオレにマネージャーの許可が降りれば大丈夫かもと提案してくれ更に奥の別室の重厚な部屋に通される。ここで1番偉いマネージャーとご対面。満面の笑顔で挨拶と握手という基本中の基本に全神経を集中させまずは受け入れてもらうことから。
どーしたのか聞いてくれたので見学を申し出ましたら、バイヤーだと思われたみたいで名刺出せ言われる。そんなの持ってないタダの旅行者で、ブルンジコーヒーが大好きだから見せて欲しいと精一杯懇願。
変な奴だなーと思われながらも、オモロイ奴だなーとも思ってもらえ?OKサインでやしたー。
あざぁーす。
どでかい焙煎機。ドイツ産だって言ってました。


たまたま来たここはブルンジ国内でも最大手に分類されるメーカーのようで、最後にマネージャーに直接取引のお願いも厚かましくしてみたところOKだよとのことでメールアドレスと電話番号教えてもらい、必要ならここに連絡してこいよと。
すげ~。ラッキー過ぎる。
マネージャーさんと商談?後にパチり。

今後、ブルンジコーヒーブーム到来した場合はブルンジコーヒー商社としてビジネススタート出来ますな(笑)
ブルンジコーヒーお探しの方
ご連絡お待ちしております(笑)
PS
国際線の搭乗手続きでさえアナログの国。
搭乗リスト見ながらチェックして座席決めてボーディングパス手書きだし。
どんだけ遅れてんのー。
旅人さんへ
ブルンジ情報 (2014/12)
情報がNET上でほぼあがってこないので今後の旅人さん用に書き記しますのでご参考まで。
⚫️為替レート
通貨BIF(ブルンジフラン)
13BIF≒1円
1.550BIF≒1ドル
1.930BIF≒1ユーロ

⚫️両替事情
空港内にはVISA費用払う窓口があってそこが両替所も兼ねている。
レートは街中より悪いから少額にしましょう。
イミグレ内外どちらからでも対応可能。イミグレ出て荷物ピックして出たところにATM機が1台のみ存在。

街中には結構両替商の店が存在する。近隣諸国に等しくUSドルとユーロ以外はレート落ちます。
⚫️タクシー事情
ブルーと白基調のもの

空港→市内
30.000(20ドル)
市内→空港 要交渉
20.000~23.000(13~15ドル)
空港↔︎市内 30分程度
渋滞とかも無いに等しい
街中タクシー
10分~15分程度で何処でも行けるくらい小さい街
相場 2.500(1.6ドル)
バイクタクシー有
1.000~1.500
※夜は法律でNG?とかで居ない
⚫️宿
Hosanna Hotel
25ドル/1泊
•朝食付かないがローカル食堂みたいなの併設
•停電は日常のブルンジですがジェネレーター有りなので朝と夜は稼働させてくれる
•街中まで徒歩15分、タクシーで5分
•フロントのお兄さんが1人英語可
※コテコテバリバリボンビーバックパッカーの方々には予算オーバーかと思いますが宿の方々も親切で綺麗(蚊帳有)でお勧めです。
⚫️バスターミナル
調査しておらず、陸路の方ゴメンなさい。
⚫️治安
近隣諸国と変わらない感じ。昼間の町歩きは近隣諸国同様の注意を払えば特に問題なさそう。タクシーとかも基本はボッてこない。
⚫️言語
ローカルとの絡みは英語は通じないと思って良いが数字のやりとりくらいなら英語でも結構いける。