ブラジルに上陸果たしています。
治安不安はあるものの、日本のニュースではそんなニュースばっかじゃね?テレビ見てないから知らないけど。良いとこも沢山あるよー。そんな良い面にもフォーカスしてレポートしていきます。
ちなみに州や町にもよるけど、日本戦第1戦目開催されるレシフェと言う町はブラジルでも屈指の犯罪比率。日本の殺人比率43倍。強盗比率200倍。と、たまげる数字だけど、そんな数字にメゲズにビクツカズに、でも最大限の用心はして楽しんでまいります。
日本代表の合宿地に特攻してきました。
行動すればマイナスもプラスにも遭遇するわけで。そんなエピソードも踏まえて。
まずここ3、4日、サンパウロの地下鉄はストライキで動いていない。
現地参戦組の方のレポートやホテルのフロントや町中のインフォメーションでも皆そう言ってる。でも取り敢えず滞在している最寄りの地下鉄駅に侵入してみると人いるじゃーん。駅員らしく人に○○に行きたいって聞くと快く教えてくれる。あれ?ストしてないの?皆口を揃えて動いていないっていうのに結論動いてました。終日地下鉄にはお世話になったけどポルトガル語しか通用しないブラジルの町では大変だべー。
日本代表ブラジル入りした日とオレがブラジル入りした日が偶然にも同じ。ネーットニュースで合宿地を知ると今居るサンパウロの町から約100キロちょっとの町じゃねーか。いつものノリと勢いに任せてたいした下調べもせず、その町へ向かうことに。行けばなんとかなるでしょ的なノリで。そこの町までバスが出ている長距離バスターミナルまで向かいとりあえず向かうことに。ここから軽い悲劇の始まりが。。。
まず降りる町を一つミスってて終点まで行く。町につけば合宿地くらいその辺の人に聞けば楽勝で判明すると予測して到着したものの下車する町をミスったもんだから誰もわかんない。根気よく聞き込みし続けるとやっと判明。でも遠いよって言われる。タクシーしか交通手段はなく40分はかかるとのこと。疑心案儀だけどここまできて引き返すのも酌だし信じてレッツゴー。やっと着いた先には警察車両と警察がうじゃうじゃ。
でもサポーターやマスコミらしき人は全く見当たらない。ホントにここか?着いた先は森の中にある高い塀に囲まれた大きな大きな邸宅みたいなとこで。???重厚な門の前まで行ってタクシー運ちゃんが何か言ってくれてる。ここで判明したことが。ここは日本代表が宿泊している場所であって練習はここではしていないと。えーーー。じゃあ何処よ。って聞くとここから1時間は離れた違う町だった。。。なぬぬぬぬーーー。ピンチ到来。そりゃ誰もいないは。マスコミ1人として居ない訳だは。でもねやっぱり引き返すの酌だからタクシー運ちゃん頼んで警官に教えてもらったとこまで行く事に。下調べもせず、適当にノリで来るもんじゃなかったと自分のアホさに少しだけいらつきはするものの`ナントカなるでしょ`といういつも通りのノー天気ぶり。そしてタクシーでの意味の薄い無駄なドライブを2時間近く楽しんでやっと目的地の練習場到着。人のウジャウジャを見た時は感激。着いたー。マスコミも日本代表ユニフォーム着た色んな人達もが。でもね支払ったタクシー代金150レアル(日本円で6700円)と馬鹿クソ高い支払いで。まぁでも言葉も通じないのにちゃんと調べずきたオレが悪いわけで。。。
不運の連続の後のここからは運を見方につけることが立て続けに起きるわけで。
スタジアムに着いたは良いものの入場ゲートには長蛇の列。入り口まで行ってよく観察しているとチケット切られている。タダで入れないの?何そのチケット。金払うでもいいけど何処でそのチケットはゲットするの?オレ持ってないし。ここで手当たり次第に聞き込み開始。でもよく理解できない回答ばかり。サンパウロでーとか。アホか今からまた100キロ以上も戻れるかー。見た目は日本人に近くてもブラジルは日系人も沢山いるわけで、日本人だと思って声かけたらポルトガル語で返ってくる。えーっと分かりませんがな。そんな聞き込みをしているとチケットを差し出してきてくれた方が。このブラジルの方。マジで?いーの?アイコンタクトのみの会話と通じない言語コミュニケーションが続く中、くれました。本当に?やったー。
入場したら居る居るー日本代表が練習しとるがなー。
前日はアメリカだったので軽めのトレーニングなんだろうけど、メッチャダッシュしてるし。間近で見る日本代表にテンションMAX。ザッケローニー。香川ー。本田ー。みながすぐそこに居る。すげーなマジで。マスコミ、カメラマンの数も半端ない。客席でも取材が行われてたりで。
練習風景は写真から想像してください。
軽い紅白戦も見たけどスピーディ過ぎてもう最高です。
日の丸を掲げ記念撮影。
そして2個目の運はここから。
この記念撮影を頼んだ隣に座っていたブラジルが最高に良い人でね。ブラジルでは珍しく英語も通じる。カップルの彼氏側が話せるのでちょっとお話を。彼らはこの町に住むブラジル人でね。たまたま今日見にきてたらしく。ここでここまで来るのに苦労したこと。ここからサンパウロまでの帰り方。バスターミナル何処?や銀行行きたい。ATMがポルトガル語で全然分からないなどなど。したらね、あなたをフォローするからって。本当に?海外では簡単に人を信じてはダメなんだけど、経験値から感じるこの人は良い人だ。との思いで彼等とこの後の行動を共にすることに。スタジアムでたの18時前。日も沈み夜道を1人で歩くなんて怖いわけで。人ごみに混ざって選手の出待ちを軽くして。バスに乗り込むのはザッケローニさんが1番でした。そして1番前に着席ね。
困ってたこと。
現金を手にしたい事(タクシーで使い過ぎて帰りの現金が無かったこと)。ATMまで連れってほしいこと。でも沢山のATMがポルトガル語表示で分からないからから教えてほしいこと。現地携帯のSIM購入とプリペイドチャージがしたいこと。ブラジルでは携帯SIM購入の為にCPFという納税証明書がいる国で。そんなもん旅行者のオレが持っているわけもなく。外国人にとっては難題が立ちはだかりましてね。普通無理なこともオレは諦めません。
この辺の事情は彼等は外国人にとってとても難しいことだと理解を示してくれ、スタジアムを後にして色々と連れて行ってくれてね。念願の携帯SIMも無事ゲット。でもこの日は日曜で沢山のATMが稼働していないのか現金が入ってないのかで10個以上のATMでの現金引き出しに失敗。大きなモールにも2つも連れて行ってもらって。しかも車でね。最後は結局オレの持ってるユーロとブラジルレアルとの交換をしてくれた。ここでまた人の良さ満載の彼でね。ユーロと両替するよ。でもレートがわからないよー。オレはだいたい分かるからこれくらいっていうとあっさりOK。自分で調べることもせず信用しきってくれて。しかも最後はレート以上、オレの言い値以上の現金をくれた。多いよって言ってもこれはギフトだって。いい人を超えてるいい人でね。最後にバスターミナルまで送ってくれて連絡先交換してお別れ。何か困ったらいつでも電話してきてってね。2時間程度の付き合いだったけど最高の現地人に出会い沢山助けてもらいました。
本当にありがとう。
治安面のマイナスばかり報道されてるでしょうが、ブラジルには素晴らしい優しい人々も沢山いることも知っててください。
サンパウロ到着後は地下鉄乗り継いでホテルまで。
22時を過ぎており歩いて帰るのは不気味だったけど周り確認しながら最大限の注意を払ってホテル無事帰宅。疲れから夜飯も食べずシャワーして爆睡。
不運と(ってか行き当たりばったりのオレが悪いけど)、幸運に恵まれたブラジル2日目でした。
今夜のフライトでサンパウロを後にサルバドールって街に北上します。
ちなみに時差は12時間ね。
ブラジルが日本より12時間遅いよー。
ではでは。